Tuesday, June 6, 2023

幸せのカギは、幸福感より「充足感」。自分の人生の高め方

卒業シーズンになると、「卒業したら何するの?」というお決まりの質問をよく耳にします。 それだけではなく、頼まれてもいないのに、今後のキャリアについて、古臭いアドバイスや、現実とかけ離れた助言をする人もいます。 ドクター・スースが書いた『きみの行く道』(邦訳:河出書房新社)の受け売りや、「幸せになれる仕事を見つけるといいよ」といったおなじみのアドバイスは、「幸福感を得ることが、人生の究極の目標であるべき」という偏った視点に立ったものです。 善意の言葉ではあるものの、この手のアドバイスは「幸福感」を得ることが成功の道だという考え方を助長する一方で、もし幸福感を得られないならば、それはある種の失敗であると言っています。 そこで一部の専門家は、永遠に「幸福感」を追い求めるよりも、「充足感」を求めるほうがうまくいく、と主張しています。 どういうことか詳しくご説明しましょう。 「幸福感」を追求すると、逆効果になることがある たいていの人は「幸福感」について、当たり前のように、何らかの目標を達成することで得られるものだと考えています。 目標とは、たとえば「憧れの仕事に就く」などがあります。「家をもつ」「結婚する」など、人生の節目となる出来事を経験することもそのひとつです。 けれども、「あの仕事に就いて初めて、自分は幸せになれる」と思っていると、とんでもないことになります。なぜならその仕事は、いつ失うかわからないものだからです。 人間の行動に詳しいPatrick Wanis博士は、ウェブサイト「Psycom」の最近のインタビューで上記のように説明し、さらに続けます。 そして、この「幸福感」というものを絶えず追い求めていると、自ずと、それが、今ここにはないものだとわかってくるのです。 「幸福感」ではなく「充足感」を求めよう 一方、「充足感」とは、特定のひとつの目標を達成することによってではなく、「価値ある人生を生きる過程」で得られるものだ、と臨床心理学者のJennifer Barbera博士は言います。 具体的には、自分が夢中になっていることや、自分にとって大きな意味があることを追求し、それに携わることです。 たとえば、旅行や趣味のために時間やお金を割く、社会運動の推進に関わる、友情を育み交流を深めるための時間と心のゆとりをもつ、などです。 そうしたことに力を入れれば、「充足感」は、「幸福感」を求め続けるよりも、得やすく、持続しやすいものになります。 充足感があると、失望や悲しみ、喪失感、怒りといったほかの感情に対処しやすくなる場合があります。 Barbera博士は、前述のインタビューでそう述べています。 つまり、喜びや高揚感から、倦怠感や失望、悲しみ、恐れ、不安、さらには気まずい、恥ずかしいという思いまで、さまざまな感情を受け入れやすくなるのです Source: Patrick Wanis, Psycom.net(1,2),Psychologist Therapist Counselling Hamilton

“撮り鉄”が線路脇スレスレで撮影の危険な光景 「カシオペア」緊急停止 3人組は一目散に走り去る

3日、栃木・矢板市で、走行中の列車の脇スレスレを走る3人組が撮影された。列車は警笛を鳴らし、その後緊急停止した。 【映像】列車の脇スレスレで撮影する3人組 3人組は近くに置いていた三脚などの荷物を持つと、一目散にその場から走り去り、数十メートルほど走り続けて姿を消した。接触事故にもなりかねない非常に危険な行為だ。 「電車が来る1分ほど前に、3人組の男性が土手を駆け上がって線路の真横まで行き、横並びで撮影の準備を始めた。線路きわきわで、電車から1mくらいしか離れていなかった。かなり危ない行為」(撮影者) 3人組が至近距離で狙っていたのは、寝台特急「カシオペア」。2016年3月に定期運行を終了してからは、ツアー専用の臨時列車として運行している。 JR東日本によると、この影響で列車は14分間停止し、遅れが発生したという。大澤孝征弁護士は、刑事責任を問われる可能性も指摘する。 「電車を止めてしまうと、往来の危険を生じさせたと認定できれば2年以上の有期懲役。結果的にそうなってしまったのであれば、過失往来危険が成立する。30万円以下の罰金になり得るので軽くはない」 (『ABEMAヒルズ』より)

