Tuesday, June 6, 2023

58歳独身、私は“かわいそう”な存在なのか?「独身のまま老いた孤独な女」というレッテル

結婚は個人の自由な選択である。独身者は「結婚できなかった」人ではなく、「結婚しなかった」人にすぎない。だが今の時代にあっても、周りはなかなかそうは見てくれないのかもしれない。 結婚に踏み切れなかった 「なんとなく、いつかは結婚するんじゃないかと思って仕事中心の生活を送ってきたら、この年齢になってしまったんですよね」 苦笑いしながらそう言うのはミカさん(58歳)だ。北関東の実家では、米寿を迎えた母が兄一家と暮らしている。母はときおりひとりで上京してくるほど元気だし、特に実家でもめごとがあるわけでもなさそうだから、ミカさんはひとり暮らしを謳歌してきた。 「大学入学で上京してから、40年もひとりで暮らしていますからね。途中、ちょっと同棲していたこともありますが結婚には至らなかった。それほど結婚願望も子どもがほしくもなかったんだと思います」 新卒で入った会社で25歳年上の男性と不倫、それが彼の家庭や会社にバレて大騒動となった。彼は会社を辞めたが、彼女は居残って周りの白い目をエネルギーに実力を磨いた。仕事がおもしろくなり、連日終電で帰る日々を送っているうちに30歳を迎え、ヘッドハンティングされて今の会社へ。 「30代はいちばん仕事が楽しかった。その中で恋愛もしましたが、『週末、どうする?』と言われた段階で恋愛から撤退(笑)。土日のどちらかは仕事をしていましたから、週末を束縛されるのは嫌だったんです」 30代半ばのころ、スポーツジムで知り合った男性と恋に落ちて一緒に住むようになった。結婚も視野に入れてはいたが、この男は「ただのろくでなし」だった。1年も経たないうちに給料を半月で使い果たしてミカさんに無心してくるようになったのだ。 しかたなく小遣いを渡していたが、それは結局、別の女性とのデートに使われていたとわかり、彼女は彼をたたき出した。 「男性不信になってもう恋愛なんてしないと言っていたけど、やっぱりまた好きな人ができた。そのたびに結婚も考えましたが、踏み切れなかった。私の生活の中心はいつも仕事でした」 仕事は裏切らない。彼女は心の中でいつもそうつぶやいていたという。 50歳を過ぎると周りの目が変わって 40代もときどき恋愛をし、仕事に明け暮れたミカさんだが、50歳を過ぎると周りの目が少しずつ変わってきたような気がするという。 「50歳前後で体調を崩しました。めまいや頭痛に悩まされて。更年期だったんでしょうね。ホルモン補充療法や運動をすることで乗り切ったと思ったのが55歳手前。白髪やしわ、シミにも悩まされましたね。老化の一途をたどっていると実感するようになった。と同時に『定年間近のかわいそうなお局』みたいに見られていると感じました」 被害妄想ではないかと思ったのだが、「そうではない」と彼女は言う。彼女は現在、部長という肩書きだが、上司は年下の男性。彼女自身は気にしていなかったのだが、「先輩が部下ってやりづらいですよ。男同士ならまだいいけど、僕が先輩をいじめているみたいに見られがちだから」と彼は本音を明かしてくれたことがあるそうだ。 「彼は、しかも先輩は独身だしとつけ加えたんです。何の関係があるのかと問うと、会社でストレスに感じることがあっても、家庭があれば家族から必要とされていると実感できる。でも独身だとそうはいかないでしょと言うんです。え、独身者は誰からも必要とされてないわけ? びっくりしました。 でもふと周りを見渡すと、『もう孫がいてもおかしくない世代なのに、夫すらいないなんてかわいそう』『年をとった孤独な人なんだから、いたわってあげないと』という雰囲気に満ちている。誰も対等に話そうとしてくれないんです」 ミカさんの部署はたまたま若い人が多いこともあって、周りが彼女とどうつきあったらいいかわからないのかもしれない。何も気にしなくていい、年齢を気にせず普通につきあってくれればいいだけなのに、過剰に気を遣ったり過剰に顔色をうかがったりしてくるのがわかる。それが彼らの優しさだと思うと怒るわけにもいかない。 「まあ、こうやって優しく社会から押し出されていくのが歳をとった者の運命かもしれませんが、私としてはまだまだ現役なんですけどね……」 ミカさんは寂しそうにつぶやいた。学生時代の友人たちからは、子どもが結婚したとか初孫誕生とかの報告が続々とやってくる。ひとりでも別にどうということはないのだが、そういえば強がりに聞こえるだけだ。 「それでもまだ定年まで7年もあるんですよ。バリバリ仕事をしていかなければと思うし、モチベーションは下がってない。でも周りが『無理してがんばっているんじゃないか』とよけいな忖度をしてくる。55歳を越えたら、そういうものとも闘っていかなければいけないんだと実感しています」 ミカさんは最近、ピアノを習い始めた。新しいことにチャレンジする気持ちは忘れたくないと心から感じているからだ。とはいえ、無難に定年を迎えようとは思っていない。新たなプロジェクトを立ち上げてもみたいし、定年後もどこかで働きたい、そのための準備もしたいと考えている。 「独身のまま老いた孤独な女。そういうレッテルだけは貼らないでほしい。心の奥ではそう叫んでいる自分がいます(笑)」 自身が感じている年齢と実年齢は違うことが多い。年齢による一般的な固定観念で人を決めつけてはならないのだ。 ▼亀山 早苗プロフィール フリーライター。明治大学文学部卒業。男女の人間模様を中心に20年以上にわたって取材を重ね、女性の生き方についての問題提起を続けている。恋愛や結婚・離婚、性の問題、貧困、ひきこもりなど幅広く執筆。趣味はくまモンの追っかけ、落語、歌舞伎など古典芸能鑑賞。

