Tuesday, June 6, 2023

死亡は去年移住した35歳男性…農業などで地域のため活動 大雨による土砂崩れで住宅倒壊 浜松市

台風や前線による大雨で、静岡県では1人が死亡・1人の行方がわからなくなっている。このうち、死亡した1人の身元が判明した。 線状降水帯が発生し、記録的な雨量となった静岡県で、遺体の発見が相次いだ。 磐田市では、病院に向かっていたとみられる男性(74)が行方不明になっている。 川に流されたおそれがある中、4日朝、河口近くの海岸で1人の遺体が見つかった。警察が身元の確認を急いでいる。 土砂崩れにより住宅が倒壊した浜松市北区では3日夜、男性の遺体が見つかった。 その後、男性はこの家に1人で住んでいた水野真彰(みずの・まさあき)さん(35)と確認された。 家族によると、水野さんは2022年4月にこの家に移り住み、農業や鳥獣被害対策など地域のために活動していたという。

【続報】赤ちゃんの遺体に火を付け放置か…20代男女逮捕 生きて産まれた女児 「たき火する人が」目撃情報もとに 静岡・沼津市

静岡・沼津市の海岸で燃やされた赤ちゃんの遺体が見つかった事件で、警察は20代の男女2人を逮捕した。 死体遺棄などの疑いで逮捕されたのは、いずれも住所不定・無職の浅沼かんな容疑者(24)と高見直輝容疑者(20)。 2人は5月27日未明、沼津市の海岸で、女の子の遺体に火をつけた上放置した疑いが持たれている。 警察は「たき火をする男女がいた」という目撃情報をもとに、周辺の防犯カメラなどから2人を割り出し、宿泊施設にいたところを発見した。 赤ちゃんの身長は約50センチ。 遺体は一部炭化していたため死因は特定できなかったが、死産ではなく生きて産まれたことがわかっている。 警察はDNA鑑定を含め2人との関係を確認するとともに、犯行に至った経緯を調べている。 (「Live News days」6月2日放送より)

少女のSNSを母親が見て発覚…10代の娘にわいせつ行為か 42歳父親を監護者性交等の疑いで逮捕 静岡県警

10代の娘にわいせつな行為をしたとして、42歳の男が逮捕されました。 監護者性交等の疑いで逮捕され県西部に住む42歳の男は3月中旬ごろ、10代の娘に性的な暴行をした疑いが持たれています。 警察によりますと、少女が別の人とやりとりをしていたSNS上のメッセージを母親が見て発覚。娘に事実を確認し、3月下旬ごろ、父親から強制的な暴行を受けたという内容で、少女から110番通報がありました。 男は容疑を認めており、警察は余罪などを調べています。

車の中で男子中学生にみだらな行為をしたとして30代の会社員の女を逮捕 男子中学生が警察に相談 静岡県東部地区

静岡県東部地区の商業施設の駐車場で男子中学生にみだらな行為をした疑いで30代の会社員の女が逮捕されました。 県青少年環境整備条例違反の疑いで逮捕されたのは、県東部地区に住む会社員の女(38)です。 女は1月下旬、県東部の商業施設に駐車していた車の中で、男子中学生にみだらな行為をした疑いが持たれています。 警察によりますと、5月上旬に男子中学生から警察に相談があり事件が発覚したということです。 女は容疑を認めているということです。

競技歴わずか2年の女子高生ランナー 陸上界期待の“ダイヤモンドアスリート”

