Tuesday, June 6, 2023

台湾のバンド・ゲシュタルト乙女が語る、なぜ日本語で歌を書くのか

ゲシュタルト乙女が日本語で歌う理由――そこには、Mikan Hayashiの亡き母親への想いがある。その上で、ソングライターとして日本語でしか表現することのできないニュアンスがあることを発見し、それを活かすことで自身の感情を表現できるのだと語る。 今年1月にゲシュタルト乙女の初期メンバーであったKaiakiが脱退し、現在はMikanの1人で活動中。初の日本ツアー開催を前に、改めて日本にいる人たちへ向けて、Mikanの日本の音楽に対する想いと、メンバーの脱退や「塞ぎ込んでいた」という時期を経た今の心境を語ってもらった。自分を抑え込んでしまう考え方からも、過去の想いからも、さらには国境からも、Mikanは自身を解き放って「自分がまだ知らない自分」に会いにいこうとしている。あなたとともに。 ―最初にお聞きしたいのはやはり「なぜ日本語で歌うのか?」というテーマで。過去のインタビューなどから「日本の音楽が好きだから」ということはもちろん理解しているんですけど、ゲシュタルト乙女を聴いていると、ただ「好きだから」とか、もしくは「日本で売れたいから」とかではなく、日本語で表現することがMikanさんの人生にとって欠かすことのできないライフワークになっているのだろうなと感じるんですよね。だからこそ、あえてそのテーマを深掘りさせてもらいたくて。もともとご両親が日本の音楽が好きで、昔から聴かれていたんですよね。 Mikan:そうですね。両親が日本へ短期留学をしたことがあって、私は小さい頃から日本の音楽やドラマとかの文化を取り入れた環境で育ってきました。母が運転してるときにもよく日本の曲が流れてたし、母はよく弾き語りで日本語の曲を歌ってたので。小さい頃は日本語がわからなくて「何だろうなあ」みたいに思ってたんですけど、大人になって「あ、母が歌っているのは日本語の曲なのか」とわかって興味が湧いて。音楽が好きだという感覚が芽生えたのも、母が日本語の曲を弾き語りしていたからだと思います。そこから高校2年生くらいのときに、高校生のうちに何か残しておきたいから自分の曲を作ってみようと思って、でも友達とかに歌詞の意味がバレたくなくて、日本語でずっと書いていて。中国語で書こうと思ったこともあるんだけど、どうしてもぎこちなくなっちゃって。日本語で歌詞にする方が自分の性格に合うし、慣れている感じがしますね。自分の心境を一番表すことができるんじゃないかなと、大人になってから思いました。 ―そもそもご両親はなぜ日本の文化に興味を持たれていたのでしょうね。 Mikan:明確に聞いたことはないんだけど、アートが好きで。留学したときも、デザインとかアート系の学科に行ってました。憧れがある、という感じはしましたね。 ―お母さんが聴いていた、もしくは歌っていた日本語の曲の中で、特にMikanさんの記憶に残っているものは? Mikan:「ハナミズキ」(一青窈)、MISIAさん、DREAMS COME TRUE。あと德永英明さんが大好きで、毎回アルバムを買っているようでした。徳永さんのカバーで「雪の華」とか、いろんな名曲を知りましたね。 ―プライベートなことに踏み込んでしまうかもしれないので、もし答えたくなかったら「答えたくないです」って言ってもらって大丈夫なんですけど、お母さんは亡くなられているんですよね。 Mikan:あ、そうですね。 ―亡くなられたのは、Mikanさんが何歳の頃ですか? Mikan:大学に入る前の夏休み。もう結構経ってますね。 ―じゃあ、ギター持って歌い始めてから結構すぐだったんですね。 Mikan:そう。私がバンドを組んでいる姿を、母は見れていなくて。最近思うことは……自分が日本語の歌詞をずっと書いているのは何が原因なのかなって、自分の中で探ってて。母との繋がりをずっと保っていたいというのもあるんじゃないかなと、27歳になって改めて思うようになりました。5月5日がこどもの日で、自分の子どものときの写真とかを見ていたら、母との繋がりみたいなものが蘇ったというか。改めて、自分が日本語で歌詞にするのは母との繋がりがずっとあってほしいから、というのもあるんじゃないかなとは思いました。 幼少期の写真(提供:Mikan Hayashi) 何を残すべきか、もしくは残さない方がいいか ―オリジナル曲を書き始めた高校生の頃は、どういった心境を歌にしていたんですか?