Tuesday, June 6, 2023

【阪神】岡田彰布監督、ボール球振る打者に「もう辛抱できひん」「立っといたら全部四球やんか」一問一答

◆日本生命セ・パ交流戦 楽天4―1阪神(6日・楽天モバイル)  阪神は連勝が2で止まった。初回に大山の4試合連続打点となる中前適時打で先取点を奪ったが、以降はゼロ行進が続いた。先発の村上は自己最多の116球で完投したが、8回7安打4失点で2敗目。5日のロッテ戦(甲子園)を5時間7分の激闘で引き分けた翌日に、午前中の長距離移動を伴った試合。2年目の前川が7回にプロ初安打を放ったが、勝利にはつながらなかった。  以下は試合後の岡田彰布監督の一問一答 ―村上の状態は悪くないようにみえた  「悪うないよ、別に。なんでよ。完投させてんのに、なにも悪うないやんか」 ―きのうはリリーフ陣を使っただけに価値ある完投  「いや、きのうは関係ないやんか。村上はあれぐらいは投げれるということやろ。(4日に完封の)才木でも一緒やんか。(DH制で)打順回ってけえへんのやから。別に勝ってたら、そらブルペン投げさせているよ、お前」 ―いい形で先取したが 「いやいや、もう。だから、きょうなんか、ちょうどええなあ、そら、ちゃんとストライクを打つ人間と、もうボールを打ってる人間と。もう、俺も辛抱できひんからな。はっきり言うてな。最後(森下)でもそうやんか。ちょうど明日、明後日また松井投げるかもわからんけど、な。ちゃんとストライク打ってるのは前に飛ぶんやから。そういうことやろ。それが分からんかったら、ちょっとしんどいわな」 ―初回のノイジーも全部ボール球を振った 「立っといたら、全部フォアボールやんか。そんなんお前、何十回目よ」 ―コンディションの難しい試合だった 「そんなん関係ないよ。そんなん関係ないやんか。そんなんコンディション良かったらみんな勝てるんか? そんなん関係あらへん。周りがそう思ってるだけで、試合はお前、勝つと思ってやってるわけやから、そんなもん」 ―前川に初ヒット 「まあ、出そうやったからのお。1打席目もなあ」 ―よく振れているか 「いや、だから振れてるとか、振れてないんじゃなしに。やっぱり最初なあ、低めのボールを振って、あないして三振3つもして、それがだんだん低めを振らんようになる、ストライクゾーンをちゃんとしっかりスイングできたらやっぱりいい結果出るやんか。そういうことやんか。それをね、同じことの繰り返しをやってるから、ずっと打てへんいうことやんか。はっきり見とったら分かるやんか」 ―打席を重ねて成長 「いやいや、そら成長してんちゃう。だから。うん」 ―やるべきことをやっての1本には価値が 「そら、もう徐々に1軍のピッチャーに慣れてな。で、やっぱり2軍よりも低めの変化球がすごいのを、そら直に感じてな、それを最初振ってたけど、それがだんだん振らんようになったら、ピッチャーもストライクゾーンに投げてこなあかんわけやんか。それで、ね、その球を仕留められるようになったら、そら、な、段々成長している過程と思うよ」 ―落ち着きも出てきたか 「いやいや、そうでもないで。そんなん、ヒット1本打ちたいいう気持ちはずっと一緒と思うよ。でも、リラックスいうのはバッターボックスで、ボールをな、ボール球を見送れる余裕ができたいうことやろな。そういうふうに見えるいうことはな。そら1ボール2ストライクになるのと2ボール1ストライクになってピッチャーのボールも違うし、次の投げてくるな、4球目が違う訳やんか。やっぱりストライクゾーンになげなアカンってなってくると、やっぱり自分のスイングできて、なあ、いい結果出るいうことやん。そんなん」 ―自分でカウントを整え 「そうそうそう。そんなん、ミーティングでもうみんなに何回も言うてるんやけどな。それはできるもんと、でけへんものの違いやわな。それはもう、数字にきっちり表れてるやんか。数字っていうか確率がな。確率言うのは打率やんか。率な訳やからさ。打点とかホームランとか減れへんけど。そういうことやんな」 ―打順変更は 「そんなこと言われへんよ。今の段階では言われへんけど」