好きな気持ちが一気に冷めました…男性ががっかりした女性の行動3選

本命だと思われている手応えがあっても、うまくいかないことがありますよね。実はそれ、男性が冷めてしまう言動を取っているからかも…!? 関係性が盛り上がっていても、男性からすると一気に冷めてしまう言動をピックアップしてみました。 こだわりに対して口出しする 仕事や趣味に、こだわりやプライドを持って取り組んでいる男性は少なくありません。例えば仕事の進め方にしても、人によって違いますよね。実はそこにこだわりがあった…なんてことも。趣味も同様です。長年調べたり集めたりしているものには、相当な愛着があるはず。 大切にしている物事に口出しされると、プライドが傷つけられたような感覚になる可能性も。距離感が近づいたからといって、気軽に踏み込んだら地雷だった…ということもあり得るのです。 生活において、仕事が大きなウエイトを占めている男性は多いので、話題に出ても応援するスタンスにした方が無難。趣味に対する情熱のかけかたは個人差がありますが、こだわりが強い場合は口出しされるのを嫌います。 発言を批判的に感じると、急激に冷めてしまうことも。例え自分の主義と違っていても、考え方は人それぞれ。彼にとってはとても大切なんだと、尊重するようにして。 延々とネガティブな発言をする たまには愚痴を聞いてほしい場面もあるでしょうが、頻度が高いようであれば要注意。解決策がほしい相談であれば、本命彼女を助けたい一心で頑張る男性も少なくありません。しかし、終わりが見えない愚痴は、聞いているとしんどくなってしまうもの。 また、「どうせ私なんて…」といったネガティブ発言も、度が過ぎると良くありません。最初はフォローしようとしても、ネガティブ発言ばかり返ってきたら男性も心が折れてしまいます。 本命として考えていたとしても、付き合ったら毎日こんなネガティブ発言を聞くようになるのか…とうんざりされてしまうことも。さらに良くないのは、自分は愚痴を言うけれど、相手の相談には乗らないパターン。自己中な態度に見えてしまうため、盛り上がった恋愛感情も冷めてしまいます。 マナーを守れていない行動 男性は、外での行動を意外とよく見ています。いくら彼との時間ではきちんとしていても、外出先でのマナーが守れていないとドン引きされてしまう可能性も。 店員にタメ口を使っていたり、些細なことでクレームを入れていたり。また、静かにするべき場所なのに大声で騒ぐのもNG。行列に並びながら、人に聞こえるように文句を言ったり…。 もちろん彼に対しても礼儀を持って接して。遅刻したときは謝り、手伝ってもらったときは感謝する。当たり前の挨拶ができないと、非常識だと見なされてしまいます。 仕事が中心の生活をしている男性は、社会的な行動を重視する傾向にあります。マナーを守れていないと、「一緒に歩きたくない」「家族や友人に紹介したくない」と思われることに。 まずはひとりの大人として礼儀作法を身につけるよう努力することが大切。あなた自身がより素敵に見えるようになるため、恋愛以外でも好印象になりますよ。 いくら本命であっても、一瞬で冷めてしまうことがあります。盛り上がった恋愛を育むためにも、こうした言動は見直してみてくださいね。 ©fizkes/Getty Images ©fizkes/Getty Images ©Wavebreakmedia/Getty Images ※ 2022年1月2日作成 文・西田彩花

