Friday, December 8, 2023

“令和の峰不二子”、真っ赤なタイトワンピ姿披露 ファン絶賛「パーフェクトスタイル」

「たくさん虫に刺されてた~笑」と報告 “令和の峰不二子”として話題になっているモデルでインフルエンサーの阿部なつきが4日までに自身のインスタグラムを更新。ノースリーブのタイトワンピース姿を公開している。 阿部は「オーガニック・ガーデンにきた たくさん虫に刺されてた~笑」とショート映像を投稿した。 真っ赤なノースリーブワンピ姿はまさに“令和の峰不二子”。ウエスト部分が開いているデザインでお腹もチラ見せしている。虫に刺されそうな服装だった。 この投稿にファンからは「とても美しい」「パーフェクトスタイル」「今日も可愛い」「めっちゃお似合い」などの声が寄せられている。ENCOUNT編集部

【ベストアーティスト】Ado、スタジオでテレビ初歌唱 圧巻の歌唱力で「まじで口から音源すぎる」

 歌い手のAdoが、きょう2日放送の同局系音楽の祭典『ベストアーティスト2023』(後7:00~後10:54)に出演。スタジオでテレビ初パフォーマンスを行った。  2020年10月、「うっせぇわ」で鮮烈にメジャーデビューし、今年の『第74回NHK紅白歌合戦』初出場や、来年2月からはデビュー3年6ヶ月という異例のスピードで世界ツアーも決定しているAdo。これまでテレビでのパフォーマンスを行ってこなかったが、デビューから3年、ついにテレビ初歌唱を行った。  ストリーミングで自身最速の初登場から8週目で1億回再生を突破するなど大ヒット中の「唱」をパフォーマンス。歌い終えるとAdoは「初めてのテレビパフォーマンスをご覧いただき、ありがとうございました」とあいさつしていた。  このパフォーマンスにファンは「まじで口から音源すぎる」「声量と安定感、うらやましい」といった声をSNSで上げていた。  同番組は2001年に放送を開始し、今回で23回目の放送となる。総合司会は15年連続で櫻井翔(嵐)、司会は羽鳥慎一、バカリズム、市來玲奈アナウンサーが務め、総勢36組のアーティストが、今年のヒット曲や話題曲を中心にこの1年を音楽で振り返る。

新しい学校のリーダーズ、流行語大賞受賞

「新しい学校のリーダーズ / 首振りダンス」が「『現代用語の基礎知識』選 2023ユーキャン新語・流行語大賞」を受賞した。 【動画】首振りダンスはこちら 「ユーキャン新語・流行語大賞」は「現代用語の基礎知識」編集部の調査をもとに、その年話題となった新語・流行語を決定する年末恒例企画。「新しい学校のリーダーズ / 首振りダンス」は11月に発表されたノミネート30語よりトップテンに選ばれ、「新語・流行語大賞」を受賞した。 新しい学校のリーダーズは、2020年に発表した楽曲「オトナブルー」が昨年から今年にかけてSNSを中心に大ヒットし、知名度が一気に飛躍。「オトナブルー」のサビで彼女たちが踊っているユニークな振付「首振りダンス」とともに大きな話題を呼んだ。「流行語大賞」の選考委員会は新しい学校のリーダーズについて、「『出る杭は打たれる』どころか、もう誰も出ようとさえしていない窮屈な時代。風穴を開けてくれるのは、はみ出し4人組の大旋風なのだ」と評している。 なお年間大賞は阪神タイガースのスローガン「アレ(A.R.E.)」が受賞。そのほか「蛙化現象」「ペッパーミルパフォーマンス」「生成AI」などがトップテンに選出された。

AdoがファッションブランドHAREとコラボ、スカートやネクタイシャツ販売

Adoが自身のお気に入りファッションブランド・HAREとコラボレーション。Adoの世界観を表現したコラボアイテムが完全受注販売される。 【画像はこちら】Ado×HAREコラボアイテムのドレス詳細 HAREは「日常を華やかに晴れやかに。」をコンセプトに掲げるブランド。このコラボはAdoが以前からHAREの世界観に共感していたことから実現した。 コラボアイテムはスカート、ネクタイシャツ、パンツ、ショートジャケット、刺繍シャツなど8種。躍動をテーマに“Adoが本当に着てみたい服”として作られた。 .st(ドットエスティ)の10店舗、Webストアでは11月20日にアイテムの予約受付がスタート。予約購入者には特典として、コラボアイテムを着用したAdoのステッカーやロゴステッカーがプレゼントされる。さらにHAREの5店舗、ドットエスティストアの10店舗ではAdoのパネルが展示が予定されている。ドットエスティのYouTubeではAdoの人気曲「レディメイド」が使用されたショートムービーが公開中。