「日本に行ってはいけない理由」に台湾SNSで反響、実は…―台湾メディア

台湾のSNS上で「日本に行ってはいけない理由」が投稿され、反響を呼んでいる。東森新聞や中時新聞網など複数の台湾メディアが5日付で報じている。 報道によると、台湾の若者が多く利用するSNS「Dcard」で先日、「みんなくれぐれも用事もないのに日本に遊びに行ってはいけない」との投稿があった。投稿主はその理由として7つを挙げている。 1つ目として「彼女と一緒に20万円を持って遊びに行ったが、3日もせずに残り10万円になってしまった。物価が高すぎる」とつづった。2つ目は「もともと1時間の予定の買い物時間がしばしばオーバーしてしまう」ことだ。 3つ目は「食べ物の量が少なくお腹がいっぱいにならないが、体脂肪率は増加してしまう」こと。4つ目は「東京ディズニーランドに行ってはいけない。手ぶらで入ったが出る時は荷物でいっぱいになった」とし、5つ目は「ホテルの部屋が狭すぎて彼女とくっついて寝ることになり、愛がより深まってしまった」こととした。 6つ目は「日本には台湾のようなシェアサイクルが少なく、移動は基本的に徒歩であるため、だいぶ痩せてしまった」こと。7つ目は「スマホやカメラのメモリーカードの容量が足りなくなる」ことだ。 この文章、台湾では「反串」と呼ばれ、特定の立場や主張をしているように思わせて実は逆のことや別の目的を実現させようという意図があるもの。日本を悪く言っているように見せかけて、実はよく読むと日本の魅力が感じ取れる内容になっている。 一部の真に受けたネットユーザーからは「だいたいがお金で解決する問題じゃないか」との声が上がったが、理解しているユーザーからは「『反串』が本気にされてる」「『反串』なら注釈を入れた方がいい」「日本の魅力をアピールする文章で間違いない」「日本は物価が高すぎる、のではなく、買いたいものがありすぎるからね」とのコメントが寄せられた。 また、「同感。日本に遊びに行くのは仕事よりも疲れる。朝早くから外出し、夜遅くに部屋に戻る。きれいな道路を歩き、自分は実は歩くのが好きだということ気付いてしまう。スーツケース1つで行ったのに帰りには2つになっている。本当に行かない方がいい」と、元の文章をまねた「反串」で日本の良さをアピールするユーザーも見られたという。(翻訳・編集/北田)