付き合っていない女性と体の関係を持たず一緒に寝た経験は?→意外に「ある」男性が多数派 “意外”な理由

株式会社わんわんわんが運営する女性のための恋愛解決メディア「恋愛トラベル」はこのほど、20代~50代の男性100人を対象に実施した「付き合っていない女性と体の関係を持たずに一緒に寝たことがあるか」についての調査結果を発表した。 前述の質問に対し、「ある」と回答した男性は78人で多数を占めた。アンケート担当者は「同じ場所で寝てしまえば体の関係を持ちやすくなってしまうように思えますが、実際は添い寝止まりで終わる男性もいることが同時にわかりました」とした。 「ある」と答えた人に「付き合っていない女性と、なぜ一緒に寝ましたか?」と聞いたところ、「一緒に飲んだので車の運転ができなくなったから」(20代)「寂しくて、癒しがほしかった」(40代)「そもそも異性と思っていない。ただの友達」(30代)「安心感が欲しかったから(30代)「帰る手段がなくなってしまったからホテルで添い寝しました(50代)」などの回答が寄せられた。総合して「仕方なく一緒に寝た」「友達だから性的な部分では見られない」という声が多く集まった。 (よろず~ニュース調査班)

大好きって言われてるのと同じです…男性が本命女性にだけするアピール4つ

男性からされた行動で、「これって、私のこと好きって意味なのかな…?」とドキドキした経験はありませんか? 実際、男性は好きな女性にどんなアピールをするのでしょうか。男性陣の声を聞いてきました。 「君だけだよ」アピールをする 「好きな女性には、他の女性とは違う“特別感”をアピールします。めったに行けない場所やお店に連れていったり、他の女性には絶対あげないような気合いの入ったプレゼントを用意して、『君だけだよ』ということをストレートに伝えます」(祐二/35歳/金融) 「君だけだよ」とか「君が一番だよ」などと言われると、女性は「そもそも他の女の子と比較されたくない」と思う人が多いですよね。しかし男性は、他の女性と比較したときの特別感をアピールすることを、愛情表現のひとつだと考えている人が多いのかもしれません。「君だけだよ」と言われたら、言葉通り、「あなたが本命」というアピールなのでしょう。 どストレートな褒め言葉 「普通だったら恥ずかしくて言えないような褒め言葉も、好きな女性にはあえて伝えるようにしています。たとえば『今日もきれいだね』とか。本気で思ってるからこそ言えるし、好きな子を目の前にすると思わず言いたくなるんですよね」(大知/30歳/マーケティング) 男性は、好きな女性に対しては素直に褒め言葉を伝えたくなるようです。「いつもきれいだね」などの言葉は、誰にでも言えるものではありません。ただし遊び人の男性は、本命女性以外にもやたらと褒め言葉を使うことがあるので、惑わされないよう注意が必要。 SNSにあえて載せない 「僕はけっこうInstagramをやるのですが、本命の女性のことだけは載せないようにしています。デートに行ってもSNSには載せないですし、タグ付けもしません。彼女も気づいていると思いますが、それが『本気だよ』というアピールでもあります。本命彼女のことは、わざわざSNSで不特定多数の人たちに見せたくないのが男心ですね」(一樹/34歳/不動産) 人によって異なるとは思いますが、SNSを積極的に活用する男性でも、本命の女性のことはあまり載せないようですね。大切な彼女をわざわざ晒したくないという思いもあるでしょうし、他の男性に見せたくないという独占欲もあるかもしれません。 連絡頻度がやたらと高くなる 「僕はかなり積極的なタイプなので、『彼女を落としたい』と思ったら、ガンガン連絡しますね。LINEだけじゃなくて、インスタのDMも駆使します。やっぱり自分のことを意識してほしいので、ひるまずに連絡してアピールします」(亨/29歳/アパレル) もっともわかりやすいパターンですが、好きな人がいたら連絡を取ったり会ったりしたいと思うのは、当然のことです。彼から積極的に連絡が来る場合は、シンプルにアピールされていると考えていいのかも。 以上、男性が好きな女性にするアピールを4つ紹介しました。男性は、気持ちと行動が一致しているタイプの人が多いです。もしも彼があなたに積極的に連絡してきたり、ストレートな言葉で攻めてくるようなら、好意を抱いている可能性が高いですね。 ©FXQuadro/Gettyimages ©Sara Monika/Gettyimages ©nd3000/Gettyimages ©Bambu Productions/Gettyimages ※ 2021年9月16日作成 文・小澤サチエ

「もう次はないです」 配慮に欠けた“自己中ゴルファー” ラウンド仲間がいなくなるのも時間の問題?