「友達にバレたくない」と思うものとは、どういうものだったのでしょう。 Mikan:人間関係とか、人と人の距離感とか。台湾では「敬語」という意識があんまりなくて、人と人の距離を言葉で表すことが難しい。日本語には「敬語」や「タメ口」があって、すぐに人と人の距離がわかるじゃないですか。自分の性格はちょっと心配性で、「自分が何かしたかな」みたいなことを考えちゃうタイプで。台湾ではこういうのを言葉でなんて表したらいいかわからないんですよね。高校で書いた曲は、ほぼこういう感じの歌詞だったんじゃないかなと思います。 ―今は、どういう感情や出来事から歌詞にしたいものが湧いてきますか? もちろん曲によるとは思うんですけど。 Mikan:自分のネガティブな想いとか、本当に大事にしたいこととかを、凝縮して歌詞にしたい。想いという形がないものを曲や歌詞にしたいなとは常に思っています。 ―新曲「窓」もそうですけど、ゲシュタルト乙女の音楽は「忘れる」「忘れない」というワードがよく出てきますよね。 Mikan:ああ、たしかにそうかも(笑)。無意識的に、何を残すべきか、もしくは残さない方がいいか、多分、生きていく中でずっと思っていて。何が自分にとっては大事なことで、何が一番心がけるべきことなのか、みたいなことをずっと思ってる。私はMBTI診断で「ENFP」っていう、楽観的で忘れっぽい性格というふうに出て当たってるなと思っていたんですけど(笑)。なるべく後悔もしたくない。どんな選択であっても結果に対して自分が納得できるようにしたい。何も無駄にしたくないし、「悲しいな」という想いに時間をかけなくない。だから何か大きな変動があってもすぐに立ち直れるような人なんじゃないかなとは自分で思います。 ―ソングライターとして、そういった想いが中国語よりも日本語の方が表現しやすいという感覚があるのでしょうか。 Mikan:中国語は母国語だから、ぎこちないよね。ゲシュの歌詞は、特に新曲はそうだと思うんですけど、まっすぐ想いを伝えるようなものになっていて。中国語って全部見抜かれるような感じで、もし中国語で作っていたら、ちょっと恥ずかしいなあという気持ちがありますね。 ―そうやって書いた曲が日本人に聴かれることに対しては、どういう気持ちですか? Mikan:台湾のバンドとして意識して聴いてほしいなというのはあるんですね。でも台湾と日本とか関係なく、私1人として発信していきたいのはこんな音楽だよって、日本のリスナーに向けても、台湾のリスナーに向けても届けていきたいなと思います。 ―Mikanさんの歌詞って、日本語に対して自由な発想を持っているからこそ、抽象的なことや形のない想いを日本語で表現するときに「そういう表現の仕方があるのか」と、新しい言い回しに出会わせてもらうようなことが多いんですよね。しかも抽象的なもののはずなのに「ああ、わかる」って想像も共感もできる。それが面白いし、Mikanさんの書く曲の魅力のひとつだなと思ってました。 Mikan:ありがとうございます! 実はみんな表現者なんですよね ―時間の流れや空間の制限に逆らって「想い」を音楽という形にして残そうとしたときに、今のゲシュのサウンドを選んでいることもしっくりきます。こういったサウンドだからこそ表現できるものが、Mikanさんの中であるのだろうなと。 Mikan:高校の頃はきのこ帝国とかindigo la Endを聴いていたので、そういう音楽に染められて自分の色になっていくような感じで。きのこ帝国は、聴いていて落ち着かないというか、ドキドキするような感じがずっとあるんですよね。たとえば「春と修羅」はコード進行が2つだけで、だけどすごく暴力的に音を鳴らしているような雰囲気で、しかも物語を述べるような歌詞で。それを聴いて「バンドってこんな感じなのか」って、自分の中で意識し始めたんです。indigo la Endは、歌詞の書き方がそれまで聴いてきた音楽とはまったく違って、綺麗な言い回しが魅力的だなと思いました。 ―「ゲシュタルト乙女」が、メンバーの脱退もあって今は1人であるにもかかわらず「バンド」という形態を続けるのはなぜでしょう。Mikanさんの中で「バンド」というものに強い憧れがあるのでしょうか。 Mikan:ありますね。