【阪神】秋山拓巳、減額制限超えの半減4400万円でサイン 今季2試合で勝ち星なし「結果の世界なので…」
阪神の秋山拓巳投手が24日、兵庫・西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸8800万円から半減の4400万円でサインした(金額は推定)。「結果の世界なので。自分自身仕方がないと思っている。(球団からは)来年は見返してほしいという言葉はもらった」と受け止めた。 今季は伊藤将に代わり開幕ローテ入り。開幕2戦目のDeNA戦(京セラD)で先発するも5回5失点で勝敗付かず。その後、4か月間1軍登板はなく8月2日の中日戦(バンテリンD)で先発したが、4回2/3を3失点で敗戦投手となった。プロ14年目の今季は2試合にとどまり、0勝1敗、防御率は7・45と苦しい結果となった。「一番しんどい1年だった。上(1軍)は1年間通して強かった。日本一にもなっている。その中に加われなかったというのもある。状態も上がらなかった。試合を見るのがつらかった」と唇をかんだ。 20、21年は2年連続の2桁勝利をあげ、22年の年俸は1億1000万円の大台にも乗っていた右腕。来季へ向け「結果を出すしかない。今年活躍した選手は多いけど、続けるのは難しい世界。僕が結果を出せれば入れるチャンスはあると思う。そこを目指してこのオフはしっかりやっていきたい」と奮起した。