大切なのは相手を思いやる気持ち  紳士・淑女のスポーツとも言われているゴルフは、自分のプレーだけでなく、同伴者や他のゴルファーへの配慮も求められます。しかし、中には他者への配慮が足りず、自分勝手でマナーをおろそかにしてしまっている残念なゴルファーも少なからず存在します。  二度と一緒に回りたくないと思われる残念ゴルファーにありがちな行動とは、どのようなものが挙げられるのでしょうか。  良心からなのかもしれませんが、他人へ自己流のゴルフスイングやテクニックを必要以上に指導しようとする「教え魔」は、一緒に回りたくないと思われてしまうゴルファーの特徴です。 【写真】できてないゴルファーが意外と多い…正しいバンカーのならし方、レーキの置き方  教え魔ゴルファーはゴルフ場のみならず、練習場でも目にすることがありますが、未熟なプレーヤーを見ていると口を出さずにはいられなくなるのでしょう。教え魔は自分のゴルフ理論を押しつけたり、上から目線な態度で接してくる傾向にあります。せっかくの楽しいラウンドに水をさすような言動は避けてほしいものです。  また、ゴルフはマナーとエチケットが大切なスポーツでもあるため、他者を思いやれない自己中な行動もNG。例えば、同伴者のショットを待たず勝手に先にプレーをしたり、自分のパッティングを優先して同伴者のラインを踏むような行為は、一緒に回りたくない嫌なゴルファーと見られてしまいます。  同伴者がカートから離れたところにいる場合は、使うクラブを持って行ってあげたり、林に打ち込んでしまった際にはボールを一緒に探したりと、お互いが気持ちよくプレーできるための「細やかな配慮」は忘れずに行いたいところです。  仲間内でのラウンドはプレーだけでなく会話も弾みますが、同伴者や他のプレーヤーがアドレスに入っているにもかかわらず、おしゃべりを続けるようなゴルファーも嫌がられます。ゴルフは高い集中力が求められるスポーツ。過剰なおしゃべりはプレーの妨げになり、集中力を欠いた状態でのショットはスコアにも影響を及ぼしてしまいます。  アドレス時の会話や物音を立てる行為はご法度。このような行為は同伴者や他のプレーヤーに不快感を与え、印象が悪くなれば一緒にラウンドすること自体避けられる要因にもなりかねません。  他にも携帯電話で堂々と会話をしたり、SNSにアップするための写真を撮ることに夢中で、プレーの進行が遅れてしまうような行動にも要注意です。個人競技といえど、ゴルフは1人だけでプレーするスポーツではありません。  同伴者や他のプレーヤーと同じ空間を共にする以上、自分のスコアやプレーよりも相手を思いやる気持ちが何より大切と言えそうです。 LUIS FIELD

「痛いおばさん」と「素敵な大人の女性」の違いは? 年齢ではなく“振る舞い”に表れる

昨今は、重ねた年輪ぶんの魅力を備えた人が増えてきました。妙齢の女性といえど「おばさん」は少数派、筆者の周囲は淑女や熟女や姉御(あねご)と呼ばれる「大人の女性」ばかりです。 いわゆる「昭和(風)なおばさん」は減ったものの、イタイ「おばさんキャラ」な女性はまだまだ健在。大人世代になるにつれて「すてきな大人の女性」になる人と「イタイおばさん」へと変貌する人の差は、いったいどこにあるのでしょうか。 イタイおばさんは、女であることを忘れている 昔も今も、おばさんの定義として一番に挙げられるのは「女を捨てている」ように見えること。当の本人はそんなつもりがなくても、さまざまな所作に表れているものです。 たとえば、電車の中で脚を開いたまま座っている女性。寝グセを直さなかったり、根元が白くなっていても気にしなかったりする女性。さらに、緩んだ体型を気にせず、おしゃれに興味を失っている女性。 アラフォーやアラフィフでそこまで「おばさん」化していたら、もはや女を捨ててしまったのだろうと想像しますよね。その人自身が意識的に「女であること」から遠ざかっているならいいのです。イタイのは、おばさん化した自分にすら無頓着な人。 大人になると、カラコンやつけまで盛ったり、長いネイルや高いヒールなどを履いたり、「実用的じゃない」装飾の不自然さから卒業する女性が増えていきます。 「ナチュラルな自分」を磨くならばすてきだと思いますが、ただの手抜きで減らしているとしたら、それは「おばさん」化のはじまり。最低限、パートナーから「女性」に見られないほど女を捨ててしまわないよう、気をつけましょうね。 イタイおばさんは、他人の存在すら見えていない 一概には言えませんが、性別的な特徴として、なぜか男性より女性のほうが「周りが見えていない」人が多く見受けられます。しかもおばさんになるほど、その傾向は顕著に表れます。 たとえば、エスカレーターを降りた瞬間、あるいは自動改札を出た瞬間、急に立ち止まってしまう人はほぼ「おばさん」です。 朝のラッシュ時など混雑している中でもおかまいなしに立ち止まるおばさん。直後を歩いていて、間に合わずぶつかってしまった人は、けっこう多いのではないでしょうか。 今ここで立ち止まったら背後を歩く人に危ないことなど、おばさんは思いつきもしません。自分のことしか考えていない、あるいは他人の存在が見えていないほど自分に集中してしまうのも困りものですが、一番の問題は「周囲に気遣うことすら思いつかない」生活ぶりにあります。 上記の行動は、フルタイムで働いている中年男性にはあまり見られません。それは毎日ラッシュ時に通勤しているだけでなく、社会生活において「周囲に気遣う」行動を求められる日常を過ごしているから。 たとえば車の運転をしているときは、無意識レベルで周囲に注意を向けていますよね。急に止まることの危険も分かっているはず。 他人の存在に意識を向けられない人は、総じて「他人から(自分が)どう見られているか」も気にしません。だから外見にも気を遣わないし、疎まれてもマイペースさを崩しません。 他人に配慮できないほど自我を見失ってしまうことも、時にはあると思います。だけど少しでも心に余裕があるならば、自分と自分の周りの人を大切にする気遣いを発揮したいもの。それは大人の女性である以前に、社会の一員として必要なスキルではないでしょうか。 すてきな大人の女性は「年齢不詳」である ここまでピックアップした「イタイおばさん」な行動をしないよう心がけるだけで、ある程度はおばさん化を防げると思います。 おばさん扱いされない「すてきな大人の女性」というのは、若作りすることでもなければ、いつまでも少女の無垢さを保ち続けることでもありません。大人ならではの振る舞いと、女性ならではの「美しくあろうとする」姿勢があれば、重ねた年齢ぶん、女性は魅力的になっていくのです。 魅力的な女性は、いい意味で年齢不詳です。年齢なりの大人らしさを備えつつ「もうおばさんだから」と諦めない気持ちを持ち続けていること。アラフィフ世代の筆者も、年齢を言い訳にせず「すてきな大人の女性」を目指し続けます!