今メンバーは私1人になっているんですけど、ゲシュタルト乙女はバンドでずっとあってほしいなと思っていて。「バンドでありながら、音楽プロジェクト」という形でやりたいなと思っています。今は、桃太郎が仲間を連れて鬼ヶ島に行く途中だと思います(笑)。今回のツアーには出ないけど、実は将来に向けて仲間を集めながら新しい音楽を作っている最中です。 ―6月から初の日本ツアーが始まりますが、ここまでのお話を聞いて、それがMikanさんの人生にとってとても大きな意味のあるものなのだろうなと思います。今、ツアーに向けてはどういう想いがありますか。 Mikan:終わりじゃなくて、始まりだなとは思っていて。高校時代の夢が日本ツアーに行くことだったけど、今は次の目標へと繋がる始まりになっているから、自分も進化していかなきゃいけないなとは思ってます。コロナ前からずっと計画していたんですけど、結局コロナがあって、バンドも編成が変わって。いろんな変化を受け止めて、改めて日本ツアーに行けると決まったことが嬉しいなと思うんですよね。コロナでライブができない空白の時間を過ごしてライブの大事さがわかったし、自分なりに自分を表現してステージに立つ姿をお客さんに見せたいなという想いがあります。自分も表現者という形でステージに立っているんですけど、お客さんものライブのひとつの部分なんじゃないかなとは思っていて。実はみんな表現者なんですよね。ライブのときにみんなでひとつになってほしいなって思います。 自分を閉じ込めているような状態だった ―Mikanさんの次の目標って何ですか? Mikan:音楽をずっと作り続けることが目標ですね。自分が本当に形にしたいことを1個1個続けていくことが、自分の中の鬼ヶ島なんじゃないかな(笑)。何があってもずっと音楽を続けたいなという気持ちです。 ―ツアーのタイトルが「未来の窓」で、新曲のタイトルも「窓」。未知の自分に会いにいく、といったことを今Mikanさんの中でテーマにしている理由を聞かせてもらえますか。 Mikan:心理学の「ジョハリの窓」というのがあって、自分のことを窓として見たときに4つの分類があって「未知の窓」がその1つで(※自分も他人も知らないような、まだ誰からも知られていない自己を「未知の窓」という)。今いろんな変化を受けている途中の状態で、どんな未知なる自分を見つけられるんだろうなって。それがツアーでやっていきたいことだし、ライブに来たお客さんにも自分も知らない自分を見つけてほしいということを伝えたいです。「窓」の歌詞は自分に向けて書いていて、”君”と出てくるんだけど、それも自分と自分の会話みたいな感じで。バンドメンバーが脱退して、全部自分が向き合わないといけない状況だけど、自分で自分を引っ張って前を向いて歩きたいなという心境です。 『窓』ジャケット/イラスト:我喜屋位瑳務 ―Kaiakiさん(今年1月に脱退した元メンバー)の脱退は、きっとすんなり受け入れられるものでもなかったですよね。 Mikan:でも身体の状態があんまりよくないということで、ここ2、3年間ずっと話はしていたので。ただ、日本ツアーに一緒に行けてないのがちょっと惜しいなあという気持ちはあるんですよね。だけど2人のこれからのこともあるし、みんなの中で出した着地がそれだったので、それを引きずって悲しむとかではなく、前を向いて歩こうって。 ―未知な自分を探っていこうという気持ちが今Mikanさんの中でテーマになっているのは、ゲシュの状況やコロナ禍の変化があったから、ということ以外にも何か理由があったりしますか。 Mikan:高雄から台北に引っ越してきて1年経って。引っ越しする前は、自発的に人と接することが苦手だったというか、自分を閉じ込めているような状態だったんです。台北に引っ越してきて、みんながどういう姿勢で音楽に向き合って頑張っているのかを見て、自分も自発的にいろんなアーティストと接することでまだまだ自分が知らない自分を見つけられるんじゃないかなと思って。台北に引っ越してきて、もっともっと未知の自分を見つけたいなという気持ちが出てきたところはありますね。 ―台北に引っ越す理由やきっかけは何かあったんですか? Mikan:しいて言うと……ないかな(笑)。あ、でも一時期、すごいネガティブで塞ぎ込んでいたときがあって、それを改善するために環境を変えようかなとは思って。それがきっかけでもあるかな。 […]