阪神・浜地「責任を感じているし、批判されるべき投球だったと思う」七回に逆転3ラン被弾 落胆隠せず

 「阪神7-7ロッテ」(5日、甲子園球場)  阪神は5時間7分の死闘の末、ロッテと引き分けた。  2度のリードを守り切れず。七回には3番手・浜地真澄投手(25)が誤算で、山口に逆転3ランを浴びた。ショックを隠せずしゃがみこんだ右腕の瞳にはうっすら涙もにじんだが、延長ではベンチの最前列で声を張り上げ、祈るように両手を組んだ。  浜地は救援で3試合連続無失点と結果を残していたが、痛恨の1球となった。試合後は「すごく責任を感じているし、批判されるべき投球だったと思う。明日以降はまだ何も言われてないです」と落胆した。

阪神・岡田監督 5時間7分の死闘ドローに「勝てなかったやろ」「展開的にはそりゃ勝ちゲームやろ」一問一答

 「阪神7-7ロッテ」(5日、甲子園球場)  阪神は5時間7分の死闘の末、ロッテと引き分け。今カードを2勝1分けで終えた。  四回までに3点リードも桐敷が五回に4失点。大山の3ランで再びリードを奪ったが、七回に浜地が逆転3ランを浴びた。八回に追いつき、九回以降は両軍のリリーフ陣が踏ん張った。  試合後、岡田監督の一問一答は以下。 -終盤は両チームとも中継ぎが踏ん張った 「そうなんかなあ。まあピッチャーはそうやろなあ」 -勝てなかったと、負けなかったのどちらですか 「勝てなかったやろ」 -投手が珍しく四球が多かった(9四球) 「多いなあ。ほとんど点になっとるやんな。フォアボールな。結局、ビッグイニングになるからの。そういうことやん」 -疲れがどうこうではない 「そんな投げてないやろ。え?何試合投げてる?」 -浜地も足に当たったのが影響 「いや、そんなことないやろ。影響したら投げられへんやろ」 -前回はいいボールだったが 「だから、あそこで一番あかんことをやるわけやからな、結局は。フォアボールからなんかな、あれも」 -大山がよく打った 「そらあそこでなあ、逆転したわけやからなあ」 -9連戦続く中、投手陣に頑張ってもらわないと 「まあ、そら頑張らなしゃあないやろ。そんなの。頑張ってもらうって仕事やから、そら投げるのが仕事やから、お前。オレが頑張ってくれとは言えへんけど。そんなん仕事やん。しゃあないやんかそんなもん。チームとしてはそうなってもうたわけやからさ」 -ノイジーは右の方に打って復調してる感じ 「いや、そうでもないんちゃう。1本右打ったら復調やないよ。うーん。そういう風には見えへんけどなぁ」 -勝てたゲーム 「そりゃゲーム展開的にはそりゃ勝ちゲーム、勝ちパターンやろ。そりゃ」 -浜地は投げながら 「そりゃ分からんて。今終わったばっかりで。その前に桐敷のこと聞けよ。なぁ」