本性がみえました…男性がお泊りデートでガッカリした彼女の行動4選

お泊りデートは、2人の仲をさらに深める大切な時間でもあります。でも、いくらラブラブな時間を過ごせても、翌朝に彼を幻滅させるような行動を取ってしまうと、今までのいい雰囲気が台無しになってしまう恐れも……。そこで今回は、男性たちに聞いた「お泊り翌朝に彼がドン引きした彼女の行動」をご紹介します。 ものすごく「不機嫌」 「朝が弱いのは仕方がないけれど、ものすごく不機嫌な状態が続くとこっちもイライラしてきちゃいます。 楽しかった昨日の時間は何だったんだろう…となりますね」(30代・男性・インストラクター) 朝はなかなかスイッチが入らず、テンションが上がらないという人も多いかもしれません。とはいえ、ずっとムスッとしていたり、彼の問いかけに応じないままの状態が続くと彼も嫌な気持ちになってしまうでしょう。 朝から険悪な雰囲気にならないよう、前もって朝が弱いことを彼に伝えて理解してもらえれば、彼もイライラせずにすむかもしれませんね。 いつまでも「起きない」 「仕事があるから家を早く出たかったのに、彼女がなかなか起きなくて遅刻したことがあります。 だから、次の日が休みじゃないとお泊りデートはしたくないです」(20代・男性・アパレル) ちょっと寝起きが悪い程度なら可愛いと思ってもらえるかもしれませんが、次の日に予定があるときにずっと寝ていて起きる気配がないとなるとさすがに彼もイラッとするはず。 そうならないように、次の日の予定をお互いに確認したうえでアラームをセットするなどして、できるだけ彼に迷惑をかけないようにするといいでしょう。 しつこく「ベタベタする」 「朝から執拗に甘えられると、ちょっと引いてしまいます。 ベタベタされても、色々と支度とかがあるので困りますね…」(30代・男性・WEBディレクター) お泊りをした日の翌朝は、いつもよりもラブラブな雰囲気が高まっていることでしょう。だからといって、朝からしつこくベタベタしすぎると、鬱陶しく思われてしまうこともあるようです。 休みの日ならまだしも、仕事がある日の忙しい朝は甘えるのはほどほどにしておいた方がいいでしょう。 「片づけない」で帰る 「何も片づけないで全部やりっ放しで帰られると、なんだかものすごく幻滅してしまう。 せめて使ったものくらいは片づけてほしいと思ってしまいます」(20代・男性・広告代理店) 彼の家に泊まりに行った場合は、よほど時間がないとき以外はきちんと後片づけをしてから帰りたいところ。使いっ放しや出しっ放しのままで帰ると、「だらしがない」といった印象を持たれてしまうかもしれません。 逆に、ホテルや旅館などにお泊りをしたときにも最後にササッと部屋を整頓してから帰るようにすると、「ちゃんとしている人」と彼に思ってもらえるでしょう。 お泊りデートを楽しくするためには、当日の夜だけでなく翌朝の振る舞いも重要になるようです。だからこそ、最低限のマナーは守るように心がけてくださいね。 ©doble-d/gettyimages ©Goodboy Picture Company/gettyimages ※ 2021年7月25日作成 文・山田周平

