Tuesday, June 6, 2023

東京都の新型コロナ感染状況 前の週の約1.5倍、2週連続で増加 専門家「感染拡大のスピードに注意が必要」と懸念

東京都は新型コロナの感染状況の分析結果を発表し、定点医療機関あたりの感染者数が、前の週のおよそ1.5倍に増加しました。 25日に東京都が発表した分析結果によりますと、今月15日から1週間の都内の定点医療機関あたりの患者報告数は3.53人で、前週の2.4人の1.47倍と、2週連続で増加しています。専門家は「感染拡大のスピードに注意が必要」と懸念を示しています。 また、入院患者数は今月22日時点で702人と、前週の506人から200人近く増加しました。 専門家は「現時点では、医療提供体制に大きな負荷は見られないが、引き続き状況を注視する必要がある」としています。

「まさか子どもが横断してくるとは」 7歳男児、トラックにはねられ頭から血流し…死亡 足立区

16日午後、東京・足立区で7歳の小学2年の男子児童がトラックにはねられる事故があり、搬送先の病院で死亡が確認されました。  警視庁によりますと、16日午後4時20分ごろ、足立区島根の環七北通りで、「トラックと男の子の事故」と目撃者の女性から110番通報がありました。 走行中のトラックが道路を横断していた7歳の小学2年の男子児童をはねたとみられ、男子児童は頭から血を流し、意識不明の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。 警視庁は、トラックを運転していた古川浩容疑者を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。調べに対し容疑を認め、「まさか子どもが横断してくるとは思わなかった」と供述しているということで、警視庁は今後、容疑を過失運転致死の疑いに切り替えて当時の状況を詳しく調べる方針です。

令和初の園遊会 両陛下、声を上げて笑う場面も 招待者と談笑

 令和初の園遊会が11日、赤坂御苑(東京都港区)で開かれ、天皇、皇后両陛下は招待者とじっくりと懇談された。両陛下と主な招待者のやり取りを紹介する。【高島博之、村上尊一】 国民栄誉賞を受賞 車いすテニスの国枝慎吾さん <天皇陛下>本当に多くの人に車いすテニスの素晴らしさをお伝えになったと思います。 <国枝さん>長らく応援していただき、ありがとうございました。 <皇后さま>どうですか。これまでずっとご一緒に。 <国枝さんの妻愛さん>2人ともやりきった感じで。選手は本当に努力して。引退して悲しいということはなく、ハッピーな気持ちで。 <皇后さま>テニスもなさるのですか。 <愛さん>引退してからは(一緒に)。 <国枝さん>あまり長くやってしまうと、ちょっと険悪なムードになっちゃう時もあるので。はい。 <両陛下>……(声を上げて笑う) <国枝さん>ほどほどのところで、いつも切り上げるようにしています。 歌舞伎俳優で人間国宝の片岡仁左衛門さん <皇后さま>昔、片岡さんの舞台を拝見したことがございました。素晴らしかったです。 <片岡さん>ありがとうございます。 <皇后さま>若い方の育成などにも。 <片岡さん>やはり後継者が後に続かないと困るので、それに力を入れております。 <天皇陛下>コロナの関係でも大変だったらしいですね。 <片岡さん>そうなんです。これは私たちの世界だけでなく、皆さんそうですから。それから考えればまだ恵まれてる方かも分かりません。本当にみんな、耐えて頑張っております。 <天皇陛下>お父さまも拝見したことがありまして、仮名手本忠臣蔵を。 <片岡さん>ああそうでしたか。上皇さまも、時々ご覧いただいて。国立でも歌舞伎座でもお会いさせていただいて。 北京オリンピックで金メダルを獲得 スピードスケート女子の高木美帆さん <天皇陛下>素晴らしい成績を得られて。 <高木さん>ありがとうございます。 <天皇陛下>テレビで拝見しておりました。 <高木さん>本当ですか。今回はコロナ禍で北京のほうに日本人の方の応援ということは、行くことができなかったので。でも皆さんテレビを通して見てくださったという方が多くて。私もとてもうれしく思っています。 <皇后さま>お姉さまとも仲がよろしい。 <高木さん>はい、姉は引退することになったのですけれど。今も仲良くやってます。 ノーベル化学賞を受賞した吉野彰さん <天皇陛下>本当に素晴らしいものですね。あのリチウムイオン電池。 <吉野さん>おかげさまでありがとうございます。電気自動車への応用ということで、特に地球環境問題に対して、もう一度、大きな貢献をせんといかんと思っております。 <天皇陛下>温暖化の問題も深刻ですからね。そういう意味でも大変素晴らしい。 東京オリンピックで三つのメダルを獲得 卓球女子の伊藤美誠さん <天皇陛下>本当に素晴らしかったですね。 <伊藤さん>ありがとうございます。私としてはすごい偉大なことを成し遂げたと思っています。 <皇后さま>よくお母さまが作られたおにぎりを。 <伊藤さん>そうなんです。試合10分前でも、ちっちゃいので、一口でも食べられるような。卓球の試合は長くなることもあるので、1時間でも持つように。お母さんが頑張って朝早くからでもやってくれます。