本格的に競技を始めてわずか2年で日本歴代2位の記録を出した女子高生ランナー澤田結弥(さわだ・ゆや)さん。“世界で戦える選手”を目指し、日々トレーニングに励んでいる。 ◆きっかけは駅伝 2023年度が始まった4月初旬。新たな決意を胸に、走り出した女子高生ランナーがいる。静岡県浜松市の浜松市立高校3年生、澤田結弥さんだ。 澤田 結弥さん: 日本人では戦えないっていうイメージがありますが、世界で、オリンピックで活躍できる選手になりたいです 日本陸上界期待のヒロイン候補、澤田結弥さん。小学1年生からバスケットボールに打ち込んできたが、中学3年の時、たまたま誘われて出場した駅伝の県大会で優勝した。これがきっかけとなり、高校陸上部で、本格的に中長距離の選手として歩み始める。 ◆陸上界期待の“ダイヤモンドアスリート”に 2022年6月、東海総体で主戦場とする1500mの大会記録を塗り替え、初優勝した。そして、全国大会を飛び越えて挑んだ20歳以下の世界選手権では、U20の日本歴代2位の好タイムを叩き出した。 澤田 結弥さん: シニアとジュニアは全然違うと思うんですけど、世界でちょっと戦えたことで自信がついて、もっと強くなりたい、勝負したいという気持ちになりました すい星のごとく現れた才能を、日本陸連も高く評価し、将来的に五輪などの活躍が期待できる全国でわずか7人の「ダイヤモンドアスリート」に選ばれた。陸上界のサポートの下、さらなる成長が期待されている。 例えば、海外遠征やメンタルトレーニング、栄養学など充実した内容の中で、彼女がいま、力を入れているのがオンラインの英会話だ。 競技に集中するには、現地の生活や環境に慣れることが大切だと世界大会で学んだ。今後も海外遠征でひつようとなるコミュニケーション力も鍛えていく。 澤田 結弥さん: ひとりで海外に行くこともあると思いますし、海外の選手ともコミュニケーションをとれるようになりたい ◆田中希実選手の背中を追って 本来なら、友達との学校生活で遊びたい年ごろかもしれない。ただ、陸上に没頭できるのは、目標とする田中希実(たなか・のぞみ)選手の存在があった。 澤田 結弥さん: 中距離って今まで中々、ケニアやエチオピアの方々との差が大きかったと思うんですけど、そういう所で勝負できているのがすごく憧れます アフリカ勢が強い中距離界だが、田中希実選手は東京オリンピック1500mで日本人初の8位入賞を果たし、クロスカントリーの日本代表としても活躍している。 目標とする田中選手の背中を追いかけ、澤田さんも2023年2月にクロスカントリーの世界大会に初めて出場し、アドバイスももらった。 澤田 結弥さん: 田中選手に、クロスカントリーが強くなるとトラックでも強くなると聞いて、自分も得意ではないんですけど、頑張って挑戦したいと思いました ◆インターハイ優勝とさらなる高みへ 陸上を本格的に始めてわずか2年の女子高生が、憧れの選手を追いかけ、今や日本陸上界の期待を背負うランナーに。高校ラストシーズンの2023年、さらなる高みへ弾みをつけるためにもまずは国内で強さを証明すると意気込んでいる。 澤田 結弥さん: 2022年はインターハイでなく、カリ(世界選手権)に出たので、高校生最後の年でもあるのでインターハイの1500mと3000mで優勝したい。将来はオリンピックで日本人でも強い選手と戦える姿を見せたいです