ずっとラブラブの秘訣…! 長続きカップルになれる「男性の特徴」

出会いはあるし好きな人ができないわけでもない。でも、関係が長続きしないで恋がすぐ終わってしまう…。そう悩んでいるなら、安定したお付き合いができる男性を選べていないのかもしれません。短命の恋を繰り返さないために、交際が長続きする彼の特徴をしっかり覚えておきましょう! 彼女が嫌がることをしない 恋愛をしていると「彼が自分に何をしてくれたか?」が気になるものです。プレゼントや連れて行ってくれたお店、あるいは「好き」「かわいい」という言葉をどれだけくれたかで、女性は彼の愛情をはかるでしょう。 でも、長続きする関係を求めるなら、注目するべきは「彼が自分に何をしてくれたか?」ではなく、「彼は自分に何をしないか?」です。 それは、彼が彼女の嫌がることをしないという意味であり、嫌がることをしないためには、彼が彼女を深く理解する必要があります。 どんなに高価なプレゼントやたくさんの甘い言葉をくれても、あるいは高級レストランに連れて行ってくれても、彼女をウンザリさせる態度を取れば意味がありません。 浮気はもちろん、メッセージの既読スルーをしないとか、デートには遅刻しないとか、あるいは一緒にいる時はスマホをいじらないなど、彼女が不快に思うことをしない彼とは安定したお付き合いが続くでしょう。 「これをやったら嫌われる?」と不安にさせない 片思いであれば好きな人によく思われようととにかく頑張るもので、嫌われることを極端に恐れますが、恋人同士になっても「こんなことを言ったら機嫌を損ねるかも」と不安になるのはよい恋愛とはいえません。 お付き合いが長く続いて結婚までたどり着くのは、彼女が何をしてもニコニコと受け入れる彼です。愛する人のすべてを大らかに包み込もうとする人とは安心して一緒にいられるでしょう。 逆に、何を話したか、どんな格好をしているか、どういう表情を見せたかをいちいち気にする男性との交際は、相手の顔色をうかがうばかりで窮屈に感じるはず。交際当初は関係を続けようと頑張っても、心はすり減って一緒にいることがつらくなるはずです。 「嫌われるかもしれない」という不安を感じさせない彼とは結婚にたどり着く可能性が高いでしょう。 一緒にいると素の自分が出る 交際が長く続いて結婚まで視野に入れるとなると、愛する人とはひとつ屋根の下で同居することが必須条件になります。 またそうした場合、彼がそもそも気を遣わなければいけないタイプとか、素顔を見せにくい事情があれば、関係はいずれ破綻するでしょう。ストレスが溜まって一緒にいることが苦しくなるはずです。 つまり、長続きする彼には「自然と素の自分が出る」ということ。 そして、素をさらけだしてもすんなり受け入れてくれる彼とはずっと一緒にいられるでしょう。 話し合いに応じてくれるか? どんなに相性のよい彼と付き合ってもケンカはするもので、「ケンカをしない彼」はいません。もし一切の揉め事が起きないとしたら、その関係には妥協か我慢があるのでしょう。笑顔でいても、お互いに何となくストレスを隠しているはずです。 大切なのは、ケンカが起きた時に冷静に話し合いができるかどうか。すねたり怒ったりしないで、落ち着いて話し合いに応じられる彼とはよい関係を築けるでしょう。 というのも、建設的な話し合いができれば、どんなトラブルに見舞われても仲直りできるからです。 恋が長続きしない理由が、ケンカすればすぐ別れてしまうとか、気まずいことがあると関係がフェードアウトしやすいのであれば、相手だけでなく自分も話し合いに前向きになるといいでしょう。 お互いにキチンと向き合い、理性的に問題解決ができると恋人関係は自然と長く続いていくはずです。 ©Westend61/Getty Images ©Westend61/Getty Images ©Milko/Getty Images 文・沙木貴咲

なぜか好きになる人が「既婚者」ばかり。不倫に惹かれる女性に共通する「ある特徴」とは?

