Friday, December 8, 2023

大谷翔平を巡る米コメンテーターの「原爆」発言が大炎上「本当に不適切な比喩」「信じられない」

米国のスポーツコメンテーターが、エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平選手を巡って“厳戒態勢”が敷かれていることについて問題発言をし、大炎上している。 クリス・ルッソ氏は6日にESPNの「First Take」で、「そもそも私たちがこれ(大谷の去就)について議論すること自体が完全なジョーク」と述べ、「彼がMVPを受賞した時、飼い犬の名前さえ明かさなかったのを知ってるか?」などと発言。「大谷に6億ドル(約900億円)も払うという人は頭を検査してもらった方がいい」といった痛烈なコメントをし、さらに大谷側が交渉過程を公にしないよう要求していると伝えられていることを受け、「何が大きな秘密なんだ? 彼はFA。6チームがすでに話をしている。これは何だ、原爆か? 何が起きているのかさえ知ることができない。彼はセレブなんだな。ばかばかしい」とも述べた。 「FOX11」は、ルッソ氏の「原爆」発言は秘密裏に進められた「マンハッタン計画を指すと思われる」と報じているが、X(旧ツイッター)などでは批判が殺到。米イラストレイテッドなど複数のメディアがこの件をXに投稿すると、コメント欄は「本当に不適切な比喩」「信じられない」「TVジャーナリストをとてもリスペクトしているけど、彼は無理」など大荒れとなった。 また、“大谷大好き”を公言している野球アナリストのベン・バーランダー氏はXに「大谷がFAという史上最大の決断をするのを静かに見守り、本人の望むようにしてやろう」と投稿。これを受けファンからも「人生最大の決断をするにあたって、大谷はMLBファンを楽しませる必要はない」といった声が上がった。

現役ドラフト 阪神・馬場皐輔、巨人へ移籍「自分にとってもすごくチャンス」

プロ野球・現役ドラフト(8日、非公開)出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させることを目的として昨年から導入された現役ドラフトが行われ、阪神はオリックス・漆原大晟投手(27)を指名。馬場皐輔投手(28)が巨人から指名されたことが発表された。 漆原はプロ5年目の今季、2年ぶりに1軍登板し、救援で16試合の登板で0勝0敗1ホールド、防御率3・00。2軍では32試合の登板で、3勝0敗、防御率4・31だった。 一方、馬場は今季19試合の登板で2勝1敗3ホールド。球団を通じ「現役ドラフトで読売ジャイアンツに移籍することになり、自分にとってもすごくチャンスだと思うので、今は気持ちを切り替えて、しっかり新天地のジャイアンツでチームに貢献していきたいという思いです。 ドラフト 1 位で入団させていただいて、6 年間、これまで阪神タイガースに育てていただき本当に感謝し ています。今度はジャイアンツの一員として、伝統の一戦でタイガース相手に全力で勝負する姿をファン のみなさんに見せることができるように、頑張っていきます。これまで応援していただき、本当にありが とうございました」とコメントした。 阪神から巨人へ直接移籍するケースとしては2004年のカツノリ(野村克則=現・阪神2軍ヘッドコーチ=)以来となる。 ■現役ドラフトの流れ ①各球団は保留選手名簿から2人以上のリストを事前に日本野球機構(NPB)に提出する。②各球団は獲得希望選手を議長に伝え、議長が12球団の希望を取りまとめる。③希望球団数が最も多い〝1番人気〟の選手を出した球団が最初の指名権を得る。④指名順1番手の球団が希望した選手を出した球団が次の指名権を獲得し、これを繰り返す。⑤全球団が1人は獲得し1人は取られるルールのため、11番目の指名順となった球団は12番目の球団の選手を自動的に指名する。