【ゴンチャ】初の“シャインマスカット”を使った限定メニューが期間限定発売♪

Gong cha(ゴンチャ)から、初のシャインマスカット&ヨーグルト風味の「SUNシャインマスカット ヨーグルミルクティー(ICED)」「SUNシャインマスカット ヨーグルフローズンティー」「SUNシャインマスカット ティーエード(ICED)」を、6月8日(木)~7月9日(日)までの期間限定で発売いたします。 初のシャインマスカットを使ったドリンク ゴンチャでは初の“シャインマスカット”を使った限定メニューが登場します。 シャインマスカットの甘みと香りを凝縮したソースと、シャインマスカット果汁を使ったゼリーを、高級台湾茶“阿里山ウーロンティー”に合わせて爽快感のあるドリンクにしました。 ゼリーには巨峰の果肉をプラスしてよりぜいたくな食感にし、シャインマスカットを食べているような一杯を楽しめます。 今回も、気温や気分に合わせてえらべるようティーエードも展開。さらに、ミルクティーとフローズンティーは、ゴンチャで初のヨーグルト風味となっており、より一層爽やかな味わいとなっています。 【ゴンチャ】商品紹介 SUNシャインマスカット ヨーグルミルクティー(ICED) Mサイズのみ 価格:610円(税込) 阿里山ウーロンティーに、シャインマスカットのソース&ゼリーを合わせた、ヨーグルト風味のミルクティー。 SUNシャインマスカット ヨーグルフローズンティー Mサイズのみ 価格:630円(税込) シャリシャリとしたひんやり触感がたまらない、ヨーグルト風味のフローズンティー。混ぜながら飲むことで、シャインマスカットのソース&ゼリーの食感や味の変化を楽しんで。 SUNシャインマスカット ティーエード(ICED) Mサイズのみ 価格:590円(税込) 阿里山ウーロンティーを使った爽やかなフルーツティー。シャインマスカットのソース&ゼリーがティーのおいしさを引き立たせます。 ナタデココやアロエのトッピングがオススメです。 SUNシャインマスカットゼリー トッピング 価格:90円(税込) シャインマスカットの果汁を使ったゼリー。巨峰の果肉も入っており、ぜいたくなデザート感をアップ! ゴンチャのティーメニューはシャインマスカットとの相性もピッタリなので、爽やかさとデザート感を高めてくれますよ。 好きなドリンクにぜひ合わせてみてください。 ※果肉の中に巨峰の種が入っていることがありますが、品質には問題ありません シャインマスカットが好きな方は必見! ゴンチャから、期間限定で発売されるシャインマスカットのドリンクを紹介しました。 爽やかな甘さとジューシーな果肉がおいしいシャインマスカットが、リッチなデザートティーになって登場します。 その日の気分でえらべる3種類を展開しているので、飲み比べてみてもオススメです。 シャインマスカットが好きな方は、ぜひ一度ご賞味ください♪