遺品整理、ゴールドは高く売れたけれど、着物やブランドバッグ・日本刀は期待外れ。思い出のよすがに、手入れして手元に置くのも悪くない

インターネットやスマホアプリを使った個人売買が盛んな昨今。放置している不用品を売ったら、いくらかになるかしらと考えている方も多いのでは?けれど、お金に換えることばかりが《得》ではないようで…… * * * * * * * この記事のすべての写真を見る 遺品整理で高値がついたのは 千葉県在住の中村美紀さん(50歳・仮名=以下同)は、九州にあった実家の土地と建物を4年前に売却した。その1年ほど前から、母親が高齢者施設に入居したので、月に何度か実家に戻って家の中を片づけていたのだそう。 「母を見送った後、遺品の整理に取りかかりました。加賀友禅などの着物はかなり高額で購入したと聞いていたのですが、何軒かの買取業者に査定してもらったところ二束三文で。書画や骨董もほとんど値がつかず、がっかりしました」(中村さん。以下同) いくつかあったシャネルの革のバッグも、期待していたほどの値がつかなかったとか。「だったらバッグは、修理して使おうと思いました」。 革製品の修理専門店で、シミや擦れによる色落ち、傷などもきれいに修理してもらい、新品のように生まれ変わった。 「母が50~60代の頃に大事に使っていたものだから、思い出も多くて。費用はかかったけれど、手放さなくてよかったと思っています」 手放して正解だったのはゴールド。ネックレスのチェーンや部分的にゴールドが使われているジュエリーをまとめて貴金属買取店に持ち込んだところ、かなりの値段になった。 なにしろ金の価格は、ここ10年で倍以上に高騰している。1gあたりの買取価格は9132円(3月30日現在)。仮に10gのチェーン2本を手放すと、18万円ほどになるのだ。 ただ、中村さんはすべてのジュエリーを換金するのではなく、一部はリフォームして手元に残したという。なかでも一番大事にしているのが、祖父の形見だ。 「祖父は苦労に苦労を重ね、事業を起こして成功しました。その証として、自分のために大きなダイヤの指輪を作ったんです。それを母が受け継ぎ、今は私の手元に。いかにも男物のデザインだったので、ペンダントトップに作り替えました」 いずれは、現在20歳の娘に譲る予定だそう。 「ダイヤとともに、祖父や母の思いも伝えられる。まさにわが家の宝物です」 手放して後悔したもの 遺品と向き合いながら手元に残すべきものを見きわめていった中村さん。その作業は、親子で過ごした時間を見つめ直す機会となったようだ。一方、慌てて処分して失敗したという人も。 東京都在住の藤木美優さん(65歳)は、母親が遺したアクセサリーのうち、ゴールドを早々に換金。象牙に彫刻をほどこした大きなアンティークブローチも、大袈裟すぎて使えないと思い、手放すことにした。 「アンティークジュエリー店の保証書がついていたので連絡したら、買い手が見つかれば、当時の購入金額の7割を返金すると言われました」(藤木さん。以下同) 悪くない条件だと思って店に品物を預けておいたところ、3ヵ月ほどで買い手が現れ、約7万円を手にした。 また、藤木さん宅には、父親が大事にしていた刀のも遺されていた。ヤフオク! などで調べると、同じ銘の鍔に20万円ほどの値がついている例もある。期待しながら刀剣の専門店で査定してもらったところ、江戸末期に作られた本物であることが判明。脇差の鍔だという。 「ただ、赤錆が出ていて、その分査定金額は下がると言われました。刀の鍔は、頻繁に触れることで手の脂がつき、錆防止になるのだと説明され、びっくり。触れてはいけないと思い、箱に入れっぱなしにしていたことが裏目に出て、価値が下がってしまったのですね」 日本美術刀剣保存協会の認定書もついていたが、旧式だったため書式変更しなければならず、その費用として3万円ほどかかる。新たな認定書の作成費用を差し引いた買取金額は、3万円くらいだと言われた。 「その程度の金額なら、売らずにインテリアとして飾ろうと思いました。というのも、母のブローチを売った時、けっこういい値がついたと喜んでいたのですが、その7万円は生活費としてなし崩しに消えてしまって」 母親が大事にしていたものを換金したことに対して、うっすら罪悪感も抱いているそうだ。 「当時は、両親の家じまいが大仕事だったので、つい勢いに任せて早々に処分してしまいました。自分が身につけなくても、遺影の前に飾って、思い出のよすがにすればよかったのに……。サイズが大きい物以外は、何年かたって落ち着いてから考えればよかったと思います」と、藤木さんは後悔をにじませた。 《ルポ》わが家で見つけた意外なお宝 【1】遺品整理で高値がついたのは 【2】メルカリで大型家具を売却 【3】廃棄品を修復して甦らせる