早田ひな 勝利も1ゲーム奪われ2点止まり 日本が3-3で韓国に追いつく【卓球 混合団体W杯】

ITTF混合団体ワールドカップ<12月4~10日/中国・成都>8日、第2ステージの4戦目の日本(世界チームランク3位)と韓国(同4位)が対戦。お互い無敗同士での対戦となった。 第1試合の混合ダブルスは戸上隼輔(世界ランク24位)/張本美和(同14位)がダブルス巧者のイ・サンス(同28位)/チョン・ジヒ(同38位)の韓国ペアに敗れて、日本がリード許すも第2試合の女子シングルスで早田ひな(日本生命/同5位)が2-1で勝利し、日本が3-3として韓国に追いつく。 試合は1点目から日本チームを鼓舞するように、大声を上げて盛り立てる早田。ミドルを突き合う攻防で早田がペースをつかみ、最後はハイトスサーブからの3球目バックハンドで11-8で1点を奪い日本が2-2に追いつく。 しかし、第2ゲームは格下のキムにラリーで先手を取られ9-11で第2ゲームを落とし、日本は2-3とリードを許す。第3ゲームは早田がペースを取り戻し、3球目攻撃や逆チキータなどの多彩な攻めで相手に的を絞らせずに11-5でゲームカウント2-1で勝利。日本が3-3のタイに戻した。 <混合団体ワールドカップ 第2ステージ> 日本 3-3 韓国 (8ゲーム先取のリレー形式) <第1試合> 戸上隼輔/張本美和 1-2 イ・サンス/チョン・ジヒ 11-9/7-11/9-11 <第2試合> 早田ひな 2-1 キム・ナヨン 11-8/9-11/11-5 <第3試合> 張本智和 – チャン・ウジン <第4試合> <第5試合>

センバツ21世紀枠の候補9校発表 8校が初 19世紀創立の伝統校も

 第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の「21世紀枠」の各地区候補9校が8日、発表された。別海(北海道)▽仙台一(宮城)▽水戸一(茨城)▽帝京大可児(岐阜)▽富山北部▽田辺(和歌山)▽岡山城東▽大洲(愛媛)▽鶴丸(鹿児島)――の9校が選ばれた。  21世紀枠は2024年1月26日の選考委員会で候補9校から東西を区分せずに2校が選ばれる。前回まで3校を選出していたが、来春から枠数の見直しで1校減る。  9校のうち8校が初の候補校で、富山北部は水橋(後に統合)との連合チームで選ばれた21年大会以来、3年ぶり2回目の選出となった。  公立校は8校で、仙台一、水戸一、田辺、鶴丸の4校は1870~90年代に創立の伝統校。今秋の戦績は別海が北海道大会4強、仙台一、富山北部、田辺、岡山城東の4校は地区大会に出場したが、いずれも初戦で敗れた。県大会は富山北部、田辺、岡山城東が準優勝だった。  センバツや夏の全国選手権に出場経験がないのは別海、帝京大可児、大洲の3校。仙台一は1923、40、50年夏、水戸一は29、30、54年夏に出場し、いずれも初戦で敗れた。富山北部は69年に春夏連続出場し、夏は8強入り。田辺は春2回、夏1回で、直近では95年夏に出場。岡山城東は春3回、夏2回出場し、96年春に準決勝に進出した。鶴丸はセンバツ大会の会場が甲子園球場になった25年春に1回出場している。  21世紀枠は練習環境などの困難克服や地域貢献などを選考条件に加え、一定の戦績を挙げながら甲子園出場を逃している学校に出場機会を広げるため、01年から設けられた。選出された2校は一般選考校とともに、24年3月18日から13日間(準々決勝、準決勝翌日の休養日を含む)、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる大会に出場する。組み合わせ抽選会は3月8日。【長宗拓弥】 選考方法  第1次選考では、単独地区扱いの北海道を除く46都府県高校野球連盟が1校ずつ推薦。推薦された46校を8地区に分けて2次選考し、北海道を含む9地区で各1校の候補校を絞り込んだ。センバツ選考委員会当日に東西を区分せずに2校を選ぶ。残った7校は一般枠の推薦校として、各地区での選考対象に加わる。 選考基準  21世紀枠はセンバツの招待大会としての特性を象徴し、高校野球の模範的な姿を実践している学校を以下の基準に沿って選ぶ。①秋季都道府県大会のベスト16以上(加盟校が129校以上の都道府県はベスト32以上)が対象②以下の推薦例のいずれかに当てはまる学校。▽少数部員、施設面のハンディなど困難な環境の克服▽学業と部活動の両立▽数年間にわたり試合成績が良好ながら、強豪校に惜敗するなどして甲子園出場機会に恵まれていない▽創意工夫した練習で成果を上げている▽部外を含めた活動が他の生徒や地域に良い影響を与えている。