洋楽ロック史上最大級の復刻、ボブ・ディラン『コンプリート武道館』関係者が語る制作秘話

筆者がボブ・ディランの作品をリアルタイムで体験したのは『インフィデル』(1983年)が最初。そこから「ローリング・サンダー・レヴュー」期の『欲望』と『激しい雨』(共に76年)にさかのぼって聴き進んだ世代なので、78年の初来日公演には間に合わなかったし、同年11月に日本で発売された『武道館』も後追いで聴いた。 『武道館』をオリジナル盤のLPで初めて聴いたときは、A面1曲目の「ミスター・タンブリン・マン」で鳴り響く明るいフルートの音色にディランのストイックなイメージとそぐわないものを感じたし、スティーヴ・ダグラスのサックスをフィーチャーしたアレンジからはレイト70sのアダルト・オリエンテッドなサウンドに”寄せた”という印象を受け、戸惑ったものだ。先に愛聴していたライブ盤『激しい雨』の鋭さや迫力と比較すると、そのわずか2年後なのにサウンドが軟化したように思えて、なんとなく『武道館』から距離を置いていた。 自分のような先入観で『武道館』を見ていた人こそ、今回の『コンプリート武道館』を通して体験して欲しい。78年2月28日、3月1日の2公演を完全収録した本作は、奇跡的に残っていた24chマルチトラックテープから新たにミキシングを行なったもの。曲順は演奏した通りの構成に改められ、オリジナル盤に収録できなかった11曲と、未発表の別バージョンがまとめて日の目を見た。最新ミックスの効果は覿面で、ディランの歌声とギターがグッと前に出て、各パートの粒立ちも格段に良くなった印象。目からウロコの生々しさでディランとバンドが眼前に迫ってくる、まったく新鮮な『武道館』を体験できる。 そして注目すべきは、今回のリイシュー・プロジェクトが全て日本のスタッフによって進められたこと。オリジナルの『武道館』を手がけた元担当ディレクターの菅野ヘッケル、エンジニアの鈴木智雄と、アートワークを担当した田島照久が再結集して、本作に新たな命を吹き込んだ。このプロジェクトを15年かけて粘り強く進行したソニー・ミュージックの白木哲也と、菅野ヘッケル、鈴木智雄に、『コンプリート武道館』完成までの長い道のりを振り返ってもらった。 この発掘プロジェクトは2007年、白木が『武道館』のマルチトラックテープを発見したところからスタートした。 白木:2006年に鈴木智雄さんにお願いして、オリジナルのマルチからサンタナの『ロータスの伝説』(初来日公演を収めた74年発表のライブ・アルバム。2006年の再発を経て、2017年に『完全版』として復刻された)を作ったときに、同じようにディランの『武道館』のマルチも残っているんじゃないかと思って調べてみたのがきっかけでした。手書きの台帳を見ていくと、これは臭うなっていうやつがあったんですよ。それで倉庫から取り寄せてみたら、アナログのテープが20本出てきた……それが2007年のことでした。チェックしてみるとテープの保存状態が結構良かったので、仮のミックスを一回作ってみて。とても良い内容だと思ったのでニューヨークの関係者に送りましたが、なかなか進展がなく、何年も過ぎて行って。その後、突然ゴーサインが出て動き始めたのは2022年の4月でした。その間もあきらめずに、機会があるごとにアピールをし続けていたのが、ようやく実ったんだと思います。 30年近く倉庫に眠っていたマスター・テープ 1978年リリースの『武道館』(At Budokan) オリジナルの『武道館』を担当した菅野もテープ発見当初から話を聞いていたが、何年も進展がないままだったので、半ばあきらめかけていた”悲願”達成の報告に驚いたという。 菅野:最初から全部入れれば良かったわけだけど、(オリジナルの『武道館』は)2枚組アナログアルバムで出すということが決まっていたので、どうしても曲数を絞らなきゃいけなかった。どの曲も本当に甲乙つけがたかったですよ。なるべく日本で知られている曲を入れた方がいいだろう、ということで選曲しました。日本では新曲の「イズ・ユア・ラヴ・イン・ヴェイン」(初来日公演の約4カ月後にリリースされた『ストリート・リーガル』収録)をやったわけだから、これも当然入れたかった。そうやって曲目を決めていくと、2日間のバージョン違いを別にしても、入れられなかった曲が11曲もあって。それらも全部含めた形で、いつの日か世に出せたらいいなという夢みたいな想いを当初から持っていたわけです。 2007年にマルチテープが見つかったときから、僕は白木君に会うたびに「コンプリートで出そうよ」としつこく言い続けたんだけど(笑)。それが本当に実現するとは、正直思ってもいなかった。