男の子の「おちんちんの皮をむくかむかないか?」ひと言では片付けられないルッキズムの問題が絡んでいること【ママ泌尿器科医】

引用元: Ekkasit Jokthong/gettyimages ママであり泌尿器科医でもある岡田百合香先生の連載第37回。今回は、ひとりのパパから「男の子のおちんちんの皮どうする?」という相談から、岡田先生は医学的見解とは別に、そもそもの背景にある“ルッキズム(外見によって差別をすること)”の問題について問いかけます。「お母さん(お父さん)のためのおちんちん講座」ママ泌尿器科医#37です。 「イケメンだね」「ママに似て美人」・・・子育ての日常にあるルッキズムを考える【ママ泌尿器科医】 基本的な考え方は「幼少期に癒着をはがすようなケアをするべきではない」、でも…… 先日、対面で開催した乳幼児の保護者対象「おちんちん講座」には複数の男性が参加してくれました。 講座終了後、とあるパパが「自分は若い頃、包茎を理由にからかわれたことがあり、とても辛い思いをしました。今は『幼い子どもの包皮を無理にむく必要はない』と知っても、わが子が同じ思いをしないよう何かしてあげたい気持も強くて、どうするべきか悩んでいます」と話してくれました。 男の子の保護者にとって、わが子の性器の包皮を保護者がむく(亀頭と包皮の癒着をはがす)か、むかないかは大きな関心事です。 「清潔を保ち、炎症を予防するために有効かどうか」という点に加えて、将来、「真正包茎(性行為や清潔に問題のある状態)になることを予防できるか」という点がポイントになります。 現在は、基本的には「幼少期に癒着をはがすようなケアをするべきではない」(癒着をはがすケアによる炎症や真正包茎の予防効果は乏しい。むしろ嵌頓(かんとん)包茎や再癒着などのデメリットがある)というのが泌尿器科医の間での基本的な考え方になっています。 ただし、このテーマが難しいのは「ルッキズム(外見によって差別をすること)」の問題が絡んでいること。 医学的に問題があるかどうかとは無関係に、「亀頭が常時露出している方が魅力的だ」「亀頭が包皮に覆われている状態は恥ずかしい」という価値観が根深く存在しています。 周囲の年長者や、テレビ、漫画雑誌等の影響で、早ければ中学生頃から、「●●はもうムケてるらしい」「△△はまだ包茎らしい」等、露骨に話題にするようになります。 こういった価値観に思春期からさらされ、傷つけたり傷つけられてきた男性にとっては「医学的に問題がないなら気にする必要はないよ」で済むものではありません。 日本の社会に根深く存在する“ルッキズム” 体形、顔のつくり、肌の色、毛髪、性器の形や大きさ。 自分の身体的特徴の中で、自ら選ぶことができるのはほんの一部です。 自分の選択や努力とは無関係の部分に優劣をつけられ、「劣」に該当する特徴を持っていたら、からかいやいじめの対象になるなんて、とても理不尽だと思いませんか。 しかも、性器に関連するものは相談のハードルも高く、より深刻になりやすいのです。 日本ではルッキズムが社会に深く浸透し、助長するメッセージが様々なメディアから日々発信されています。そしてそのことが、多くの人の生きづらさの原因にもなっていると私は考えています。 「世の中の価値観なんて簡単には変わらないんだから、今『優』とされる方に自分の身体を近づけた方がいい」と考えるのも自然なことです。 子育て中の保護者であれば、わが子が少しでも「優」側の特徴をもてるように、できることをしてあげたいと思うでしょう。 最近、私のスマホには頻繁に「身長を伸ばすサプリ」の広告が入ってきます。そこには「背の低い男の子のお母さん、必見!」と書いてあります。どうして男の子だけが身長を伸ばすことを勧められるのでしょう。そして、そのために注意を払わなければいけないのは、なぜ母親なのでしょう。 “男の子は身長が高い方が価値がある” “母親は子どもの価値を高める責任がある” 令和の時代になっても、このようなメッセージがいたるところから発信されています。 その「優劣」は誰か(美容系産業など)が得をするためにつくられたものではないのか。「わが子のためにできることをしたい!」という親の気持を利用しようとしているのではないか。 保護者が飲み込まれないように、加担しないように、当たり前のように思われている外見に関する価値観を問い直してみることが世の中を変える一歩になるはずです。 わが子がどのような身体的な特徴をもっていたとしても、それが理由で生きづらさを感じたり、傷ついたりする必要のない社会を一緒につくっていきましょう。 文・監修/岡田百合香先生 構成/たまひよONLINE編集部 ●記事の内容は2023年6月の情報で、現在と異なる場合があります。