東京・銀座の強盗、赤坂で4人確保 奪われた高級腕時計見つからず

 8日午後6時半ごろ、東京都中央区銀座8の高級腕時計店「クォーク銀座888店」に3人組の男性が押し入り、ショーケースをたたき割って時計を奪い、路上に停車させていた車で逃走した。警視庁が強盗事件として捜査し、港区赤坂で実行役の3人を含む強盗グループのメンバー4人の身柄を確保した。  警視庁によると、実行役の3人が30代の男性店員に刃物を突きつけて「伏せろ、殺すぞ」と脅し、持っていたバールのようなものでショーケースをたたき割り、高級腕時計100点以上を奪って逃走したという。店員にけがはなかった。  警視庁がグループの行方を追っていたところ、まもなくメンバー4人の身柄を確保した。近くで逃走車両も発見されたが、奪った時計は見つかっていないという。  現場は東京メトロ銀座駅から南西に約400メートルのブランド店や飲食店などが建ち並ぶエリア。  現場に居合わせた会社員の女性(30)によると、時計店から出てきた人物は、いずれも黒い服を着て白い仮面を着け、素顔が見えないようにしていた。その後、時計店の前の道路脇に止まっていた白っぽいワゴン車に乗り込み、ドアが閉まりきらないうちに車が発進した。  女性は「一瞬の出来事だった。周りでスマートフォンを手に動画を撮影している通行人もいて、何かの撮影かなと最初は思った。その後、時計店を見るとガラスが割れていて、初めて強盗だと分かって驚いた」と話していた。【木原真希、巽賢司】

暴力団組員の“DJの男”ら11人 渋谷のクラブで大暴れ サイケ音楽好きの“誕生日会”で「殺すぞ」とグーパンチ 警視庁

東京・渋谷のクラブで大暴れしたとして男8人が警視庁に逮捕された。このうちの5人が暴力団組員で、男性客を殴りケガをさせた他、クラブの警備担当者を脅すなどしたされる。この日、男たちは、仲間の”誕生日会”名目で集まり、酒を飲んでいたという。 男性客に因縁「お前、殺すぞ」 暴力行為等処罰法違反などの疑いで逮捕されたのは、「DJ JUN」として音楽活動をしている川合淳容疑者(40)ら8人。このうち川合容疑者を含む5人が、特定抗争指定暴力団・山口組系の組員だった。 警視庁組織犯罪対策特別捜査隊によると、川合容疑者らは、去年8月28日午前2時ごろ、渋谷区道玄坂のクラブで、他の男性客に「ぶつかった」などと因縁をつけ、集団で「なんだ、お前、この野郎、殺すぞ」などと大声で怒鳴って脅したという。 さらに、この客と一緒にいた27歳の男性に注意されると、今度は、この男性の顔を殴り、全治1週間のケガをさせたとのこと。 クラブで大暴れした川合容疑者らは、いったん店から追い出されたが、午前5時20分ごろ、“お礼参り”と称して、店に舞い戻ったとのこと。 そして、警備担当者の男性に対して、持っていた特殊警棒をちらつかせながら、「おらあ、なんだお前、ふざけんなよ、どうしてくれるんだ」などと大声で怒鳴って、脅迫したという。 サイケ音楽好きの仲間で”誕生日会” 殴られた男性と店側から被害届を受けて、組特隊などが捜査に着手。店の防犯カメラの映像を解析するなどして、クラブで大暴れした川合容疑者らを特定したという。 川合容疑者らは、「サイケデリック・ミュージック」好きの仲間で、音楽イベントを通じて知り合ったとのこと。この日は、仲間の”誕生日会”名目で、少なくとも11人が集まり(逮捕された8人以外の3人は、先月逮捕され、釈放済み)、酒を飲んでいたという。 組対隊の調べに対して河合容疑者は、「話したくない」と黙秘している。他の7人のうち3人は「相手の態度に腹が立ち、右手のグーパンチで殴った」などと容疑を認め、4人は否認しているという。

