Tuesday, June 6, 2023

競り合い目指す藤井聡太王将 渡辺明名人は長考後に猛攻開始 名人戦

 長野県高山村の山田温泉「藤井荘」で2日目の対局が続く渡辺明名人(39)と藤井聡太王将(20)の第81期名人戦七番勝負第5局(毎日新聞社、朝日新聞社主催)は1日午前、渡辺名人が長考で読みを入れた後、猛攻を開始した。同日正午から1時間の昼食休憩に入り、午後1時再開。再開時点の残り時間は渡辺名人3時間37分、藤井王将3時間26分。  藤井王将は封じ手で△9五歩と突き捨てた後、△4七銀と打ち込み、競り合いを目指した。渡辺名人には次の△3六銀成を防ぐ▲2七銀もある。しかし、名人は1時間2分の長考で▲2四歩と攻撃開始。その後は控室の検討通りにバタバタと手が進んだ。  渡辺名人が▲4五銀と打って、藤井王将の4四の角と3六の成銀に両取りをかけたところで午前中の戦いが終わった。  解説の戸辺誠七段は「この後、藤井王将が△3七成銀と名人の飛車に当てて逃げたとき、名人が▲2四飛と走れば激しい攻め合いに、▲2九飛と引けば藤井王将が受けに回る展開になりそうだ。昼食休憩までの局面は名人が少し有利に見える」と話した。【新土居仁昌】

「すごい怖かった」小学校に男が侵入 低学年の男子児童を追い回し“黄色い液体”かけ逃走 似た人物の身柄確保 長野市

男子児童に液体をかけて逃走 5月25日朝、長野市の小学校に男が侵入し、低学年の男子児童に液体をかけ逃走した事件。 警察は現場周辺で逃げたとみられる男と特徴の似た人物を発見し、事情を聞いている。 事件の知らせがあったのは、25日午前8時34分。小学校の職員からの110番通報だった。 小学校職員からの110番通報: 不審者が学校の敷地内に侵入した 現場は長野市の篠ノ井東小学校。 大日方勇斗記者: 後ろに見える大きな岩の付近が児童が液体をかけられたとみられる現場です。現在警察が鑑識作業などを進めています 現場周辺にはシートのようなものが張られ、その内側で鑑識が事件の痕跡を調べる姿が確認できた。 ホームルーム前の自由時間に… 事件が起きたのはホームルーム開始前の自由時間。児童らは学校の敷地内で遊んでいた。 そして自由時間が終わり、校舎へ入ろうとした時に男が侵入してきたという。 その後、男は1人の男子児童を追い回し、ペットボトルのような容器に入れた「黄色い液体」を服にかけ逃走した。 児童にケガなどはなく、液体は「お茶」だったことが明らかになった。 保護者からは不安の声が聞かれた。 保護者: いや怖いですね。すごい怖かったですね。しばらくパトロールしてもらいたいなと個人的には思います 篠ノ井東小学校では、普段から集団下校が行われているが、25日は事件を受け、職員が付き添っての集団下校を行っていた。 警察は男から事情を聞き、児童にお茶をかけた経緯などについて調べている。 (イット! 5月25日放送より)

警官殺害容疑で31歳男逮捕、市議会議長の長男=高齢女性も犠牲、死者4人に―猟銃発砲立てこもり・長野県警

 長野県中野市で警察官ら3人が殺害された事件で、県警は26日、警察官1人に猟銃を発砲し殺害したとして、殺人容疑で青木政憲容疑者(31)を逮捕した。同容疑者は市議会議長、青木正道さん(57)の長男。事件発生から約12時間後の同午前4時半ごろ捜査員に身柄を確保された。  現場付近に倒れていた高齢女性の死亡が新たに確認され、死者は4人になった。県警はこの女性の身元確認を急ぐとともに、事件の全容解明に向けて調べる。  県警によると、刃物で刺されて死亡した女性は、近くに住む村上幸枝さん(66)と特定された。立てこもり現場付近に倒れ、搬送できていなかった1人は当初、男性とみられていたが、高齢女性と判明し、その場で死亡が確認された。  事件は25日午後4時25分ごろ、中野市江部で起きた。村上さんが政憲容疑者に刃物で刺され、110番を受けて駆け付けた中野署地域課の玉井良樹警部補(46)と池内卓夫巡査部長(61)が猟銃で撃たれた。3人とも搬送先の病院で死亡した。高齢女性が巻き込まれた経緯は分かっていない。  政憲容疑者は事件当時、迷彩服の上下に、迷彩柄の帽子、サングラスなどを身に着け、女性が刺された現場から約600メートル離れた自宅に立てこもった。周辺では発砲音が断続的に響き、同容疑者が猟銃を発射したとみられる。26日午前2時ごろから屋外に姿を見せていて、いったん家に入った後に再び出てきて投降したもようだ。  自宅には当初、政憲容疑者の母親ら女性2人がいて、母親は25日午後8時35分ごろ、自力で逃げ出し、もう一人の親族の女性も26日午前0時10分ごろに逃げて保護された。いずれも目立ったけがはないという。青木さんは無事が確認されている。  現場は長野電鉄信州中野駅の西約1.5キロ。捜査関係者によると、警視庁捜査1課の特殊捜査班(SIT)なども出動し、周辺に多数の警察官が配置された。半径300メートルにわたって立ち入りが規制され、規制区域内の住民は付近の中学校に避難するなどした。 