とても長い時間が経ってましたから……テープが見つかってからリリースが決まるまで15年ですよ! その間の粘り強い交渉が向こうを動かしたんだと思う。それと同時に、ボブ自身が満足できる、コンプリートで出しても恥ずかしくない演奏だと認めたからこそOKが出たはずで。ならば何も加えず、何も省かず、完全なものを出そうと思ったし、それが可能と思える素晴らしい音が残っていたこと、それがスタート地点になったと僕は思っています。 最新リミックスのキーワードは「熱量」 新たに2夜分のミキシングをし直すに当たって、菅野には明確なイメージがあった。 菅野:僕の念頭にあったのは、ボブがステージで見せた熱量。それはボブのボーカルに集約されるんだけど、彼の歌声が観客に突き刺すように届く様……それを僕は再現したかった。ただマルチといっても、各楽器が全て完璧にセパレートできていたわけではないので、ミックスする人は大変だったと思います。 ボブ・ディラン、1978年の武道館公演にて(Photo by Joel Bernstein) 来日したディラン本人からライブレコーディングの許可が出たものの、録るに当たって制約が多く、決して楽とは言えない現場だったという。通常のライブのようにマイクの置き方から綿密に取り組むことができなかったのだ。 鈴木:向こうのPAのエンジニアと打ち合わせしたとき、まず言われたのは「マイクは全部こちらで出す」と。だから、僕たちはステージに誰も上がってないし、マイキングとかに関しては全部おまかせの状況でした。PA卓から分岐されたものを録音するしかなかった。 電源についても細かくて、武道館の電源と発電車との電位差でPAにトラブルが起きたらおしまいになるから、レコーディング中はマイク回線のアースを切るように言われました。彼らにとってはその日のライブが何事もなく終わることが第一なわけですから、我々はそれに従うしかなかった。でも見方を変えると、現場で変なことをやったり、音を変えたりせずに、素直にありのままを録音したことが結果的に良かったのかもしれません。 僕が武道館で録音したのは、このときが初めてでした。アリーナの後方に椅子をしまっておく倉庫があるんですが、そこから椅子を出して空いたところに重い機材を運び込んで、録音用の部屋を作りました。そういうときは小さいモニタースピーカーを使うことが多いんですが、このときだけはステージの音もれに負けないぐらいの音が鳴る大きいスピーカーをスタジオから持ち込んで作業しました。 菅野:何しろ、録音する人たちはステージ上の様子もまったく見えない状況で録っていたから。「ここの音が録れてない」なんてことが起きないように、ステージで発している音は全部テープに残してくれ!とそれだけ願いながら、2日間過ごしてましたね。 ボブ・ディランは1978年の初来日時、2月20日・21日・23日・28日・3月1日〜4日の計8公演を武道館で実施。その後、1986年と1994年に2回ずつ、2001年に1回(計13回)武道館公演が行なわれている(Photo by Joel Bernstein) 新たにミキシングするにあたって、菅野が提示した”熱量”というキーワードがひとつの指針になったという。 鈴木:「どういうスタンスでやろうか?」という話になるわけですよね。78年の『武道館』のようなバランスでやるのか、それとも菅野さんがおっしゃる、武道館のあの場の”熱”を伝えたいという想いでやるのか。やっぱりバランスの取り方が違ってくるわけです。それで白木さんと3人で相談した結果、今回は”熱”をキーワードにして、メリハリをしっかりやろうということになりました。 菅野:単に「78年に日本武道館でコンサートをやった」っていう、それの想い出になるようなライブ盤っていう作り方もあったと思うけど、僕が作りたいのはそれじゃなかった。長いキャリアを持つボブが、78年という年に日本でこんなライブをやりたかったんだ、というもの……僕はボブにはなれないんだけど、彼になったような気持ちで、「日本のファンに俺はこれを聞かせたいんだ」というものが伝わる作品にしたかった。だからメインはボブの声で、それがビシッと出る、何よりそこにポイントを置くっていうのが僕の考え方でした。 鈴木:78年の『武道館』との一番大きな違いは、楽器の出入りと歌の聞こえ方です。要するにバンドの中にディランが入ってるのか、バンドの前にディランがいるのかという違いですよね。78年はバンドの中にディランがいて楽器もそんなに飛び出てこないけど、今回はバンドの前にいるから、ディランと同じ位置に楽器を置こうとしたら、相当メリハリをつけないとバランスが取れないんで。 