【漫画】客が値段を決める料理店 ある男が大金を支払う 創業50年の老舗で「恩返し」【作者インタビュー】

店主もびっくりの「価値」  ある創業50年の料理店では、価格表を用意せずに客がそれぞれ自由に代金を決めるシステムを採用しています。「一杯の価値は、客が決めればいい」というのが店主のこだわりです。その店で、スーツ姿のひとりの男性が、店主も驚くような代金を支払いました。男性にとっては、その金額が「妥当な値段」だったようです。 【マンガ】客が値段を決める料理店 ある男が払った代金に驚く店主 創業50年の歴史に理由が? 本編を読む  本作は、福ソフクロさん(@hukuso_hukuro)によって描かれた4コママンガ。実は男性は幼い頃にもこの店で食事をしており、当時の「思い出」がその日の食事代に反映されていたのでした。創作ではありますが、心温まるエピソードに多くの読者が心を動かされています。  作品には「CMみたいな展開でステキです」「温かいな」「本当に情けは人のためならず」「現実もこんな人間ばっかりならなぁ」「これこそ俺の求めた話!」「心にしみる」「こういうお話大好き」といった多くのコメントが集まりました。Twitter投稿に6.7万いいねがつき、リツイートも6000件を超えた話題作となっています。  作者の福ソフクロさんに、お話を聞きました。 ーー福ソフクロさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。  コロナ禍がきっかけです。インドアで何か始めようと、いろいろと試した結果、マンガを描くのが面白いと思うようになり、それから継続しています。ちなみに、絵は学生時代に少し描いていたので、まったくゼロから始めたわけではありません。 ーー本作のアイデアはどのように生まれましたか?  今回の4コマは、「ヨンバト!」という企画に参加するために描いたものです。お題は「金」でした。  私が4コマを作るプロセスは、連想ゲームのようなものです。今回は「金」→「札束」→「札束の価値」のようにどんどん連想していきました。その連想の結果が、今回の作品です。「人のやさしさ、または、その記憶の価値」が「札束以上の価値」に相当する、というオチです。  人生の底を打つような局面で、お世話になった人のことは、私自身、今でも強くおぼえています。そういった私の経験もベースになっています。 ーー作中の店に対しては、意外に「入りづらい」と感じた読者も多かったようです。福ソフクロさんご自身は、実際に同じシステムの店があった場合に行ってみたいですか?  実際にあったら、入りづらいですね。この感覚が「意外」か「普通」かは人それぞれだと思いますが、私は個人的には、いくら出すのか己を試されているような気がするので、遠慮したいです。  なお、今回、4コマ内の店のシステムに言及なさる方が少なからずおられました。この店のシステムは、オチにつなげるために作った設定ガバガバのフィクションなので、深く考えずに読み流していただければありがたいです。  実際にそのようなお店があったら、すみません。 ーー作品に対するそのほかの反応では、どのような声が特に印象に残りましたか?  やさしさと価値、時間経過が鍵の4コマだったので、それらを汲んでくださったコメントが特にうれしかったです。  ちなみに、正直なところ、今回の4コマで、ここまで反響をいただけるとはまったく思っていなかったので、初めはうれしさよりも戸惑いが勝っていました。しかし、改めて振り返ったとき、今回の4コマのような価値観を持つ方が、たくさんいらっしゃるのだと確認することができ、そのことも、とてもうれしく感じました。  一方で、私の「マンガ力」不足ゆえに、うまく伝えきれていないと感じる面もあったので、引き続き精進したいと思います。 ーー本作とは別に、最近の作品でご自身が気に入っているものや、反響が大きかったものがあれば教えて下さい。  個人的に気に入っているのは、ぬりかべの4コマです。お題が出てから約1時間で4コマを描く「1h4d」という企画があるのですが、その企画に参加するために描いた4コマです。文字をなるべく減らし、ぬりかべの属性と行動のギャップを使って絵でオチをつけられたと思います。 ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?  4コマに関しては、引き続き自分のペースで、自分が好むものを投稿したいと思います。今回は、たまたま多くの方に見ていただけましたが、あくまでもたまたまですので、あまり期待せず見ていただければうれしいです。読んで下さり、ありがとうございました。 (マグミクス編集部)

全仏失格の加藤未唯、対戦相手は「正当性」主張 「ボールはビデオで見るよりも2倍強かった」

テニスの全仏オープン女子ダブルス3回戦が2023年6月4日に行われ、加藤未唯(ザイマックス)、アルディラ・スーチャディ(インドネシア)組がマリエ・ブズコバ(チェコ)、サラ・ソリベストルモ(スペイン)組と対戦し、加藤ペアが第5ゲーム途中に失格となって敗退した。 「私たちを批判している人たちは試合を見ていない」 第1セットを奪われた加藤、スーチャディ組は第2セットを3-1でリードしていた。第5ゲームのポイント間にネット際にいた加藤が、自陣コートにあったボールをコート外に出すためバックハンドで返球。これがボールガールの頭部に当たり、ボールガールは泣き出してしまった。 複数の欧州メディアによると、加藤は主審に警告を宣告されたが、直後にマリエとサラが主審に異議を申し立て判定が覆って失格になったという。 加藤、アルディラ組の失格をめぐり、欧州の元選手や解説者から同情的な声が上がり、SNSでは主審に異議を申し立てたマリエとサラに対する批判的な意見も見られた。 サラの地元スペインのスポーツメディア「MARCA」(WEB版)は6月5日、「ソリベストルモは対戦相手の失格を正当化」などのタイトルで記事を公開し、ソリベストルモのコメントを交えて加藤、アルディラ組が失格に至った経緯を解説した。 ソリベストルモは同メディアの取材に対して「私たちを批判している人たちは試合を見ていない」とし、「ボールはビデオで見るよりも2倍強かった」と主張。そして記事では、主審に一連の出来事を伝えたことを認めたが、加藤を失格にする決定は主審が下したとした。 加藤「完全に意図的ではありませんでした」 一方でマリエの地元チェコメディア「iDENS.cz」(WEB版)は、フランス出身の元男子シングルス世界6位のジル・シモン氏と、スポーツ専門放送局「ユーロスポーツ」で解説を務めたアレックス・コレチャ氏のコメントを紹介して記事を展開した。 記事によると、シモン氏はツイッターに「ボールがどこに送られたかも見ていないのに相手チームの失格を主張するとは」などのコメントを投稿。コレチャ氏はユーロスポーツ(WEB版)の記事の中で「彼女が故意にやったわけではないと100%確信している」とし、「この件での失格は非常に厳しかったと思う」と主張した。 「iDENS.cz」は、このような意見が見られるように「マリエとサラが取った行動は必ずしも理解を得られたわけではない」と指摘した。 失格となった加藤は6月5日にツイッターを更新し、「今日の不幸な事故について、ボールガール、私のパートナーであるアルディラ&チーム、そして私のサポーターに心からお詫びを申し上げます。それは完全に意図的ではありませんでした」と謝罪のコメントを投稿した。

