鹿児島・十島村で震度4、津波の恐れなし…震源はトカラ列島近海
11日午前0時2分頃、トカラ列島近海を震源とする地震があり、鹿児島県十島村の悪石島で震度4を観測した。気象庁によると、この地震による津波の心配はない。 震源の深さは約30キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5・3と推定される。
11日午前0時2分頃、トカラ列島近海を震源とする地震があり、鹿児島県十島村の悪石島で震度4を観測した。気象庁によると、この地震による津波の心配はない。 震源の深さは約30キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5・3と推定される。
鹿児島市の保育所利用待機児童(4月1日現在、認定こども園含む)は21人で1年前より115人減り、全国の市区町村で減少数が最も大きかった。こども家庭庁が9月公表した「保育所等関連状況取りまとめ」で明らかになった。 鹿児島市は、1年前の2022年4月1日現在では、待機児童数が136人と全国最多だった。危機感を覚えた市はさまざまな施策を推進。金銭的支援として、利用定員増を図る施設に改修費として2分の1(最大250万円)を補助▽奨学金返済を抱える新人保育士に最大月1万3000円を3年間補助▽待機児童が多い地域で就職する保育士有資格者に10万円とその1年後に10万円を支給――などを実施した。さらに、ある年齢で定員いっぱいでも別の年齢層で空きがあれば融通する年齢別利用調整、空きが出た施設の情報をきめ細かく保護者に伝える態勢整備など、ソフト面の対策も取り組んだ。 23年度の補正予算では、奨学金返済補助を新人以外にも拡大。給与について、常勤保育士を月2万円増、それ以外を同1万円増にした。また、現在1万3426人の市内保育施設の定員を840人増やすことも計画。差し当たって17施設(定員299人)を選定した。山之内匡洋(まさひろ)・市保育幼稚園課長は「施策の成果が出た。引き続き受け皿と保育士の確保を一体的に進め、待機児童解消を図りたい」と話している。 また、待機児童数の減少数2位は千葉県八千代市が74人、3位兵庫県明石市が56人、4位沖縄県南城市が55人、5位東京都町田市が45人。一方で鹿児島県奄美市の待機児童は皆増の25人で、増加数は全国ワースト4位だった。【梅山崇】
日本高校野球連盟は21日、阪神甲子園球場で国体選考委員会を開き、今秋の鹿児島国体の高校野球硬式の部に出場する8校と補欠2校を選んだ。出場校は次の通り。 北海(北海道)、花巻東(岩手)、仙台育英(宮城)、土浦日大(茨城)、慶応(神奈川)、履正社(大阪)、おかやま山陽(岡山)、神村学園(鹿児島・開催地)▽補欠校 沖縄尚学、八戸学院光星(青森)
19日午前8時40分頃、鹿児島市平田町の県道で「バスが横転した」と運転手から119番があった。鹿児島県警鹿児島西署や市消防局によると、バスには乗客と運転手の計31人が乗っていたが、全員が車内から脱出した。このうち、腕の痛みを訴えるなどした9人が搬送された。いずれも意識があり、命に別条はないという。 市消防局によると、単独の横転事故とみられる。バスは観光バスとみられ、県立国分高校(鹿児島県霧島市)のサッカー部員らが乗っていた。 現場は鹿児島市中心部から西に約12キロの山あい。
鹿児島市消防局によると、19日午前8時40分ごろ、鹿児島市平田町の県道で、31人が乗った大型バスの運転手から「バスが横転し、全員が自力で脱出した」と、119番通報があった。バスには、県立国分高校サッカー部の生徒らが乗っており、15~16歳の男子生徒9人がけがを負って病院に搬送されたが、いずれも命に別条はないという。 鹿児島県警が、事故の原因などを調べている。
県内の公立高校で数十人の生徒が詐欺事案に関わっていた疑いがある問題で、16日夜、高校側による臨時の保護者説明会が行われました。 この問題は、県内の公立高校の生徒数十人が電子決済アプリ「ペイペイ」を使用した詐欺事案に関わった疑いがあるとして、警察が捜査しているものです。 16日夜、この高校で臨時の保護者説明会が開かれました。 保護者によりますと、説明会で学校側は事案の概要を説明して「不安や苛立ちを覚えている生徒もいるのでケアしていく」などとした一方で、事案に関わった人数や犯行が広がった経緯など詳細な説明は行わず、保護者からは「説明不足」との声が上がったということです。 説明会に参加した保護者 「『最終的にモヤモヤして帰るんですよね』という保護者もいた」 「(学校側は)『お答えできません』ばかりだった」