「普通の恋」がしたいだけなのに…… かの昔、筆者も「好きになってはならない相手(既婚者)」と恋に落ちたことがありました。ダメだと分かっていても、恋心が芽生えてしまえば、時すでに遅し。あとは残りわずかな理性でブレーキをかけるしかありません。 恋をするのは個人の自由。誰を好きになろうと、他人がとやかく言うのは野暮というもの。その恋の一方(または両方)が既婚者で、いわゆる「不倫の関係」に発展すればルール違反ですが、想うだけでブレーキをかけることができたならば、心の中までは知る由もありません。 叶わぬ恋、叶えてはならない恋など、できることならしたくはないでしょう。あなたが適齢期の独身女性ならば、なおのこと、不毛な恋愛にうつつを抜かすなんて時間の無駄。さっさと婚活でもして「独身のいい男」と関係を深めるほうが、ずっと建設的です。 しかし悲しいかな、「普通の恋がしたい」と思いつつ、なぜか既婚者ばかり好きになってしまう女性がいます。相手が既婚者だと知らず「今度こそ」と接近してみたら、やっぱり既婚者だったり。もはや自分の見る目のなさにうんざりしそうです。 既婚者ばかり好きになってしまう女性の特徴 恋の悩み(特に不倫問題)に数多く向き合ってきた筆者としては、既婚者ばかり好きになってしまう女性のほうに特有の意識や傾向があると分析しています。 ではそのタイプと傾向を挙げてみましょう。 ▼男性に完璧さを求めてしまう 妻のいる既婚男性は、恋人募集中の男性にありがちな「必死さ」や「欲求不満さ」などはありません。当然ながら女性にもある程度慣れています。 あなたが「女性慣れした人」や「余裕のある人」といった「完成品の男」がタイプだと、確率的に既婚者が視野に入りやすくなりがち。中には「恋人のいる独身男性」もいますが、どっちにしても「人のモノ」であることには違いありません。略奪するつもりがないならば、避けるのが賢明です。 ▼「秘密の関係」に燃えてしまう 「公認のカップル」になってみたい気持ちはあれど、実際にときめくのは「秘密」のシチュエーション。そのような嗜好のある女性は、浮気相手や不倫相手になりがちです。 結ばれてはいけない相手と「共犯者」になること──ドラマのような恋に、最初はときめくことでしょう。 だけど時間が経てば、熱病も次第に下がっていきます。後に残るのは、罪悪感と「いつまでも選ばれない」立場のもどかしさ。いつか終わるものと知りつつ刹那(せつな)に溺れてしまうほど、恋は人を愚かにするのです。 ▼“無理め”な恋愛ほど熱くなってしまう 簡単に手に入る恋なんてつまらない。2人が結ばれるまでに乗り越えなければならない困難が待ち受けているほど、チャレンジ精神を発揮してしまうタイプの人もいます。 「ロミオとジュリエット効果」とも呼ばれる恋の障害は、相手が既婚者であれば当然のように成り立ってしまうもの。 しかしその恋は、明るみに出るほど立場が悪くなります。妻バレでもしようものなら、恋人(妻にとっての夫)と別れる羽目になり、かつ慰謝料を請求されても仕方がありません。人生の1ページとして刻むには、あまりに痛い出来事です。 「育てゲー」な恋に目覚めよう あなたがこれまで好きになった既婚者の男性は、その陰に妻という存在がいました。妻が洗った服を着て、妻の手料理を食べて、妻のいる家に帰る男──それは「妻プロデュース」といっても過言ではありません。 彼の魅力の一端(あるいは大半)は、妻の影響によるものです。いくら彼が「妻とはうまくいっていない」なんて言っても、まだ別居していない(生活を共にしている)ならば、彼の背後に妻の存在があることを忘れてはならないのです。 対して、あなた自身が「独身」の男性と恋愛しお付き合いに至った場合は、その先に結婚を見据えて関係を深めることができます。その彼と結婚し妻になったあかつきには、あなた好みにプロデュースすることも可能です。 完璧な男性はカッコいいかもしれませんが、未熟な男性を“いい男”に育てるのも楽しい恋の醍醐味(だいごみ)です。「伸びしろ」のある男性は、変化するのでマンネリにもなりません。成長とともに絆も深まります。 好みの幅を少し広げてみるだけで、これまで視界に入らなかった「未熟かもしれないが伸びしろのある独身男性」がターゲットになればしめたもの。新たな恋に臆せず飛び込みましょう!