BTS、デビュー10周年記念新曲6・9リリース ARMYへの感謝を込めた「Take Two」

 韓国の7人組グループ・BTSがデビュー10周年を迎えるにあたり、6月9日にデジタルシングル「Take Two」をリリースすることが5月31日、発表された。  2013年6月13日にデビューし、間もなく10周年を迎えるBTSの新曲「Take Two」にはメンバー7人が参加。ARMY(BTSファン)からの愛に感謝する気持ちと、これからもずっと一緒にいたいという思いを込めた楽曲となっている。  所属レーベル「BIGHIT MUSIC」は「10年の間、BTSに変わらぬ愛を注いでくださったARMYの皆様に心より感謝申し上げます。『Take Two』がBTSのファンの皆様にとって特別な『贈り物」となることを願っております」とメッセージしている。  「Take Two」は6月9日午後1時にリリースされる。

SixTONES vs Snow Man 「Imitation Rain/D.D.」 歴代1位の175週連続「シングル」TOP100入り【オリコンランキング】

 SixTONES vs Snow Manのシングル「Imitation Rain/D.D.」が、週間496枚を売り上げ、5月30日発表の最新「オリコン週間シングルランキング」で68位にランクイン。これで、1位に初登場した2020/2/3付から最新2023/6/5付まで、175週連続のTOP100入りとなり、「シングルTOP100連続ランクイン週数」において、歴代1位【※】を記録した。  2020年1月22日に発売された本作は、男性アーティスト歴代1位となる初週売上132.8万枚を記録し、史上初のデビューシングル初週ミリオンを達成。累積売上は、最新2023/6/5付現在、186.8万枚となっている。  なお、これまでの「シングルTOP100連続ランクイン週数」記録は、中島みゆき「地上の星/ヘッドライト・テールライト」の174週だった。 【※】「週間シングルランキングTOP100連続ランクイン週数」記録※同一順位は達成順/1位:175週(継続中) SixTONES vs Snow Man「Imitation Rain/D.D.」(2020年1月22日発売)、2位:174週 中島みゆき「地上の星/ヘッドライト・テールライト」(2000年7月19日発売)、3位:138週(継続中) Snow Man「KISSIN’ MY LIPS/Stories」(2020年10月7日発売)、4位:128週 米津玄師「Lemon」(2018年3月14日発売)、5位:123週(継続中) Snow Man「Grandeur」(2021年1月20日発売)、6位:118週 SixTONES「NAVIGATOR」(2020年7月22日発売)、7位:116週 夏川りみ「涙そうそう」(2001年3月23日発売)、8位:111週 千昌夫「北国の春」(1977年4月5日発売)、9位:109週 渥美二郎「夢追い酒」(1978年2月25日発売)、10位:104週 小林幸子「雪 椿」(1987年6月25日発売)、King & Prince「Memorial」(2018年10月10日発売) <クレジット:オリコン調べ(2023/6/5付:集計期間:2023年5月22日〜5月28日)>