【阪神】湯浅京己、9回悪夢に「自分の実力不足」怒りの帽子たたきつけ 岡田監督は信頼揺るがず

<日本生命セ・パ交流戦:阪神6-5ロッテ>◇3日◇甲子園 “鉄壁リレー”復活も、 まさかの逃げ切り失敗となった。阪神湯浅京己投手(23)が3点リードで9回に登板。だがロッテ打線に痛打され、同点に追いつかれた。昨季7月1日中日戦以来、39試合ぶりの失点となった。 先頭の山口が失策で出塁すると、続く佐藤都に安打でつながれ、徐々に甲子園の雰囲気が変わる。1番岡の適時二塁打で2点差。2番藤岡に一、二塁間を破られ同点にされた。その後も2死一、二塁と逆転の危機を背負ったが、茶谷を三ゴロに仕留め勝ち越しは許さなかった。だが、マウンドを降りた守護神は自らの帽子を地面にたたきつけ、ほえた。「自分の実力不足。点を取ってもらったのに、野手の方に申し訳ないという思いが強いです」。 右腕のコンディション不良で2軍調整を続けていた中、5月26日の巨人戦で1軍戦復帰。調整期間中、9回の座を守ってきた岩崎が8回に登板し、3者凡退で無失点に抑えた。今季リードした展開では初となる8回岩崎、9回湯浅の「勝利の方程式」が実現。岡田監督の新勝利の方程式が決まるかと思われた矢先の悪夢だった。 それでも延長11回、仲間の奮闘でサヨナラ勝利。岡田監督は「負けてたら相当ね、責任感が強い人間だからショックだろうけど。最後にみんなの力で勝ったんでね。次はいいピッチングをしてくれると思います」と信頼は揺るがなかった。 湯浅は「次はしっかり自分が、やり返せるように。点取られないように頑張ります」と力を込め、球場を後にした。にじませた悔しさが、次の快投につながるはずだ。【波部俊之介】 ■浜地3人斬り2勝 11回表を3人で抑えた浜地が、2勝目を手にした。1番岡から始まる打順を3人で片付けた。「今シーズンはふがいない登板をしてますし、こうやっていい場面を任せてもらったので」。3試合連続無失点とした。「僕はゼロで抑えていくだけだと思っていたので、どんな場面でも」と胸を張った。

【巨人】松本まりか始球式でまさかのサブマリン「コロコロ投球」に笑顔「非常に良い経験に」

<日本生命セ・パ交流戦:巨人-日本ハム>◇4日◇東京ドーム 女優・松本まりかが、始球式で「コロコロ投球」を披露した。 背番号「714」のユニホーム姿でマウンドに登場。セットポジションでジッとためてから、右手を上げて息を吐き、大きく振りかぶると、まさかのサブマリン投法からボールを転がした。コロコロと転がりながら捕手役の松原のミットに届き笑顔。「自分にとって初めての東京ドームでとても緊張しましたが、選手の方が立つ神聖な場所で投げさせてもらい、非常に良い経験になりました」とコメントした。 7月14日公開予定の出演映画「アイスクリームフィーバー」の千原徹也監督の小学4年生の息子からコーチを受けたという。「スパルタコーチをしてもらい、今日までたくさん練習してアンダースローに挑みました。お客さんが楽しんでくれて、試合の盛り上がりにつながっていたらうれしいなと思います」と話した。

阪神投手3人が防御率上位独占も…一日で3人ともランキングから消滅へ なぜ?

 「阪神2-0ロッテ」(4日、甲子園球場)  阪神の才木浩人投手が、プロ入り後初めて9イニングを投げての完封勝利を飾った。この快投で今季の投球回が51イニング2/3となり、規定投球回に到達。「1・74」で防御率ランキング3位に登場した。  4日終了時点でのセ・リーグ防御率は1位が「0・71」の大竹、2位が「1・41」の村上。才木がこれに続く形で、阪神の投手3人が上位を独占する形となった。  しかし、大竹、村上ともに投球回は51イニング。5日のロッテ戦で阪神が52試合目を消化すると同時に、才木も含めて規定から外れる。  2日に雨天中止となったロッテ戦が行われる、5日の甲子園は晴れの天気予報。予定通り試合が消化されれば、3人全員が防御率ランキングから消えるという“一日だけ”の上位独占となる。  それでもシーズン開始前には、先発投手陣の中で中心とは言えなかった3人の躍進が、目下の岡田阪神の好調ぶりを示しているのは間違いない。