“膨大な油”“放置された爆薬” 日本の沈没船が及ぼす環境破壊への懸念 戦後80年…ミクロネシアの現状

大戦中、日米の激戦地だった南太平洋のミクロネシアの環礁には旧日本軍の戦艦などが多く沈んでいます。そこから今も油が漏れ出し、問題となっています。 第二次世界大戦の終結まで日本の統治下にあった南太平洋の島国、ミクロネシア。かつて「トラック環礁」と呼ばれたこの場所は旧日本軍の船舶を整備する重要な拠点でした。 記者 「私の後ろに見えるのが日本名で夏島です。こちらの海底に日本の清澄丸という船が沈んでいます」 アメリカによる大規模な空爆を受けたこの環礁では、多くの艦船や清澄丸のような戦時中に徴用された民間の船が沈没しました。 80年近くが経ち、周辺は沈没船が間近に見られるダイビングスポットとして知られています。しかし、JNNのカメラが「清澄丸」の中でとらえたものは。 ダイバーの吐いた泡がぶつかると、黒く濁った玉が海中を舞います。船の内部には、膨大な量の油が残っていました。周辺には爆薬を積んだままの船が放置されていて、化学物質流出も問題となっています。 この環礁に浮かぶ島に暮らすダイバーのオブラインさんは観光ガイドも務めています。 ダイバー・観光ガイド オブラインさん 「心配です。海の中の魚やサンゴに悪い影響があるからです」 観光のみならず、漁業や生態系の破壊も懸念されているのです。 沈没船からの油の流出の実態調査や回収などのプロジェクトに取り組む日本のNPO「JMAS」。カンボジアなどでの地雷除去も行っています。ミクロネシアが国連で海洋汚染対策を訴えたことを受け、6年前からこの事業をスタートさせました。 JMASチューク事務所 高木雅弘所長 「まだ、だいぶたくさん油が残っている。(船の)崩壊のリスクが高い、早くやらないと回収できなくなってしまう。しかも崩壊によって油が出てくる可能性がある」 これまで3万リットルを超える油を回収してきましたが、プロジェクトは今年でいったん終わりになるということで、現在、ミクロネシア環境省などへの技術の継承を進めています。 ダイバーのオブラインさんもこれに参加、自らの手で油を除去したいと意気込みます。在任中、日本とのプロジェクトを後押していたミクロネシアのパニュエロ前大統領は。 ミクロネシア パニュエロ前大統領 「日本とは100年に及ぶ、特別な結びつきがあります」 日本のこれまでの支援に感謝の意を示すとともに、JNNのインタビューに対し、油流出による環境破壊にあらためて危機感を示しました。 手付かずの自然や世界遺産の遺跡とともに日本統治時代の様々な名残も残すミクロネシア。戦後80年を迎えようとするなか、豊かな環境を維持していくための両国の次の世代の取り組みも必要となります。