BABYMETAL、台北公演を47都道府県の映画館で生中継決定

2023年4月1日、2日に開催された『BABYMETAL BEGINS – THE OTHER ONE – 』にて、SU-METAL、MOAMETAL、MOMOMETALの3人体制による”新生BABYMETAL”が誕生。”METALVERSE”という新世界(ニューワールド)へと舞台を移し新章がスタートしたBABYMETALの新たな展開としてワールドツアーの開催、日本での夏フェス出演、そして2024年に日本でワールドツアーのファイナルが行われることを発表しているBABYMETAL。 【写真を見る】『BABYMETAL BEGINS – THE OTHER ONE -』ライブ写真 今回のワールドツアーは2020年以来約3年ぶりとなる海外ワンマンツアーで、5月25日(木)のジャカルタから、バンコク、香港、台北、クアラルンプール、オーストラリア(ブリスベン、シドニー、メルボルン)を巡る、BABYMETALにとって初の「アジア」&「オーストラリア」ツアーとなる。 <ライブ・ビューイング情報> BABYMETAL WORLD TOUR 2023 in Taipei LIVE VIEWING 2023年6月2日(金)20:30開演 <ライブ・ビューイング> ※現地時間19:30開演 2023年6月4日(日)20:00開演 <ディレイ・ビューイング> 会場:全国各地の映画館 映画館はこちら https://liveviewing.jp/babymetal-worldtour2023/ ※開場時間は映画館によって異なります。 ※大阪府では条例により、16歳未満の方は19:00を過ぎる上映には、保護者同伴でないとご入場いただけません。 料金:¥4500(税込/全席指定) ※3歳以上有料/3歳未満で座席が必要な場合は有料となります。 ※プレイガイドでチケットをご購入の際は、チケット代以外に各種手数料がかかります。 チケットスケジュール/お申込み: 映画館販売(先着) ◆各映画館のインターネットチケット販売サービス 2023年5月27日(土)24:00以降~(5月28日(日)0:00以降~) ◆各映画館窓口/自動券売機 2023年5月28日(日)映画館オープン時間~ ※映画館により、座席間隔をあけてチケット販売を行う場合がございます。 ※先着順での受付となりますので、予定枚数に達し次第販売終了となります。 ※映画館でのチケット販売詳細につきましては、各映画館のHP等でご確認ください。 ※インターネットチケット販売サービスのない映画館では、インターネットでのチケット販売はございません。 ※インターネットにて販売予定枚数を終了した場合は、映画館窓口/自動券売機での販売はございません。(一部映画館を除く) ※フォーラム盛岡/山形/福島、ジストシネマ和歌山は、5月31日(水)24:00(6月1日(木)0:00~)からの販売となります。 BABYMETAL WORLD TOUR 2023 in Taipei […]

Snow Man 最新アルバム『i DO ME』 初の初週ミリオン達成 週間ランキングも1位獲得

ジャニーズの9人組グループ・Snow Manの最新アルバム『i DO ME』が、107万枚を売り上げて、ミリオンセールスを記録しました。さらに、22日に発表された『Billboard JAPAN週間アルバム・セールス・チャート“Top Albums Sales”』で1位を獲得しました。(出典:ビルボードジャパン) ビルボードジャパンによると、Snow Manにとって3枚目のアルバムとなる『i DO ME』は、15日~16日の集計で81万枚以上を売り上げ、自己最高のスタートとなりました。さらに17日には14万枚を売り上げ、初動3日間で95万枚を記録。累計売り上げ枚数は107万2926枚となり、3作連続で100万枚突破となりました。 本作は、初回盤A・B(いずれもCD+DVD/Blu-ray)、通常盤(CD)の3形態がリリースされています。シングル曲『オレンジkiss』などに加え、初回盤Aには、ジャニーズJr.時代の楽曲『Cry out』、初回盤Bには4つのユニットMV、通常盤にはユニット曲の音源に加え、ボーナストラックが収録されています。 Snow Manは、これまで1stアルバム『Snow Mania S1』と2ndアルバム『Snow Labo. S2』がそれぞれミリオンを達成。またシングルでも、1stシングル『D.D. / Imitation Rain』(Snow Man vs SixTONES名義)、2ndシングル『KISSIN’ MY LIPS / Stories』、3rdシングル『Grandeur』、4thシングル『HELLO HELLO』、9thシングル『タペストリー/ W』の5作がミリオンを達成していますが、リリース初週でミリオンを突破するのは『i DO ME』が初となります。

キンプリ 5人体制最後の『Mステ』披露曲発表 Snow Manも2曲

 テレビ朝日系で19日に放送される音楽番組『ミュージックステーション』2時間スペシャル(後8:00)の出演アーティストおよび披露曲が12日、番組公式サイトで発表された。  先立って出演が発表されていたKing & Princeは、デビュー曲「シンデレラガール」と、新曲「Beautiful Flower」の2曲に決定。「Beautiful Flower」は、ミリオンセラーを達成した初のベストアルバム収録曲で、ファンへの感謝の想いをメッセージに込め、過去・現在・未来を歌ったバラードとなっている。  King & Princeは今月22日をもって、メンバーの岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太が脱退し、翌23日のデビュー記念日からは永瀬廉、高橋海人(高=はしごだか)の2人で活動を継続。現体制でのMステ出演は最後となる。  Snow Manは「あいことば」「slow…」の2曲を披露することが決定。また、aiko、UVERworld、尾崎裕哉、スピッツの出演も新たに発表となり、歌唱曲も公開された。 ■『ミュージックステーション』2時間スペシャル出演者・披露曲 aiko「いつ逢えたら」 UVERworld「ピグマリオン」 尾崎裕哉「OH MY LITTLE GIRL」 King & Prince「シンデレラガール」「Beautiful Flower」 スピッツ「ときめきpart1」 Snow Man「あいことば」「slow…」 ※50音順