長野・中野市の立てこもり 容疑者の身柄を確保 市議会議長宅

 長野県中野市の市議会議長宅に男が猟銃と刃物を持って立てこもった事件で、県警は26日午前4時半過ぎ、男の身柄を確保したことを明らかにした。男が自ら、市議会議長宅から出てきたという。投降したとみられ、警察当局による突入はなかった。  事件は25日夕に発生した。県警などによると、男女4人がけがをし、うち女性1人と男性警察官2人の死亡が確認された。【白川徹】

長野・中野市の立てこもり 容疑者が屋外に 投降の意思は示さず

 長野県中野市の市議会議長宅で男が猟銃と刃物を持って立てこもった事件で、容疑者が26日午前2時ごろから建物を出て屋外にいることが判明した。投降の意思は示していないという。  県警によると、容疑者は議長の息子とみられる。  この事件では市内の女性(66)と中野署の男性警察官2人の死亡が確認された。このほか男性1人が現場付近の屋外で倒れているが、近づけず救助できない状態が続いている。また、女性2人が現場から脱出して無事が確認された。【白川徹】

長野・中野市の立てこもりは「市議会議長の息子」と県警 議長は無事

 長野県中野市の建物で男が猟銃や刃物を持って立てこもっている事件で、県警は、立てこもっている建物は青木正道・中野市議会議長の自宅で、立てこもったのは青木議長の息子と明らかにした。  県警によると、青木議長の無事は確認されている。青木議長の妻も25日夜に自宅から逃げ出し、保護された。【白川徹、鈴木英世】

「子供の声うるさい」で公園廃止 新たな遊び場案に心配の声 長野

 子どもの声に対する苦情がきっかけで長野市の公園「青木島遊園地」が4月末に廃止されたことを受け、荻原健司市長は13日、近くの青木島小学校の施設を利用して新しい遊び場を確保する計画案を明らかにした。【高橋秀明】  旧青木島遊園地は既に樹木が伐採され、遊具も撤去されている。現場を訪れると、隣接する児童センターの遊園地に面した窓ガラスには、模造紙に書かれた「ずっとわすれない あおきじま♡ゆうえんち だいすき♡ ありがとう♡」のメッセージが確認できた。  地元の保護者らを対象にした同日の説明会では、荻原市長が「大変なご心配をかけた」と陳謝したうえで、市側が計画案を示した。  これまで同小学校に通う子どもの学童保育施設としては、1~2年生は旧青木島遊園地に隣接する児童センター、3~6年生は小学校の空き教室を活用して開設した「こどもプラザ」があった。  市の計画案では、青木島遊園地の利用主体だった児童センターの1~2年生の遊び場は当面、青木島小学校の中庭を開放し、使用してもらう。今後は老朽化しているプールを解体して跡地を広場として、遊具も設置する方針だ。さらに児童センターは2024年度中に子どもプラザに統合する考えだ。  また児童の安全確保と周辺住環境の改善を図るため、保護者の送迎用駐車場を設け、車両の動線を整理する。  市の説明に対して、保護者からは「1年生から6年生までを一緒にすると、遊び方も違うし、危ない」と心配する声が上がった。また「統合によって子どもに窮屈な思いをさせる。青木島遊園地がなくなって負担が大きくなる」といった切実な声も聞かれた。荻原市長は「利用者目線の意見と我々の案をすりあわせて、改善すべきところは改善していきたい」と語った。 青木島遊園地廃止の経緯  2004年4月、長野市が地域の要望を受け、民有地を借りて1376平方メートルの公園を開設した。その後、隣接する家の住民が「子供の声がうるさい」などと訴えたため、市は08~09年度、その住宅側に子供が集まらないよう植栽を施すなどした。それでも苦情はやまず、22年に廃止を決定した。  その過程で市は住民から直接意見を聴かずに回覧板で廃止を伝えたため、大多数の住民が反発。存続を求める声も上がったが、地権者が別の利用を決めたとして、荻原健司市長は23年3月に廃止を最終決定し、4月末に廃止された。