『コンプリート武道館』が初出となる、1978年2月28日録音の未発表曲「アイ・ウォント・ユー」 しかしいざメリハリをつけるといっても、そもそもマイキングの段階から制限があるので、全ての楽器がミックスする上で都合よく、きれいに分けて録られたわけではなかった。ここはエンジニアの腕の見せどころだ。 鈴木:今だったらドラムセットのそれぞれに11本とかマイクを立てて別々にできるんだけど、『武道館』のドラムはスネア、キック、タム、トップかな……4チャンネルしかないんですよ、トラックとして。その中で菅野さんは「嵐のようなタムタムを聞かせろ」とか言うわけです(笑)。「荒れ狂うようなギターを」とかね。でもプロのミキサーって、意外とそういうイメージを言葉として受けて、じゃあどうしたらいいかっていう感覚がなんとなくあるんです。それで要望されたことをやって「どう?」って訊くと、「いいよ」とか「もうちょい」とか反応が来るわけですよ。 エンジニアのタイプとして、モザイクみたいに楽器を壁に貼り付けるようにしてバランスを取る人と、極めて生々しい音を録りたい人、2つに分かれると思うんです。菅野さんは生々しい方がいいという意見だったので、今回はEQ(イコライザー)とかは極力使ってません。例外としてオーディエンスの音は結構過激にEQとコンプレッサーを使わないと、武道館のような会場ではドボドボの音になってしまうので、そこだけは使いました。だから、極端に音をいじるようなことは何もやってないです。ひたすらフェーダーの上げ下げと、アンビエンスの音の処理だけですね。 『コンプリート武道館』アートワークは、1978年の『武道館』に続いて田島照久氏が担当。桜、浮世絵といった日本ならではのアイデンティティを盛り込み、江戸時代の風景と1978年の日本に立つボブ・ディランの姿をコラージュして重ね合わせた そして当初の狙い通りに主役の声とギターは存在感を増したし、ビリー・クロスのリード・ギターも、イアン・ウォレスのドラムスも、オリジナル盤よりビビッドに演者のキャラクターが伝わってくるように感じる。 鈴木:手の内を明かすと、一回バランスを取るじゃないですか。それぞれの楽器が何をやってるのか全部聴くんですよ。歌とボブが弾いてるギターがどう関わってるのか、バンドとどう関わってるのか。そうやって個々の役割を認識する、根っこを掘っていくような作業ですよね。 あと、一番はやっぱり、45年の間の技術的進歩ですよね。タムタムの連打の音を揃えるなんて、45年前じゃできないことだったから。今回は一回デジタル化することによって細かい作業ができるようになったので、菅野さんが言葉で伝えるイメージにも対応することができたんです。いいフレーズがいっぱいあったんだよな、「おどろおどろしく」とか(笑)。 菅野:そうやって言葉を投げると、本当にそういう風にして返してくるから、こっちも言い甲斐があった(笑)。ちゃんと伝わるんだなと思ったし、音で再現できるんだなと思って。そういう積み重ねでしたね。たとえば「マギーズ・ファーム」や「見張塔からずっと」では…ここはギターが荒れ狂うぜとか、ここで砂嵐がビューッと飛んでくるとか、すごく怪しい雰囲気があるんだぜとか……僕は聴き手でオーディオは専門じゃないから、抽象的な表現がどうしても多くなるんだけど。それがちゃんと音でひとつひとつ表現されていく、そういう日々でした。 『コンプリート武道館』封入のメモラビリア:(左下から時計回りに)1978年初来日公演ツアー・ポスター、同チケット、同ツアー・パンフレット、『武道館』LP封入ポスター、1978年初来日公演ツアー・フライヤー、来日キャンペーン・フライヤー メンバー紹介のMCでディランが大編成のバンドを「オーケストラ」と呼んでいるのも象徴的だ。まさにロックオーケストラ的な分厚さを感じさせながら、バンドのメンバーが一部重なっている『激しい雨』との間に感じられた質感のギャップが、今回のミックスでは以前ほど目立たなくなったように思う。 菅野:あのときのボブは、ああいう形でやりたかったんだと思います。ライブ盤を並べてみたときに、『偉大なる復活』(74年)もいいんだけど、僕の好みとしては『激しい雨』のようにボブが全面に出てくるライブアルバムを作りたかった。それが出発点でした。 最初の『武道館』は、当時のアナログ盤の技術で曲を詰め込んでいくとどうしてもレベルが下がってしまって、安価なプレイヤーで聴くとそんなに迫力が出てこない、そういう面も確かにあったと思います。でも今回は良い音質の納得できるアナログ盤を作ることができたし、それは非常に良い状態でテープが見つかったことも大きかった。 