沢田研二の特番放送決定、「ザ・ベストテン」「レコード大賞」ほかTBSの貴重映像を数多く紹介

沢田研二の特集番組「沢田研二 華麗なる世界 永久保存必至!ヒット曲大全集」が6月13日にBS-TBS、BS-TBS 4Kで放送される。 番組では「輝く!日本レコード大賞」「ザ・ベストテン」をはじめ、TBSが所蔵する音楽番組のアーカイブから沢田の歌唱映像を数多く紹介。ザ・タイガース時代の曲からソロ2曲目「許されない愛」、「レコード大賞」大賞受賞曲「勝手にしやがれ」、「ザ・ベストテン」1位獲得の「サムライ」「ダーリング」「カサブランカ・ダンディ」、さらにはライブで披露されている近年の楽曲も含め、30曲近くある候補楽曲の中から今後ラインナップが決定される。またテレビ番組の共演者や当時の関係者へのインタビューもオンエアされる予定。内容の詳細については番組のオフィシャルサイトで決定次第アナウンスされる。 番組プロデューサー・田代誠(TBSスパークル)コメント 僕は沢田研二さんの大ファンでした。 しかし業界には沢田研二ファンは他にも大勢いました。 内田裕也、久世光彦、阿久悠、長谷川和彦、大野克夫、加瀬邦彦……など、有名人も多いです。 (ちなみに僕は有名人席の後ろの無名人席に位置しています。) とにかく沢田さんは、男性ファンが多い芸能人でした。 でも僕には、過去に2本「ジュリー特番」を制作した実績があります! そして仕事を辞めるまでに、3本目を是非作りたいものだとずっと思っていました。 しかし現実はなかなか難しく、これは無理かなと思い始めていました。 ですが今回、ラストチャンスと思って企画書を提出したところ、ご本人のご了解も頂き、3本目のジュリー特番を制作することが叶いました。 このようにして思いもかけないチャンスを僕はつかむことができましたので、長年の思いを果たすべく、一生懸命頑張ることを誓います! BS-TBS / BS-TBS 4K「沢田研二 華麗なる世界 永久保存必至!ヒット曲大全集」 2023年6月13日(火)21:00~22:54