女性をナンパし性的暴行 東京都職員(34)逮捕「服を脱がし胸を揉んだが…」と一部否認 マンション外階段で犯行

ナンパした女性に性的な暴行をした疑いで、東京都の職員の男が逮捕された。 東京都主税局職員の梅津裕一容疑者(34)は2月、東京都北区のマンションの外階段で20代の女性に性的な暴行を加えた疑いが持たれている。 警視庁によると、梅津容疑者はナンパした女性と食事をしたあと、女性が住むマンションまでつきまとい犯行に及んでいた。 梅津容疑者は「服を脱がしたり胸を揉んだことは間違いないが、他は覚えていません」などと容疑を一部否認している。 (「イット!」4月26日放送)

知人の顔を殴打容疑で組員逮捕 巨人・オコエ瑠偉選手が直前まで同席

 知人男性の顔を殴ったとして、警視庁暴力団対策課は26日、東京都中央区八丁堀4の指定暴力団住吉会系組員、鈴木耕二容疑者(46)を傷害容疑で逮捕した。同課によると、鈴木容疑者と知人男性は20人ほどで宴会を開いており、事件発生の約30分前までプロ野球・巨人のオコエ瑠偉選手(25)も同席していたという。  逮捕容疑は2022年12月18日午前2時半ごろ、東京都中央区の飲食店で、知人の40代男性の顔を殴打し、全治1カ月の重傷を負わせたとしている。鈴木容疑者は「今は言いたくない」と話しているという。  同課によると、オコエ選手は別の参加者の男性に呼ばれて宴会に参加し、午前2時ごろまで店に滞在していた。オコエ選手は警視庁に対し、「(鈴木容疑者が)反社の人間とは知らなかった」などと説明しているという。  巨人は26日、「警察からは、事件とは全く無関係との説明を受けている。飲食店で偶然居合わせ、会話をした程度の関係であり、暴力団など反社会的勢力との交際・交友には当たらないと判断した」とのコメントを出した。

女子高校生を駐車場に連れ込み“わいせつ行為”逮捕のネパール男性が不起訴処分に

強制わいせつの疑いで逮捕されたネパール人の男性が不起訴処分となりました。 今年2月、東京・品川区の路上で女子高校生に声をかけ、付近の駐車場に連れ込み、わいせつな行為をしたとして、先月、警視庁に逮捕されたネパール人の25歳の男性について、東京地検は24日、不起訴処分としました。 東京地検は不起訴の理由を明らかにしていません。

「日本で生きたい、在留資格を」 日本で育った外国ルーツの子ら訴え

 日本で生きたい。在留資格をください――。  収容を一時的に免除する「仮放免」中で、強制送還の恐れがあるクルド人の子どもたちなどが24日、東京都千代田区の参院議員会館で記者会見した。  日本で生まれ育ったり、幼少期から過ごしたりする小学5年から高校2年までの9人が出席。日本で家族と暮らしながら学び続け、希望の仕事に就くために必要な在留資格を与えるよう、流ちょうな日本語で訴えた。  子どもたちの両親は全員トルコ出身のクルド人で、家族で埼玉県内に暮らす。母国では迫害の恐れがあるとして難民申請したが認められていない。  国会で審議中の出入国管理及び難民認定法(入管法)改正案が成立すれば、3回目以降の難民申請者は強制送還が可能になる規定がある。子どもたちは、「拘束などの危険があるトルコに送還されるのでは」と心配している。  仮放免中は就労が禁止され、移動は制限され、国民健康保険にも加入できない。  会見で、中学2年の女子生徒は2歳の妹が高熱を出しても病院に連れていけなかったことを明かし、「同じ人間なのになぜ病院に行けないのか。とても悔しかった」と話した。  高校2年の女子生徒は日本で大学進学を希望する。成績に問題はないが、入管法案の審議が進むことに不安を持つ。「(送還され)トルコに行ったら、(言葉が分からないので)マイナスから勉強しないといけない」と語った。  仮放免は定期的に、期間延長許可を得るため入管に出頭する必要もある。  中学1年の男子生徒は「入管に行った時に『クソガキ』や『誕生日にここ(入管)に来い、来ないと分かるよね』と言われたことがある。外国人だというだけで悪者扱いされるのは嫌です」と話した。同じく仮放免中で、来日22年になる40代のクルド人男性も会見に同席。「帰れば逮捕される。子どもたちには未来を与えてほしい」と訴えた。  会見を準備した支援団体「編む夢企画」の織田朝日さん(50)は「子どもたちなど当事者の話を聞かず悪者のようにレッテルを貼って法律を通すのはフェアではない」と話した。【和田浩明】

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