公立小学校の元担任を懲戒免職
勤務していた県内の公立小学校で女子児童の体を触ったとして、強制わいせつの罪に問われていた元担任の男性が12日、有罪判決となったことを受け、県教委は元担任を懲戒免職処分としました。 12日付で懲戒免職処分となったのは、県教育委員会事務局幼小中教育課の46歳の男性指導主事です。 男性指導主事は去年2月ごろ、教諭として務めていた県内の公立小学校で、担任していたクラスの女子児童に対し、姿勢の指導と称して自分のひざの上に座らせ、後ろから上半身を触ったとして強制わいせつの罪に問われていました。 男性指導主事は12日、大津地裁で懲役1年6カ月、執行猶予3年の有罪判決が言い渡されました。 これを受け、県教委は12日で男性指導主事を懲戒免職処分としました。 相次ぐ、教諭のわいせつ事件。再発防止について、県教委は、「現在は、研修に加えて不祥事防止チェックシートといった取り組みをしている。職員一人一人が自分の姿勢を顧みる機会を設けながら、職員の意識付けを図っていく。」としています。