今回の『コンプリート武道館』というタイトルは、単にコンサートを全部入れたっていう意味があるのと同時に、ボブがやりたかったことを完全に再現できたという想いも入っていると思います。そういう意味で、今回宣伝に使っているキャッチフレーズ、「あの日のボブがここにいる」……文字通りそういうアルバムを作ることができたと思ってます。 78年のボブ・ディランが詰まった玉手箱 オリジナル『武道館』に未収録だった曲ではディランのルーツを示す2つのカバー曲、ビリー・リー・ライリー「リポゼッション・ブルース」、タンパ・レッド「ラヴ・ハー・ウィズ・ア・フィーリング」が目をひくが、なんと言っても強烈なのが『新しい夜明け』(70年)から選ばれた「ザ・マン・イン・ミー」。リリースに先駆けて公開されたこのライブバージョンは海外のファンの間でもかなりの反響を呼んでいる。 菅野:最初からこの曲を入れたかったけど、(当時は)入れられなかった(笑)。エンディングが何か中途半端に終わるじゃないですか。当時のまだ若かった僕としては、きちっと完成していない感じがする演奏をアルバムに入れるのはどうだろうと思ったし、レコードに収まるように曲を削らなきゃいけないという事情もあったので、泣く泣くカットしたんです。でも、聴き返してみるとすごく良い出来だし、エンディングもあれはあれでいいかという気が今はしますね。 初来日時に話題になったのが、旧曲の大胆なアレンジ。レゲエ化した「天国への扉」やロマンティックなバラードに姿を変えた「アイ・ウォント・ユー」がある一方で、「オール・アイ・リアリー・ウォント」はサイモン&ガーファンクルの「59番街橋の歌」を思い出させるリズミカルなアレンジが施されていた。「見張塔からずっと」は自身の「ハリケーン」にはめ込んだようにも聞こえるし、「オー、シスター」にいたってはコード進行自体がすっかり変わり、スペンサー・デイヴィス・グループを思わせるリズム&ブルースへと生まれ変わっている。代表曲でも大胆に手を入れ、まったく異なる曲にしてしまう手法は、現在のライブにまで繋がるものだ。 菅野:ボブは日本に来る前に、サンタモニカでリハーサルをきちっとやって、新しいアレンジとかも考えてバンドと練習してきたんですよ。なぜかというと、日本のプロモーターからボブに代表曲は必ずやって欲しいとリクエストが寄せられていたから。ボブはそれを理解してリクエストに答えたのでああいうセットリストになったんだけど、だからといってレコードで歌ったのと同じようにそのままやりたくないという想いが強い。そうやってアレンジを変えながら歌い続ける姿勢は、現在までずっとつながっていくものです。しかも114回続いた78年のツアーでアルバムとして世に出たのは『武道館』だけなので、そういう意味でも貴重な記録になりました。 『コンプリート武道館』封入、全60ページのオールカラー・ブックレットより。1978年初来日にまつわる貴重写真のほか、当時の雑誌や広告、各国盤、発見されたマスターテープのデータ、英文ライナーなどを収録 実はこの『武道館』のミキシングを進めていた78年前半の段階で、新しいスタジオ・アルバム『ストリート・リーガル』のリリース予定があることを日本側は知らされていなかったという。 菅野:『武道館』の音をボブ自身が聴いて、最終的にリリースしてOKか判断するということになって。「6月1日から1週間ロサンゼルスでコンサートをやるので、その時に持ってきてくれ」と言われました。当初は8月にリリースする予定だったので、六本木にあったソニーのスタジオに籠ってミックスして、テスト盤まで作ってから、ジャケットも2種類作って、彼の元に行ったわけです。ボブにテスト盤とジャケットを渡してから、「1週間の間に返事をするから待ってろ」と言われて、結構ヒヤヒヤしながら待って。最終日の午後に「ボブが返事をするから楽屋へ来い」と呼び出しがありました。 会場のユニバーサル・アンフィシアターは広場にドレッシングルームとして使う小屋が建っていたり、料理が食べられるような大きなテーブルがいくつかあって。そのテーブルに座って待っていたら、ボブがひとりでテスト盤やジャケットを抱えてやって来て、座ると同時ぐらいに「グッド・アルバム」と言ってくれたので、これでリリースできるんだと思って心の中で大喜びしてました。で、「いつリリースするんだ?」と訊かれて、そこで初めて『ストリート・リーガル』がすぐに出ると知りました。今と違ってインターネットもない時代だったので、我々レコード会社でも新作のリリース情報はギリギリまでつかむことができなかったんです。発売時期がぶつかることをボブが気にしていたので、『武道館』のリリースを11月まで延ばすことにしました。 […]