飼い主の両親宅で“帰宅拒否”をする犬 帰りたくない理由に「人間も一緒ですね」「実家あるある」と反響

帰宅拒否の様子が可愛らしい! 引用元: @shiro.milktea 廊下で絶賛帰宅拒否中なのは、Instagramユーザー@shiro.milkteaさんの愛犬・シロちゃん(取材当時2才)。こちらは、同じマンションに住んでいるという飼い主さんのご両親の家で撮影したものだそう。 この日は一緒に夕飯を食べたといい、自分たちの家に「さあ帰ろうか」というタイミングで、シロちゃんに「帰りたくない」という意思表示をされたのだそうです。 おいしいものがまだ出てくる…? 引用元: @shiro.milktea 投稿によると、シロちゃんは「ここに来るといつもおいしいものが出てくるから、帰るのイヤイヤモードを発動する」とのこと。 玄関まで渋々やってきたシロちゃんは、なにやらうつむきながら考えている様子ですが…。 まだ帰らない(笑) 引用元: @shiro.milktea 「やっぱりまだ帰らない…!」と決めた様子で、ご両親がいるリビングのほうへと戻っていくのでした(笑) シロちゃんは、ご両親の家がよほど気に入っているようですね! 10分の格闘の末… 引用元: @shiro.milktea このようなやりとりを何度か繰り返して10分ほど玄関で格闘していたという、シロちゃんと飼い主さんご夫婦。 ご夫婦が玄関で静かに待っていると、心の整理がついた様子のシロちゃんが膝の上に乗ってきたのだそう。シロちゃんを確保し、ようやく自分たちの家に帰れたとのことです。 シロちゃんの行動には、「きっと優しいじじばばさんなんでしょうねぇ」「じじばばの家は食べ物が豊富……これは人間にも当てはまる実家あるある」「じじばばのお家にいたい気持ちわかるわー。人間も一緒ですね」などと、たくさんの反響が寄せられていました。 そんなシロちゃんについて、飼い主さんに詳しくお話を聞いてみることに! ご両親の家に行くと、シロちゃんは毎回帰宅拒否 引用元: @shiro.milktea 共働きだという飼い主さんご夫婦。ふたりとも帰宅が遅くなるときは、ご両親の家にシロちゃんを預けることがあるのだそうです。また、普段からシロちゃんも一緒にご両親の家に夕食を食べに行く仲で、シロちゃんにとって「第二の家」という感じなのだとか。 ご両親の家から帰るとき、シロちゃんは帰宅拒否の状態になることがほとんど。あの日も飼い主さんは、「あ〜またか…。今日はどのくらい粘る気かなぁ?(笑)」と思いながら見守っていたそうです。 飼い主さん: 「シロのこの行動は、“葛藤”と“甘え”だと思います。『私たち飼い主と一緒にいたいけれど、まだここにいたい…』という葛藤と闘っていると同時に、我々に対して甘えてわがままになっているのかなと。 こういうときは、相当お気に入りのおやつや牛肉でも出さないと食べ物でも釣られないので、単純じゃない“複雑な女心”を感じます…(笑)」 引用元: @shiro.milktea 「シロのわがままに毎回付き合うようにしている」と話す飼い主さん。それには、シロちゃんへのこんな思いがあるそうです。 飼い主さん: 「甘やかしすぎと言われるかもしれませんが、第二の家とはいえ、お留守番をしたりいつもとは別の環境で食事をしたりと、シロなりに気疲れしている部分もあるのかなと。なので、『10分くらいはいいか』と付き合うようにしています」 引用元: @shiro.milktea 今回のシロちゃんの帰宅拒否の様子には反響が寄せられましたが、飼い主さんは投稿に寄せられたコメントを見て驚いてしまったといいます。 飼い主さん: 「私は、『普通は違う家に置いてかれたくないから、迷わず飼い主と一緒に帰るんじゃないの?』と思っていたのですが、『うちも同じです』などのコメントも寄せられ、同じような経験をされている飼い主さんが多くて驚きました! 改めて『わんこは自分を大切にしてくれる人や落ち着く家をよく理解してるんだな』と思い、感心してしまいました(笑)」 シロちゃんってどんなコ? 引用元: @shiro.milktea 性格はかなりの内弁慶だというシロちゃんですが、「外面の良さはピカいち」なのだそう。 家ではおもちゃや食べものを守って“ムキ顔”をしたり、勝手にテリトリーを決めて侵入者に怒ったりすることがあるのに、外では人なつっこくておとなしいキャラになるのだとか。そんなシロちゃんがとても愛おしいと、飼い主さんは話します。 引用元: @shiro.milktea また、シロちゃんとの暮らしで癒される瞬間については、こんなエピソードを話していました。 飼い主さん: 「飼い主が帰宅したときの喜び方に、いつも癒されます。ゴミ捨てに行って数分離れただけでも、帰ってくるとシロは『ヒコーキ耳』をしながら本当に嬉しそうにしてくれます。 仕事で書斎に籠もっていたときや、長らくパソコンに向かっていたときも同様で、終わったときに耳をペタンとさせて喜んでくれます。リモートワークのミーティングが終わり、パソコンに向かって『お疲れ様です、失礼します』と言うと、それを合図にシロが駆け寄ってくることも。 そのようなシロの行動で疲れが吹っ飛びます!」 引用元: @shiro.milktea […]

さっきまで遊んでいたのに、舌をしまい忘れて爆睡する子犬 もうすぐ1才になる「現在の姿」も可愛い!