50代女性が敢えて選んだ「熟年離婚」以外の楽な生き方。「ゆる~い同居人」となった夫婦の現在

熟年になって、婚姻関係を維持しながら双方の同意のもと、別居する夫婦は増えている。一方で、別居となると経済的にも大変なので、話し合いながらだんだん「ゆる~い同居人」として暮らすようになったと語る夫婦もいる。 結婚20年、息苦しくなった「夫婦でいること」 結婚して20年を越えたころから、「夫婦でいること、結婚していることがなんとなく息苦しい気がしてきたんですよ」と言うのは、マサヨさん(53歳)だ。彼女が社内の同期と結婚したのは28歳のとき。 「子どもふたりは今、24歳と21歳。長男は大学時代から家を離れていました。長女は大学生で同居していますが、大学に入ったころから自分のことはすべて自分でやるようになり、私は食事を作ることもありません」 コロナ禍で一時期、家族3人が顔をつきあわせていたこともあるが、マサヨさんはコワーキングスペースなどを借りて仕事をするようになり、娘もマイペースに学習。夫は仕方なく、ひとりで食事を作ったりしていた。 「その後、夫と私は出社するようになりましたが、もう『食事の支度もやめるわ』と宣言しました。夫は最初のうち、『一緒に食べよう』としつこかったんですが(笑)、今は月に1回程度、3人で食卓を囲む以外は、それぞれ勝手にやっています」 本当は家事などしたくないはずの夫だが、その前からやらざるを得ない事態に陥っていた。 4年前、ひとり暮らしだった夫の母が急逝した。その1年ほど前から夫はときどき実家に手伝いに通っていたのだ。掃除や料理も、必要に迫られてやるようになった。そして実家が空き家になったあと、夫は月に1、2回通うようになった。コロナ禍でも車でときどき行っていた。 「夫としては定年後、私と一緒に実家に越したかったらしいですが、『私は無理』、そう言ったら、ひとりで行くように。私はまだ両親が健在ですが、そろそろ父が弱ってきていますね。ただ、介護が必要になっても夫に協力を求めるつもりはありません」 お互いに割り切ってそうなったというわけではない。夫は母親が生きているころから、マサヨさんに一緒に行くことを強要しなかったから、マサヨさんも強要しないと決めているだけだ。夫にとって、妻の両親は、やはりどこまでいっても赤の他人なのだから。 「私も仕事がありますし、どうにもならなくなったら施設に入ってもらうしかないと思っています。無理して引き取ったりしたら、共倒れになりそうだから」 夫にはそのことを伝えてはいないが、マサヨさんは覚悟を決めている。 快適な今の暮らし 「平日は夫のほうが早く起きて、出社していきます。朝ご飯も食べていってるんじゃないですか。そのあたりは気を遣わないことにしています。私はフレックス制なので、出社はだいたい10時頃。その日、何時に帰るかも娘を含めて誰にも連絡はしません。それでも娘とは連絡を取り合うことが多いですね。夫とは数日、顔を合わせないこともあります」 ほぼひとり暮らしのような感じだが、これが意外と快適なのだという。自分の分の家事だけやり、風呂やトイレなどの共用部分は週替わりで3人で分担する。あとは何時に帰ろうが、どこへ旅行しようが、誰にも何も言われない。 「ホワイトボードが用意してあって、帰宅しないときは記入することになっています。一応家族だから心配するので。私は今月、23日から26日まで旅行、と記しました」 どこへ行くのかとは誰も聞かない。帰ってきたら土産話くらいはするだろう。娘の欄には来月半ばから2週間ほど旅行と書いてある。海外に行くと聞いているとマサヨさんは言った。 「大人3人が、ゆるく繋がりながら同居している。そんな感じですね。誰かが話を聞いてほしいと言うなら聞く。でも仕事を持ち帰ることもあるので、そういうときは部屋にこもる。みんな適当にそうやって生活しています。特に困ることもありません」 子どもたちが大学に入ったころから、望んでいた自由が転がり込んできた。マサヨさんはそう言う。だが、彼女も主婦歴、母親歴が長い。どうしても「私が面倒を見なければ」と思ってしまうことはないのだろうか。 「最初はちょっと寂しかったかもしれませんね。いつもしていたことをしなくていいとなると、誰からも必要とされなくなっているような気がして。娘にそう言ったら、『ママはママの人生を歩けばいい。それでも私のママであることには変わりないでしょ』って。そうか、今までずっと家族のために自分の時間を使ってきたけど、実際はもうずいぶん前から、子どもたちは、家事要員としての私を必要としていなかったんだなとわかりました。 自分のために生きよう、生きていいんだと娘に背中を押された。だから夫にも、もう家事はしない宣言ができたんだと思います」 夫もまた、実家に通うことで生活上の術やスキルを少しずつ身につけていた。だからそれぞれが自分本位に生きることができるのだろう。 「家は単なる箱。子どもが小さいときはその箱の中で、夫と私が協力しあって子どもたちを守らなくてはいけないけど、みんなが大人になったら、その箱は好きなように使えばいい」 うちはバラバラな生活をしているけれど、誰かが本当に困ったら、おそらくみんなで助け合うんじゃないかなと、マサヨさんは控えめに笑った。 ▼亀山 早苗プロフィール フリーライター。明治大学文学部卒業。男女の人間模様を中心に20年以上にわたって取材を重ね、女性の生き方についての問題提起を続けている。恋愛や結婚・離婚、性の問題、貧困、ひきこもりなど幅広く執筆。趣味はくまモンの追っかけ、落語、歌舞伎など古典芸能鑑賞。

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