【紅白】出場歌手決定 大泉洋が歌手で初 伊藤蘭はキャンディーズ以来46年ぶり K-POP勢SEVENTEEN、Stray Kids、MISAMO初出場【出場歌手一覧】

 大みそか恒例の『第74回NHK紅白歌合戦』(後7:20~11:45 総合ほか)の出場歌手44組が13日、東京・渋谷のNHKホールで発表された。大泉洋は歌手では初。俳優の伊藤蘭は、1978年4月に解散した伝説のアイドルグループ・キャンディーズで1975~77年に出場以来46年ぶり、ソロでは初出場となる。  初出場(50音順)は、紅組は新しい学校のリーダーズ、Ado、ano、伊藤蘭、MISAMO、白組は大泉洋、キタニタツヤ、すとぷり、Stray Kids、SEVENTEEN、10-FEET、MAN WITH A MISSION、Mrs.GREEN APPLEとなった。  NHKの矢島良氏は、出場歌手の選考ポイントは例年どおり、(1)今年の活躍、(2)世論の支持、(3)番組の企画・演出の3点が基準と説明した。  司会は有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造アナウンサーの4人が担当。テーマは「ボーダレス-超えてつながる大みそか-」。昨年は白組が3年ぶりに優勝し、紅組33勝、白組40勝となっている。 以下、出場歌手一覧(カッコ内は出場回数)。 【紅組】 あいみょん(5) 新しい学校のリーダーズ(初) Ado(初) ano(初) 石川さゆり(46) 伊藤 蘭(初) 坂本冬美(35) 櫻坂46(3) 椎名林檎(8) JUJU(2) Superfly(7) 天童よしみ(28) NiziU(4) 乃木坂46(9) Perfume(16) MISIA(8) MISAMO(初) 水森かおり(21) milet(4) YOASOBI(3) 緑黄色社会(2) LE SSERAFIM(2) 【白組】 エレファントカシマシ(2) 大泉 洋(初) Official髭男dism(4) キタニタツヤ(初) 郷ひろみ(36) さだまさし(22) JO1(2) 純烈(6) 鈴木雅之(6) すとぷり(初) Stray Kids(初) SEVENTEEN(初) 10-FEET(初) BE:FIRST(2) 福山雅治(16) 藤井フミヤ(6) 星野 […]