「静岡市は政令市の失敗事例」市長を怒らせた“不仲”な知事の一言 最後の面会でも真意質す【静岡発】

静岡県知事と静岡市長。たびたび不仲が指摘されてきた2人が、静岡市長の退任を前に最後の面会をした。そこで市長は7年前の知事の発言、「静岡市は政令指定都市の失敗事例」を持ち出し、真意を質した。大学が同窓で最初は蜜月だった2人は、なぜ不仲になり、最後に何を話したのだろうか。 4年ぶりの面会 最後は握手をしたけれど… 2023年4月4日、静岡市の田辺信宏市長が県庁の知事室を訪れた。知事と静岡市長が1対1で面会するのは4年ぶりだ。 4月12日に3期12年の任期を終える田辺市長が求め、川勝平太知事が応じて2人の面会が実現した。 川勝平太知事: 10年一節といいますから、12年はたいしたものですよ 田辺信宏市長: ありがとうございます。やはり市と県の連携ということも大事だということで、きょうは知事に4つほどお願いがあり、参上しました 市長のお願いの1つ目は静岡市が進めている「第4次総合計画・プロ野球誘致への協力」、2つ目は「歴史博物館への訪問」だ。 そして3つ目は「7年前の発言の真意を聞かせてもらうこと」だった。 2016年3月に行われたG3、知事といずれも政令市の静岡市長と浜松市長の会議でのことだ。 田辺市長: (知事は)「静岡市は政令指定都市の失敗事例だった」とおっしゃいました。それを静岡市長として私は看過できませんでした。今でも政令指定都市・静岡は失敗だったとお思いですか。その所見をお伺いしたい 川勝知事: あのとき(政令市の要件が)70万人に下がったのですよね。いま(政令市の要件は)100万人に戻っているでしょう。ですから人口減少の中で、あのとき市長は「100万都市を目指す」とおっしゃっていましたけど、(実現は)非常に厳しい 田辺市長: 私は100万都市なんてことは言っていません 4つ目は「リニアの課題解決の加速化」で、未来志向での県と市の連携を望んでいた。 そして最後に握手をした。 川勝知事: 本当にご苦労様でございました 田辺市長: またゆっくりお目にかかれる機会があれば 川勝知事: 夢を本当にたくさん残していかれて、それがすごく印象的です 田辺市長: (大学の)同窓でもありますし、今後の知事のご活躍をお祈り申し上げます 田辺市長「最後だから申し上げたいことを」 静岡市の田辺市長は会談の後、次のように述べた。 田辺市長: 「立つ鳥、跡を濁さず」という気持ちで、きょう伺いました。3期目の4年間は、私は何を言われても、なかなか私の言うことが反映されないので、皆さんから「なぜ不仲なんだ」と言われることを私は自粛しなければいけないと思い(知事に)反論してきませんでしたが、最後でありますので、きょう私が申し上げたいことを知事に4つのお願いとして申し上げた次第です 川勝知事「次の市長との関係はよくしていかねば」 一方、川勝知事は会談の感想を次のように話した。 川勝知事: (田辺市長が)ここに来られるのも、それなりの気持ちを持って来られているということはわかっていましたので、それで(退任まで)あと1週間しかないので、次の市長との関係はよくしていかなきゃならないと思っていましたので、ここは彼も気持ちよく4月12日の退任の日まで過ごしていただけるという思いで、来ていただいたことを歓迎したということでございます 大学の先輩と後輩 最初は蜜月 最初は関係が良好だった2人がなぜ不仲になったのか、2人の12年を振り返る。 田辺信宏市長は、2011年の静岡市長選に初当選した。 3期12年 静岡市政の舵取りを担い、「世界に輝く静岡市の実現」を掲げ、歴史博物館や海洋文化施設の整備計画を進めてきた。また2022年4月には5年連続で、「待機児童ゼロ」を達成するなど、子育て支援策にも力を入れてきた。 同じ早稲田大学出身の川勝知事と田辺市長。2011年、市長が就任のあいさつに県庁を訪れた時には、お互い笑顔で握手を交わした。 田辺市長: (川勝知事は)リーダーとしても先輩 川勝知事: (田辺市長は)おそるべき後輩です。いい後輩に巡り合えた 知事の「県都構想」で不仲が決定的に しかしその4年後の2015年には… 川勝知事: キミのためでもない。私のためでもない 田辺市長: 「キミ、キミ」とおっしゃいますけど、私は静岡市長です。聞いてください。私はずっと粘り強く知事の言葉に耳を傾けました。あなたは私が話し始めて3分となく口をはさむ。もっと私の、市民の声をよく聞いてください 当時、川勝知事が提唱していた「県都構想」をめぐる会談で、2人の不仲が決定的になった。 県都構想は、川勝知事が県と静岡市の二重行政の解消のために打ち出したもので、静岡市を廃止し、市内の3つの区を東京のように自治権のある特別区にする構想だ。 […]