「ギターソロはもういらない?」日本で議論呼んだNYタイムズ記事を完全翻訳

ところが実際のところ、取り沙汰された同紙のコラムは、ギターソロのオワコン化をひたすら嘆くようなものではない。むしろ、グラミー賞云々のくだりは話のまくらに過ぎず、筆者はいまもギターソロが進化を遂げていると主張しており、思わぬジャンル/場所で生き続けていることに希望も見出している(言ってしまえば真逆の論調だったわけだが、肝心の本文はギターソロを飛ばすようにスキップされ、イントロのフレーズだけ切り取って騒ぎ立てた結果、一大論争にまで発展したというのは皮肉にもいまっぽい話だ)。 この記事を執筆したのは、4AD、Matadorなど名門インディを擁するBeggars Group USA社長にして、父親であるジャズの巨匠ロイ・エアーズとの関係を描いた自伝エッセイ『My Life in the Sunshine』を刊行するなど、人気音楽コラムニストとしても活躍するナビル・エアーズ(Nabil Ayers)。彼が4月29日に黒鳥福祉センター(港区・虎ノ門)にて特別トークイベントを開催するのを記念し、議論を呼んだコラムの日本語版をお届けする。翻訳はトークイベントの聞き手を務める若林恵(黒鳥社/blkswn jukebox編集委員)。 From The New York Times “Opinion | Why We Can’t Quit the Guitar Solo” © 2023 The New York Times Company 筆者のナビル・エアーズ(Photo by GABRIELA BHASKAR) 〈Intro〉 ギターソロを時代遅れのマッチョな様式と見なすのは簡単だ。弾きまくるリードギターは、かつてロックの世界のいたるところにあったが、いまではすっかり過去の遺物のようだ。 ギターソロというロックにおけるお約束は、いまやメインストリームではほとんど見かけない。2022年のグラミー賞のロックソング部門とパフォーマンス部門(最優秀ロック・パフォーマンス賞、最優秀ロック・ソング賞を含む)にノミネートされた作品に、ギターソロはなかった。 しかし、その形式が有するエモーショナルな力が失われたわけではない。ギターソロはショーマンシップや技術の高さをひけらかすためだけのものではない。最高のギターソロは、弾き手が聴き手に向けて心を全開にし、己の脆弱さを露わにする瞬間なのだ。 ピート・タウンゼント(Photo by Graham Wiltshire/Redferns) プリンス(Photo by Paul Natkin/WireImage) 電撃的な体験 先日、ビッグ・シーフのエイドリアン・レンカーが1200人のソールドアウトの観客の前で行ったロンドン公演における感情的な頂点は、彼女自身によるアコースティックギターソロだった。パーカッシブなハーモニクスとベンドを駆使した「Simulation Swarm」は、耳だけでなく体全体に働きかけるものだった。観客の大半は静かに座って鑑賞し、曲が終わるのを待ってから拍手をしていたが、抑えきれずに大きな歓声を上げ、音楽の魔法を一瞬だけ台無しにしてしまう者もいた。 レンカーのライブでこうした現象を目撃したのは初めてのことではない。彼女のバンドが所属するレコード会社(4AD)の経営に携わっている以上、彼女のライブについては客観的に語ることは難しい。それでも私は、それまで大人しく演奏を聴いていたオーディエンスが声を上げ、その場の一部となり、プレイヤーが音楽的な冒険へと突き進むのを鼓舞するさまに魅了された。それをもたらしたのは、目眩しや速弾きではなく、彼女から表現が溢れ出すに従って高まっていく感情の昂りだった。マイクスタンドから離れることで、彼女のギターの演奏にスポットライトが当たる。観客はそこで何かを感じた。そして、何かを感じたことを彼女に伝えようとしたのだ。 エイドリアン・レンカー(Photo by Roberto Ricciuti/Redferns) これこそがギターソロの力だ。プレイヤーにとって、それはリスクに身をさらす瞬間であり、ほんの短い時間であっても、耳と体と心で観客とつながろうとする表明なのだ。「オーディエンスが反応するのは危うさなんだ」。リヴィング・カラーのギタリスト、ヴァーノン・リードは、自分のギターソロ体験について、そう答えてくれた(この文章で引用した多くのミュージシャンと同様、彼も友人だ)。 […]

Snow Man、色気漂う「slow…」MV解禁 キレキレのダンスでも魅せる

 人気グループ・Snow Manの3枚目アルバム『i DO ME』(5月17日発売)収録曲「slow…」のミュージックビデオ(MV)が19日午後5時、YouTubeで公開された。  同曲は、クールかつディープな雰囲気をあわせもったR&B楽曲。メンバー9人それぞれのセクシーな歌声と、Snow Manならではのグルーヴのあるダンスで魅せる楽曲となっている。  MVのダンスシーンでは、大小さまざまなシャンデリアがそれぞれの“時間”をかけて揺れ動いている。その空間の中で踊るキレのあるダンスは、Snow Manの魅力をより引き立てる。  ソロでのリップシーンも、光と影のグラフィカルな世界、マイクリップ、感情をむき出しにしたウエットシーン、ポートレートのような静の世界と、さまざまなSnow Manの“slow”なアイデンティティに触れられるMVとなっている。

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