Snow Man、初4大ドームツアー映像化 収録内容&ジャケ写解禁

 9人組グループ・Snow Man初の全国4大ドームツアーのライブDVD/Blu-ray『Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME』が、12月31日に発売されることが決定した。あわせてジャケット写真と収録内容が解禁となった。  本編には、デビュー発表を行った思い出の地でもある東京ドーム(6月10~12日)での公演の模様を収録。さらに、初回盤と通常盤それぞれに異なる特典映像が収められることが明らかになった。  初回盤の特典映像には、全10公演のMCをダイジェストで振り返る「MCダイジェスト集」、ツアーの裏側に密着したドキュメンタリー映像「The Documentary of i DO ME」、ツアー最終日で披露したWアンコール曲「ZIG ZAG LOVE」、9人それぞれの名場面と「POWEEEEER」のダンスバトル、「君の彼氏になりたい。」での一言セリフ、「ブラザービート」のボーカルシャッフルver.を集めた「i DO MEいいとこセレクション」、メンバーが自分たちのライブを振り返る「メンバーセレクトLIVEビジュアルコメンタリー」と盛りだくさん。  通常盤の特典映像には、5曲のマルチアングル映像とツアー初日の京セラドーム大阪公演のダイジェスト映像が盛り込まれる。 ■『Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME』 ▼LIVE本編 Overture D.D. KISSIN’ MY LIPS Grandeur Nine Snow Flash ブラザービート Hip bounce!! POWEEEEER イチバンボシ Julietta クラクラ JUICY Gotcha! Vroom Vroom Vroom DA BOMB […]

世界最大級K-POPアワード『MAMA』東方神起、JO1、INI、NiziU、ZEROBASEONEら出演 第1弾パフォーミングアーティスト発表

 11月28日・29日に東京ドームで開催される、グローバルK-POPファンが注目する年末音楽授賞式『2023 MAMA AWARDS』の第1弾パフォーミングアーティストが発表され、ATEEZ、INI、JO1、NiziU、RIIZE、東方神起(TVXQ!)、xikers、ZEROBASEONEの計8チームが出演することが24日、決定した。  『MAMA AWARDS』は、韓国本社CJ ENMが実施する、世界最大級のK-POPアワード。1999年にMnetの「映像音楽大賞」としてスタートし、2009年には『MAMA』(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)となり、韓国の音楽産業の成長とともに着実に進化。2022年には、K-POPの影響力がアジアからグローバルに拡大するなか、アジアを越え、グローバル音楽授賞式となった。これまで韓国をはじめ、マカオ、シンガポール、香港、ベトナム、日本などアジア各地で開催されていた。  INIは最新シングルアルバム「TAG ME」がオリコン週間シングルランキング1位になるなど人気を博しているグローバルボーイズグループ。 JO1は9月に発売した3枚目のアルバム『EQINOX』でオリコン週間音楽ランキング3冠王を達成し、国内外で精力的に活躍している。12月のデビュー20周年を記念して9thアルバムの発売を控えている東方神起(TVXQ!)は、デビュー以来レジェンド級のヒット曲で韓流ブームをリードしており、日本で海外アーティストとして東京ドームおよび全国ドーム最多公演を記録している。xikersは2ndミニアルバムで前作の2倍に達する数値で自己最高記録を更新する一方、初のワールドツアー公演を完売させるなど、存在感が増している。  ATEEZは6月に発売された9thミニアルバムの初動だけでミリオンセラーを達成する一方、第4世代K-POPアーティストとしては初めてサウジアラビアで単独コンサートを開催するという輝かしい歩みを見せている。NiziUは日本国内で女性アーティスト史上最短でドーム公演開催を達成するなどシンドローム級の人気を博し、30日に韓国で正式デビューを控えている。RIIZEは今年9月にデビューし、初のシングルアルバム『Get A Guitar』でデビューし、1週間でミリオンセラーとなった。ZEROBASEONEはデビューアルバムがわずか1日でミリオンセラーを達成。ダブルミリオンセラーを記録した初のK-POPグループで、11月6日2ndミニアルバム『MELTING POINT』でカムバックを控えた“グローバルメガルーキー”だ。  今年のコンセプトは「ONE I BORN」。たったひとりの存在である「私(I)」と「MAMA」が出会い、ポジティブなエネルギーを通じて完璧な一つ(One)になるという意味を込めている。  『2023 MAMA AWARDS』はMnetだけではなくYouTubeチャンネルMnet K-POPをはじめ、Mnet TV、KCON official、M2を通じて全世界に生中継される。