【巨人】1番・オコエ、3番・松田宣浩、5番・長野久義、先発は菅野智之…イースタン・リーグスタメン

◆イースタン・リーグ 日本ハム―巨人(4日・鎌ケ谷スタジアム)  巨人は4日、イースタン・リーグ、日本ハム戦のスタメンを発表した。  先発は右肘の張りから復帰し、2度目の先発登板となる菅野。4年目の山瀬とバッテリーを組む。1番にはオコエ、3番には松田、5番には長野が入った。  以下、巨人の先発オーダー。  1番・左翼 オコエ  2番・DH 加藤  3番・一塁 松田  4番・三塁 香月  5番・右翼 長野  6番・中堅 岡田  7番・二塁 増田大  8番・捕手 山瀬  9番・遊撃 湯浅  投手・菅野

阪神戦開始直後から「完全試合」トレンド 佐々木朗希に虎党悲鳴「誰が打てんねん」「梅野とバッテリー組めば最強」

 「阪神-ロッテ」(4日、甲子園球場)  試合開始直後からツイッターでは「完全試合」がトレンド入り。令和の怪物ことロッテ・佐々木朗希投手のピッチングに、虎党から悲鳴が集まった。  初回から163キロで中野を見逃し三振に仕留めると、甲子園は騒然となった。ロッテファンの歓声を阪神ファンのどよめきがかき消す形となり、聖地は異様な雰囲気に。ツイッターでも「早よメジャー行ってくれ 誰が打てんねんあのスライダー」という嘆きに加え、「フォークがエグすぎてキャッチャー捕れない。梅野とバッテリー組ませると実は最強な気がするんだが」と虎党ならではの見立てもあった。  四回に2四球で好機を演出したことには「阪神タイガースさんノーヒットの猛攻で佐々木朗希さんに冷や汗をかかせることに成功!!やったぜ!」とポジティブなつぶやきも。なお佐々木朗希は五回まで無安打無失点、9奪三振のピッチングを見せている。

阪神・湯浅が帽子を投げつけて怒り表す 勝利目前の九回に3点を奪われる大乱調

 「阪神-ロッテ」(3日、甲子園球場)  阪神が勝利目前で同点に追いつかれた。  3点リードで迎えた九回から守護神・湯浅が登板したが、先頭・山口の打球を木浪がファンブル。佐藤都が右前打で続き、代打・池田は右飛に仕留めたが、岡に左翼線適時二塁打を許すと、さらに藤岡にも2点右前適時打を浴びて同点とされ、大竹の7勝目が消えた。2死後にはポランコの二ゴロを今度は中野がファンブル。ここは湯浅が茶谷を三ゴロに仕留めたが、ベンチに戻る右腕は帽子をグラウンドに投げつけて怒りを表していた。  湯浅は昨年7月1日の中日戦で2失点して以降、29イニング連続無失点でシーズンを終了。今季もここまで10イニング連続無失点だったが、40の大台間近でまさかの3失点となった。

大谷翔平がトレード期限前に放出の最有力候補と米メディア 新天地候補にメッツやパドレスも

米CBSスポーツは1日、8月1日のトレード期限までに放出されそうな有力選手20人をピックアップした記事を掲載。そのトップに大谷翔平選手(エンゼルス)が取り上げられた。 同記事の寸評では大谷のトレードが有力なことは「誰もが知っていること」と断言。エンゼルスとしては放出したくないだろうが現実は時に非情であり、無節操な楽観主義が長期的戦略として有効なことはほとんどないと厳しく指摘し、エンゼルスはワイルドカード争いでア・リーグ東地区の強豪に勝つ可能性、そして大谷の争奪戦に勝つ可能性をもう一度冷静に検討する必要があるとした。 なお新天地候補にはドジャースのほか、千賀滉大投手が在籍するメッツ、ダルビッシュ有投手のいるパドレスを挙げている。 そのほかでは、2位の右腕ルーカス・ジオリト投手を筆頭に、ディラン・シーズ投手(5位)、ティム・アンダーソン遊撃手(6位)、ヤスマニ・グランダル捕手(7位)など、20位以内に6人が挙がったホワイトソックスが草刈り場に。3位はシェーン・ビーバー投手(ガーディアンズ)、4位はエドゥアルド・ロドリゲス投手(タイガース)と、大谷以外はア・リーグ中地区で低迷している球団の主力が上位を占めた。

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