坂本花織「ヒヤリ」衝突寸前 フィギュアGPファイナル公式練習

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル第2日は8日、北京市の国家体育館で女子の公式練習があった。初制覇を狙う坂本花織選手(シスメックス)らが同日夜のショートプログラム(SP)へ向けて調整した。  坂本選手は曲をかけた練習でダブルアクセル(2回転半ジャンプ)や、課題としている3回転―3回転の連続ジャンプをしっかりと着氷。時折、リンクサイドで中野園子コーチと映像を確認するなど入念に調整した。  練習中盤には坂本選手とルナ・ヘンドリックス選手(ベルギー)の走路がかぶり衝突寸前となったが、抱き合う形で止まって大事には至らず。互いに笑顔を見せ、その後も軽快な動きを見せていた。  吉田陽菜選手(木下アカデミー)は、曲をかけた練習でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷するなど好調。住吉りをん選手(オリエンタルバイオ・明大)も目立ったミスは無く順調な仕上がりをうかがわせた。【北京・倉沢仁志】  女子の滑走順と滑走予定(日本時間)は次の通り。  ①住吉りをん(午後9時2分)②ニナ・ピンツァロネ(午後9時9分)③吉田陽菜(午後9時15分)④ルナ・ヘンドリックス(午後9時21分)⑤イザボー・レビト(午後9時27分)⑥坂本花織(午後9時33分)

大谷翔平と“お別れ”なら「トラウト放出」 GM完全否定もお構いなし…米識者の描く未来

「エンゼルス野球は、慎重に辛抱強く次の時代に転換していく必要がある」 米テネシー州ナッシュビルで行われていたウインターミーティングは7日(日本時間8日)に閉幕した。目玉の大谷翔平投手(エンゼルスFA)の去就は決着しなかったが、メジャー史上最高額の6億ドル(約860億円)とも言われる争奪戦は最終段階に入っているとみられる。大谷の契約が決まれば、MLBには大きな動きがあると予想される。 米スポーツ局「ESPN」では、MLBの専門家たちが大谷がチームを選んだ後の他チームの動向を分析。ブラッドフォード・ドゥーリトル記者は、大谷が最有力とされるドジャースを選んだ場合のエンゼルスの動きとして「マイク・トラウトをトレードせよ。一からやり直せ。ザック・ネト、ノーラン・シャヌエルローガン・オハッピーを中心にチームを作れ。ジョー・アデルをグラウンドに放り出して自力で泳がせよ」と提言した。 ウインターミーティングではペリー・ミナシアンGMがトラウトのトレード説を「100%」で完全否定。ドゥーリトル記者は「その言葉の意味を分かっている。それでも私は彼をトレードする。行先はフィリーズが濃厚だ。なぜなら彼がトレード禁止条項を放棄する可能性がある行先はそこだけだからだ。だがもしオオタニがいなくなったら、この時代のエンゼルス野球は、慎重に、辛抱強く、次の時代に転換していく必要がある」と指摘した。 次に、大谷がブルージェイズと契約した場合だ。「エンゼルスが断固としてトラウトをトレードしないという姿勢なら、他のベテラン全員をトレードせよ」として、アンソニー・レンドン、ブランドン・ドルーリー、テイラー・ウォードの名前を挙げた。「トラウトがいてもいなくても、方向性は同じ。完全リセット。タイガースはミゲル・カブレーラがまだいる間にそれをしたから、エンゼルスはトラウト抜きでそれができる」と強調した。 その上で、デビッド・ショーエンフィールド記者は「オオタニはアナハイムが心地よいかもしれない。ネトやシャヌエルを見て、明るい未来を見出しているかもしれない。自分が二刀流のスーパースターになる間に好きにやらせてもらえたことをありがたく思っているかもしれない。打つのが大好きな球場を去りたくないかもしれない。結局のところ、彼はエンゼルスに戻るだけかもしれない」と通算99本塁打を放っているエンゼルスタジアムへの愛着も忘れなかった。(Full-Count編集部)

あわや大惨事! 高梨沙羅も出場したW杯の裏で起きた只ならぬ事態に欧州メディアも騒然「すべての人に衝撃を与えた」【2023名場面・珍場面】

2023年のスポーツ界で印象的な出来事を『THE DIGEST』のヒット記事で振り返る当企画。今回はノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子で起きた衝撃のハプニングを取り上げる。日本人選手も出場した大会でまさかの事態が…。 記事初掲載:2023年2月13日 ――◆――◆―― 2月10日から同11日の二日間にわたり、ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子がオーストリアのヒンツェンバッハで行なわれた。だが、その大会の裏で、あわや大惨事の事態が起きていたことが判明した。 同大会には、日本のエース高梨沙羅(クラレ)らが出場。個人第19戦(ヒルサイズ=90メートル)では、丸山希(北野建設)が合計234.8点で日本勢最高の3位に入り、2週連続で表彰台に上がっている。 そんななかで、大会直前にあった騒動を、欧州衛星放送局『Eurosport』などが報道。「W杯の競技の直前に、施設にいたすべての人に衝撃を与えた」と巨大なマシンが勢いよく斜面を滑り出す動画を掲載。「数百キログラムの重くて巨大な装置が、ジャンプ台を勢いよく飛び出した」と、驚きを隠せない様子を見せた。 幸いにも「怪我人はいなかった」と同メディアは伝えている。大会も無事終了しているが、二度とこのような事態が引き起こされないことを願いたい。 構成●THE DIGEST編集部