『CDTV』2時間SP出演者第1弾発表 キンプリ、IVEが2曲、TXTは新曲をフルで

 TBS系で11月6日放送の『CDTVライブ!ライブ!』2時間スペシャル(後7:00)の出演アーティスト第1弾5組と楽曲が23日、発表された。  King & Princeは、11月8日発売の両A面シングルのバラード曲「愛し生きること」、アップテンポなナンバー「MAGIC WORD」の2曲をテレビ初パフォーマンスすることが決定。  韓国の5人組ボーイグループ・TOMORROW X TOGETHERは、3rdアルバム『The Name Chapter: FREEFALL』タイトル曲「Chasing That Feeling」をフルサイズで日本のテレビ初パフォーマンスすることに。  韓国の6人組ガールズグループ・IVEは、ニューアルバム『I’VE MINE』収録曲「Off The Record」をフルサイズでテレビ初披露。さらに、日本1st Single「ELEVEN -Japanese ver.-」もフルサイズで届ける。  Da-iCEはサビのリフレインするフレーズとツインボーカルの掛け合い、キメのフレーズが印象的な最新曲「ナイモノネダリ」を、シャイトープはバンドとしての想いが込められた6thシングルから「Burn!!」を、それぞれフルサイズでテレビ初披露する。 ■『CDTVライブ!ライブ!』2時間SP出演アーティスト・楽曲 IVE「Off The Record」「ELEVEN -Japanese ver.-」 King & Prince「愛し生きること 」「MAGIC WORD」 シャイトープ「Burn!!」 Da-iCE「ナイモノネダリ」 TOMORROW X TOGETHER「Chasing That Feeling」 ※50音順

ファミマ「Afternoon Tea」監修“ティーラテ/ロールケーキ/ドーナツ/マカロン”など発売

2023年10月24日 発売 ファミリーマートは「Afternoon Tea」が監修したチルド飲料や焼き菓子を10月24日に発売する。 甘さ控えめでコクと香りにこだわった「ティーラテ」のほか、フィナンシェやドーナツ、マカロンなど紅茶が香る焼き菓子を展開する。 ファミマ「Afternoon Tea」監修商品 ・「ファミマル Afternoon Tea監修 ティーラテ」(178円) ・「紅茶フィナンシェ ストレートティー味」(168円) ・「紅茶ドーナツ レモンティー味」(149円) ・「マカロン ミルクティー味&ストロベリー味」(280円) ・「紅茶パウンドケーキ チャイラテ味」(160円) ・「紅茶ロールケーキ ミルクティー味」(160円) ※ティーラテ以外の商品は西日本エリアでは10月31日発売 関東地域の約3000店舗で販売 ・「紅茶クッキーと紅茶セット(アールグレイ)」(398円) ファミマル Afternoon Tea監修 ティーラテ 価格: 178円 Afternoon Tea監修のティーラテ。甘さ控えめで、紅茶をしっかり感じられる味わいとなっている。生乳を使用し、後味すっきりな飲み口に仕上げた。 紅茶フィナンシェ ストレートティー味 価格: 168円 爽やかな香りが特徴のアールグレイ茶葉を生地に練り込み、焼き上げたフィナンシェ。 紅茶ドーナツ レモンティー味 価格: 149円 ダージリン茶葉とレモンダイスカットを生地に練り込み、レモンティー風のシュガーグレーズをコーティングした。紅茶の味わいとレモンのさっぱりした味わいを楽しめるドーナツ。 マカロン ミルクティー味&ストロベリー味 価格: 268円 マカロンの生地にダージリン茶葉を使用したミルクティーの風味と、酸味がほんのり効いたいちご味のマカロン。 紅茶パウンドケーキ チャイラテ味 価格: 160円 アッサム茶葉と3種のスパイス(シナモン、クローブ、カルダモン)を生地に練り込み、しっとりと焼き上げた「チャイラテ」風味のパウンドケーキ。 紅茶ロールケーキ ミルクティー味 価格: […]

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