鹿児島県が運営する新型コロナ感染者の宿泊療養施設で、女性看護師に複数回にわたり乱暴をしたとして刑事告訴されていた鹿児島県医師会の元職員の男性が、書類送検されました。 強制性交等の疑いで書類送検されたのは、県医師会の元職員の30代の男性です。 この元職員は2021年8月から9月にかけて、県が運営する新型コロナ感染者の宿泊療養施設で、女性看護師に複数回にわたり乱暴したとして、2022年1月に刑事告訴されていました。 関係者によりますと、女性は「無理矢理で抵抗できなかった」という趣旨の話をしているということです。 一方、この事案を巡って鹿児島県医師会は調査の結果、「合意に基づいたもの」と判断していますが「不適切だった」として、この職員を停職3カ月の懲戒処分とし、その後、職員は依願退職しました。 警察は元職員を6月9日付で書類送検していて、県医師会は「検察の対応を見守ります」とコメントしています。
鹿児島県医師会の男性職員(当時)から同意なく性的な行為をされたとして、女性看護師が強制性交の疑いで告訴した事案で、鹿児島県警が9日、同容疑で元職員を書類送検したことが県警への取材で分かった。 告訴関連の書面によると、女性は2021年8月、県が医師会に業務委託した新型コロナウイルス宿泊療養施設に派遣され、施設内で9月に元職員から複数回、性的暴行を受けた。22年に県警へ告訴状を提出した。 関連書面では「(女性の)職業意識を利用して打ち合わせの機会をつくり、性的暴行を繰り返した。地獄のような日々だった」と主張している。 一方、県医師会は22年2月、第三者の弁護士1人を含む調査委員会を設置。同7月に報告書を取りまとめ、「客観的証拠を総合的に検討し、(性的行為は)合意に基づくものと判断した」との見解を示している。元職員は懲戒処分となり、22年10月末に依願退職した。 書類送検を受け、県医師会の池田琢哉会長は「検察の対応を見守る」とのコメントを出した。
鹿児島県出水市高尾野町大久保の高尾野川で3日、小型のアユが大量に死んでいるのが見つかった。地元の高尾野内水面漁協によると、死骸は少なくとも500~600匹とみられる。原因は不明で、県水産技術開発センターに調査を依頼する方針。 漁協の高崎正風組合長(82)が同日午後3時ごろ、川の見回り中に気付いた。中流の御岳橋から千間山橋付近の約2キロにかけ、10センチ前後のアユが水面に浮いたり、沈んだりしていた。水に特段の濁りなどは見られず、コイなどほかの魚種の死骸はなかったという。 漁協によると、高尾野川は1日にアユ漁が解禁。2日は雨で漁はしていない。両日とも異常はなかったという。 高崎組合長は「目視だけで130匹は死んでいた。中学生の頃から川に入っているが、こんなことは初めてだ」と話す。出水市の溝口雄二市民部長(58)は「県の調査結果をみて対応する」とした。
鹿児島県の保育園でリンゴを食べた生後7か月の女の子が死亡しました。 亡くなったのは、鹿児島県姶良市にある認可保育園に通っていた生後7か月の女の子です。女の子は先月18日、おやつにすりおろした生のリンゴを食べた後に容体が急変し、意識不明の重体となっていました。その後、治療を続けていましたが、今月28日の午後に死亡したということです。死亡とすりおろしたリンゴとの因果関係はわかっていません。警察が、引き続き捜査しています。 市は来月5日に、医師や弁護士などから構成される、検証委員会を開く予定にしています。 一方、愛媛県新居浜市では今月16日、保育園の給食でリンゴを食べた生後8か月の男の子が呼吸困難となり、現在も意識不明の重体です。この事故をめぐり、31日、県と市は保育園に臨時の監査を行いました。 事故当日、男の子が食べたのは長さ7ミリ、厚さ3ミリ程度に刻んだ生のリンゴだということです。保育園では男の子がリンゴを食べたことは確認していましたが、形状や大きさは確認していなかったといいます。 県や市は再発防止のため指導していくとしています。