死亡は去年移住した35歳男性…農業などで地域のため活動 大雨による土砂崩れで住宅倒壊 浜松市
台風や前線による大雨で、静岡県では1人が死亡・1人の行方がわからなくなっている。このうち、死亡した1人の身元が判明した。 線状降水帯が発生し、記録的な雨量となった静岡県で、遺体の発見が相次いだ。 磐田市では、病院に向かっていたとみられる男性(74)が行方不明になっている。 川に流されたおそれがある中、4日朝、河口近くの海岸で1人の遺体が見つかった。警察が身元の確認を急いでいる。 土砂崩れにより住宅が倒壊した浜松市北区では3日夜、男性の遺体が見つかった。 その後、男性はこの家に1人で住んでいた水野真彰(みずの・まさあき)さん(35)と確認された。 家族によると、水野さんは2022年4月にこの家に移り住み、農業や鳥獣被害対策など地域のために活動していたという。