熊本市の雑居ビルで女性の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、女性の消息が途絶えた時間帯に、ビルの近くで不審な男女が目撃されていたことがわかった。 この事件は5月29日の夜、熊本市中央区の雑居ビルで、派遣社員・辰島ありさ さん（29）の遺体が布にまかれた状態で見つかったもの。 これまでの調べで辰島さんは、遺体で発見される前日（28日）午前1時ごろにアルバイト先を出て、同居する交際相手の男性にSNSで「帰る」というメッセージを送った後、連絡が取れなくなっていたことがわかっている。 この同じ時間帯に、黒っぽい服を着て、懐中電灯を持ってビルの周辺をうろつく不審な男女が 目撃されていたことが、テレビ熊本の取材で分かった。 警察はこうした不審者情報や防犯カメラの映像を精査するなどして、犯人に繋がる手掛かりを集めている。
沖縄県宮古島付近の洋上で行方不明になった陸上自衛隊のヘリコプターに搭乗していた第8師団（司令部・熊本市北区）の坂本雄一師団長（55）＝陸将＝は、3月30日付で着任。「伝統と歴史のある部隊」という師団の指揮を執り始めた直後の事故となった。 坂本師団長は北海道旭川市出身。防衛大学校を卒業後、1991年に入隊した。31日の着任式では第8師団の隊員を前に「先頭に立って新たなことに挑戦し、任務の完遂を目指す」と決意を語った。 熊本勤務は初めて。台湾有事の可能性など東アジアの緊張が高まる中、着任会見では「侵攻の可能性が高まった場合は先んじて部隊を配置し、阻止する」と毅然［きぜん］と述べたほか、「休日は阿蘇などの観光地を回り、地域にほれたい」と頰を緩める一幕もあった。（丁将広）
6日午後4時40分ごろ、沖縄県宮古島市の宮古空港から北西に約18キロの海上で、陸上自衛隊のヘリコプターUH60の機影がレーダーから消えた。巡視船4隻を出し、周辺を捜索している。不明になった陸上自衛隊ヘリコプターは、熊本県の高遊原分屯地に所属しているとの情報がある。 政府関係者によると、ヘリには陸上自衛隊の坂本雄一第８師団長も搭乗していたとみられる。
白石伸一・熊本県教育長は8日、県立高で教育課程に含まれない任意の補習として長年続いてきた「朝課外」について、今年４月から全ての学校で廃止すると明らかにした。県議会一般質問で答えた。新学習指導要領が重視する生徒の主体的な学びを促し、教員や保護者の負担を軽減する狙い。 朝課外は、塾や予備校がない地方の高校生の学力向上策として主に九州で広まり、県内では数十年前から普通科高校を中心に実施されてきた。受講は任意だが、生徒や保護者から「事実上の強制」と見直しを求める声が上がっていた。
熊本県八代市は22日、市本庁舎内の会議室で勤務中に性的な行為をしたとして、健康福祉部の主事級の20代男女職員2人を戒告の懲戒処分とした。 市によると、男女は交際中で2022年11～12月に複数回、2階会議室でキスするなどしており、うち1回は2人とも時間外勤務中だった。23年1月に外部から通報があったという。監督責任を問い、課長級と課長補佐級の計3人を文書訓告とした。 中村博生市長は「全職員に全体の奉仕者たる公務員としての職務を強く自覚させ、職員の監督、指導を徹底する」とのコメントを出した。（山本遼）
八代市は、庁舎内の会議室でキスや抱擁などを繰り返していた２０代の男女職員を、２２日付で戒告処分としました。２人の行為が撮影された動画が流出しているということです。 戒告処分を受けたのは、八代市役所に勤務する２０代の男女職員です。 八代市によりますと、２人は交際中だった去年１１月から１２月にかけ、勤務終了後や残業中に庁舎内の会議室でキスや抱擁、性的な行為を複数回行っていたということです。 １月、「建物の外から行為の一部を撮影した動画が出回っている」と情報提供があり発覚。 ２人は「けんかが絶えなくて早く仲直りしたかった。勤務終了時刻の５時１５分が過ぎると気が緩んでしまった」といった趣旨の話をしているということです。 八代市は監督責任として課長級と課長補佐級の３人を文書訓告とし、中村 博生 市長は「断じて許されない行為で、職員の指導、育成を徹底する」とコメントしています。