宿場町「妻籠宿」に外国人客が続々 8キロのハイキングが人気 世界的な観光ガイドブックで紹介

外国人観光客が続々と信州に来ています。風情のある宿場町「妻籠宿」はヨーロッパからの訪日客を中心に人気となっています。 4月29日の長野駅。多くの外国人観光客が訪れていました。 スイスから: 「寺と山を見に行ってそのあと電車に乗って山を回ろうと上高地にも行くよ」 オーストラリアから: 「バスに乗って白馬に行くんだ。まだ行ったことがないけど、きれいな場所だといいな」 フランスへ戻る人: 「渋温泉。とても美しく静かでリラックスできた。かわいい」 信州を訪れる外国人客が増えています。 そんな中、今、特に人気となっている観光地があります。 それは、美しい自然と江戸時代からの宿場町の雰囲気が楽しめる南木曽町の「妻籠宿」。 5月1日も多くの外国人が訪れていました。 世界的な観光ガイドブックで妻籠宿と馬籠宿が紹介され、2つの宿場町を結ぶ8キロのハイキングが人気だということです。 イタリアから: 「特に自然がいいな。これらの家屋も特別な感じがするし、とてもいい形で保存されている」 オランダから: 「古い建物を見て、歴史を感じるのが大好き。何十年も侍や飛脚によって使われてきた雰囲気が気に入った」 4月の外国人観光客は5059人と2022年の同じ月のおよそ62倍(81人)に増えました。 地元の観光関係者は2023年度は過去最多になると見込んでいます。

善光寺の木像「びんずるさん」盗まれる…所持していた男を松本市内で緊急逮捕

 5日午前8時45分頃、長野市の善光寺本堂にある木像「びんずる尊者」がなくなっていると、善光寺事務局の職員が110番した。長野県警は窃盗事件として捜査していたところ、同県松本市で木像を発見。県警は木像を持っていた男を窃盗容疑で緊急逮捕した。  木像は、自分の患部と同じ部分に触れると病気や痛みが治るといわれ、「びんずるさん」と呼ばれ親しまれている。

詐欺グループ「かけ子」の素顔は…フィリピンで逮捕の女は長野市出身 知人男性「派手な服装の印象」

「ルフィ」と名乗る日本人の男らがフィリピンから強制送還された一連の事件についてです。詐欺事件に関与しているとみられ、フィリピンで逮捕された20代の女は長野市出身とみられることが分かりました。知人の男性は「まさか関わっていたとは。残念」などと話しています。 長野市内の中学校の卒業アルバムに笑顔で写る女。この13年後、盗みの疑いで指名手配されフィリピンで逮捕された寺島春奈容疑者(27)です。 「ルフィ」などと名乗る指示役の日本人がフィリピンから強制送還された広域強盗や特殊詐欺などの一連の事件。 詐欺事件では被害額は60億円にのぼるとみられ、寺島容疑者はこの事件に関わったとして日本で指名手配されていました。フィリピンから電話をかける「かけ子」だったとみられます。 寺島容疑者を知る男性: 「初めて(報道を)見て名前と顔を見て、まさか犯罪組織に加担してしまった(可能性がある)ことは残念な思い」 寺島容疑者の小・中学校時代を知る男性が6日、NBSの取材に応えました。 男性によりますと寺島容疑者は長野市出身。中学校時代はソフトテニス部に所属し活発な性格だったということです。 一方で派手な服装などが印象に残っていると言います。 寺島容疑者を知る男性: 「髪をすごく長くして、普通の人がしないような髪型だったり、服装も派手な色のカーディガンを着てそれをジャージの下から出していた。非行に走ってしまうような危うさがあった」 これは小学校の卒業文集。寺島容疑者は楽しかったこととして「高原学校」や「社会見学」などを上げ、東京タワーを訪れた際の思い出などをつづっていました。 そして、「いいお母さんになりそうな人」の2位に寺島容疑者の名前がありました。 取材した男性が寺島容疑者を最後に見たのは成人式の集まりでした。 寺島容疑者を知る男性: 「同窓会したら、途中から寺島さんが来て、濃い目の化粧で見た目がかなり変わっていた。高校は中退か自主退学かはわからないが…。その後、キャバクラに勤めたと風のうわさで聞いた」 寺島容疑者は詐欺グループの指示役とどこで、どのように知り合ったのか…。今後、身柄が日本に移送され本格的な取り調べを受けることになります。

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