幸せそうな寝顔が可愛すぎる! 引用元: @mameshibamomiji0603 今回紹介するのは、Instagramユーザー@mameshibamomiji0603さんの愛犬・もみじちゃん(取材当時、生後11カ月)。 生後3カ月の頃に撮ったというこちらの写真には、舌を出したまま“ヘソ天”で爆睡するもみじちゃんの姿が写っていました。か、可愛すぎる…。 なんとも幸せそうな寝顔を見せている、もみじちゃん。素敵な夢を見ていそうな寝顔にキュンとしますね! 当時の状況について、飼い主さんに話を聞いた 引用元: @ayamogumogumogu 飼い主さんにお話を聞くと、もみじちゃんは「ボール遊び」が大好きなのだそう。家族が投げたボールをすぐ取りに行き、持ってきてくれるのだとか。あの日も、室内で楽しくボール遊びをしていたそうですが…。 飼い主さん: 「遊び始めてから10分ほど経過すると、もみじはたくさん遊んで満足したのか、ボールを追いかけるのをやめて水を飲み始めたんです。家族はもう少し遊びたかったので何度かボールを投げましたが、ボールを投げても、もみじは追いかけなくなりましたね」 引用元: @mameshibamomiji0603 その後、もみじちゃんは眠たそうな顔をしながら、お気に入りのベッドで横になったのだそう。しばらくゴロゴロ寝返りを打っていたそうですが、気づいたら仰向けのヘソ天状態になっており、舌をチョロっと出して寝ていたといいます。 飼い主さん: 「ゆすっても起きないほどの爆睡状態で…(笑) 人が爆睡しているような姿にも見えて、可愛くて思わず写真を撮りました。 あの光景を見たときは、『えっ、いきなり爆睡!? さっきまで遊んでくれていたのに!』とビックリしたとともに、もみじの可愛い姿に癒されましたね」 もみじちゃんは、人と犬が大好きなコに成長! 引用元: @ayamogumogumogu お迎えした頃から飼い主さんご家族のことが大好きだという、もみじちゃん。朝起きたときや帰宅したときには、もみじちゃんは「ヒコーキ耳」をしながらすぐに近寄ってきてくれて、何度も何度も体を揺らして喜びを表現してくれるのだとか! 飼い主さん: 「そのときにもみじの体を触ってこちょこちょすると、ヘソ天でこちらの目を見つめながら『キューンキューン』と鳴いてくれて、とても可愛いです。人なつっこいところがもみじの魅力です」 引用元: @ayamogumogumogu そんなもみじちゃんは、6月の誕生日で1才に。人や犬がとにかく大好きなコに成長したといい、人や犬を見つけると、まるでダンスを踊っているかのように体全体をクネクネ揺らしながら近づいていくのだとか。 飼い主さんはその様子を「もみじダンス」と呼んでいるそうで、もみじちゃんの愛らしい姿にほっこりしているそうです。 引用元: @ayamogumogumogu また、もみじちゃんらしさがわかる、ドッグランでのこんなエピソードを話していました。 飼い主さん: 「じつは最近、ドッグランで大好きになったオスの柴犬がいるんです。そのコがドッグランにいるときはテンションが上がりすぎて、30周くらい走り回ります(笑) そのときは名前を呼んでもまったく聞こえていない様子で、ひたすら前を向いて全力疾走し、その後はへとへとの状態になりながらも、そのコに近寄り仲良く遊んでいます。 でも、そのコがいないときはテンションが低めで、ドッグランでもけっこうおとなしくて…。大好きなコがいるとき、いないときでテンションがまったく違うので、『おもしろいコだな』と笑ってしまいますね」 もみじちゃんは、ご家族にとって大切な存在に 引用元: @mameshibamomiji0603 健やかに成長しているもみじちゃんの姿を見て、日々喜びを実感しているという飼い主さんご家族。お迎えして10カ月ほどが経過するそうですが、「もみじは完全に我が家の一員で、いつまでもそばにいてほしい大切な存在になった」といい、もみじちゃんの存在の大きさを感じているとのこと。 これからも家族みんなで、楽しい日々を過ごしていってほしいですね! 写真提供・取材協力/Instagram(@mameshibamomiji0603さん)、Twitter(@ayamogumogumoguさん) ※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。 取材・文/雨宮カイ

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