酒井高徳が神戸退団イニエスタに辛辣なワケ「厳しい言い方すると…」

ヴィッセル神戸J1優勝の立役者である元日本代表DF酒井高徳が、MFアンドレス・イニエスタの退団に言及。元スペイン代表選手が吉田孝行監督のもとで出場機会を減らしたことについて、VfBシュツットガルトやハンブルガーSV在籍時の経験を踏まえながら、自身の見解を述べている。 イニエスタは2018年夏から約5年間にわたり神戸でプレー。2019シーズンに天皇杯優勝を成し遂げるなど、クラブ史上初タイトル獲得時のキャプテンとして歴史に名を刻んだ。しかし昨年夏に吉田氏が監督に就任して以降は出番を減らし、今年7月に退団。“脱バルサ化”、ハードワークが求められる戦術にフィットしなかったことが出場機会減少の背景とみられる。 2019年8月から神戸でイニエスタとプレーしていた酒井は、チームメイトのMF山口蛍、FW大迫勇也、FW武藤嘉紀とともに、DAZN制作番組『フットボール・タイム』に出演。日本代表OBの内田篤人氏との対談で、話題がイニエスタに及ぶと「アンドレスから貰った知恵や知識がすごい沢山あるので。もちろん受け取ったものはいっぱいあったかなと思う。もちろん彼の存在は大きかった」と敬意を表する。 ただ一方で「俺は海外でプレーしていた時にも、どんなに上手くてもチームに合っていなくて試合に出られない選手をいっぱい見てきた」と、ドイツでプレーしていた時の出来事に言及。「厳しい言い方をすると、チーム戦術が変わってきた時に(イニエスタの出場機会減少は)仕方ないと思っていた」 「トッププレーヤーだけど、そんなことは色々なクラブでたくさんあることなので。『アンドレスが…』とかいうわけではない。チームとして結果が出たというところが、彼にとってはあまり良いことではなかったというだけの話」と、イニエスタの出場機会減少について手厳しいコメントを残している。 また内田氏は、イニエスタの出場機会減少がチーム全体に与えた影響を質問。これには武藤が「(ちゃんと戦わないといけないというのが)優勝できた一番の理由だと思う。『アンドレスも(スタメンやベンチメンバーから)外れるんだ』みたいな。戦うこと、吉田監督が求めることをしなければ、アンドレスのようになるよという感じになった」と語った。

楽天、田中将大に減額制限超える大幅ダウンの年俸提示 交渉は難航か

楽天が田中将大投手(35)に、来季契約で減額制限(年俸1億円以下は25%、年俸1億円超えは40%)を超える大幅ダウンの年俸を提示していることが7日、分かった。球団関係者によると、交渉は難航しているとみられる。 今季年俸は4億7500万円プラス出来高払い。査定担当の佐々木亮人国際部長は、契約更改交渉の時期について「年明けになると思います」と説明した。田中将は今年1月7日に9億円からの大減俸を受け入れており、2年連続の越年更改になる見通し。 右腕は今季24試合に登板し、7勝11敗、防御率4・91、139回1/3を投げた。日本球界復帰後、初めて規定投球回数を下回った。シーズン終了後には「自分はふがいないシーズンが続いているので、しっかりと期待に応えられる投球を心掛けたい」と話していた。

フィギュアGPファイナルSP 男子は宇野2位 ジュニアは島田2位

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ上位6人・組で争うファイナルは7日、北京で開幕した。男子ショートプログラム(SP)があり、2連覇が懸かる宇野昌磨(トヨタ自動車)は106・02点で2位発進した。イリア・マリニン(米国)が今季世界最高の106・90点で首位に立った。  鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は103・72点で3位につけた。三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)は94・86点で4位だった。フリーは9日に行われる。  同時開催のジュニアで、女子は前回覇者の島田麻央(木下アカデミー)が2位でスタートした。上薗恋奈(LYS)は3位、中井亜美(TOKIOインカラミ)は4位につけた。男子の中田璃士(TOKIOインカラミ)は4位発進だった。【北京・倉沢仁志】

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