「政令市は失敗?」「人口100万目指すと」田辺静岡市長×川勝知事 最後の最後までギクシャク

実に、4年ぶりの対談です。今期限りで市長を退任する静岡市の田辺信宏市長が4月4日、川勝平太知事と面会しました。幾度となく「不仲」が取りざたされていた2人は、どんな言葉を交わしたのでしょうか。 静岡県庁の川勝知事のもとを訪れたのは、静岡市の田辺市長。 <川勝平太知事> 「ようこそお越しいただきました」 今期限りで退任する前に、田辺市長が知事との面会を希望しました。 <静岡市 田辺信宏市長> 「12年間お世話になり、本当にありがとうございました」 1対1で面会するのは、田辺市長が4年前に当選報告に来たとき以来。笑顔で言葉を交わす2人ですが、これまで、その関係性に注目されてきました。 遡ること10年前、いまでは想像がつかない仲睦まじい表情。 <川勝知事と田辺市長> 「話があいそうでよかった」 「ワッハッハ」 しかし、8年前、県と市の二重行政を解消させようという「県都構想」などをめぐって、2人の間には溝ができ始めます。 <川勝知事> 「キミのためじゃない、私のためでもない」 <田辺市長> 「キミ、キミとおっしゃいますが、静岡市長です」 <川勝知事> 「あ、市長さん」 <田辺市長> 「そこのところ、ずーっと気になっていたんです」 さらに。 <川勝知事> 「静岡市は政令指定都市として失敗事例と」 <田辺市長> 「公の席で失敗と断じる、これは断じて私は看過できません。口出しをし過ぎているんではないですか」 田辺市長は今回の会談で、この7年前のやりとりについて触れましたが… <田辺市長> 「いまでも政令指定都市、静岡は失敗だったと思いますか?」 <川勝知事> 「人口減少の中で、市長は100万人都市を目指すと言った」 <田辺市長> 「私は100万人都市なんて言ってません」 <川勝知事> 「大変な苦労だったと思いますよ。選ばれる都市になりつつあるんじゃないですか」 <田辺市長> 「知事がきょう、こういう思いを語って頂いたのは、大変私にとって心強いし、ありがたいです」 最後に固い握手を交わした2人。 <田辺市長> 「飛ぶ鳥、後を濁さずという気持ちで、きょう伺いました。風通しをよくしなければならない」 一方、川勝知事は。 <川勝知事> 「次の市長と関係をよくしていかなくてはならないと思っていましたので、彼も気持ちよく4月12日の退任の日まで過ごしていただけるように」 4年ぶり、田辺市長の退任前、最後の対談となった今回、静岡市と県の関係はよい方向に進んでいくのでしょうか。

踏切にはまった高齢男性助けようとしたか…女性が電車にはねられ死亡 静岡・藤枝市

13日午後3時ごろ、静岡県藤枝市のJR東海道線の踏切で、70代とみられる女性が電車にはねられました。消防によると、女性は死亡した、ということです。警察によりますと、手押し車のようなものをひいていた高齢男性が、踏切内ではまっているのに気づき、女性は助けようとしてはねられた、とみられるということです。

遺体は複数に切断されて…行方不明だった磐田市の女性の遺体が沼津市の住宅に 31歳の男を死体遺棄容疑で逮捕 /今週の静岡

遺体は、切断された状態で見つかりました。 不明の磐田市の女性の遺体が沼津市の住宅に 伊地健治アナウンサー(沼津市 23日):「JR沼津駅から1kmほど南西に来た住宅街です。逮捕された容疑者の自宅が3階建ての茶色い建物です。この家の中から33歳の会社員の女性の遺体見つかりました。近所の人に話を聞きますと、容疑者はこの家で高齢の父親と妻、幼い子ども2人と5人暮らしていたということです。一体なぜこの家から女性の遺体が見つかったんでしょうか」 死体遺棄の疑いで、逮捕、送検されたのは、沼津市真砂町の会社員(31)の男です。警察によりますと、容疑者は21日、知人の33歳の女性の遺体を自宅に遺棄した疑いが持たれています。 女性は、21日から行方が分からなくなっていて、22日に家族が警察に行方不明届を提出。関係者への聞き込みで、容疑者の関与が浮上。警察が捜査したところ23日、自宅の敷地内で女性の遺体が見つかりました。 車両や容疑者の家を捜査 梅田航平記者(磐田警察署):「午前8時20分ごろ、女性を遺棄したとされる容疑者を乗せたとみられる車両が磐田署を出発しました」 逮捕後、警察は、容疑者の自宅近くに止められていた女性の車と容疑者の車合わせて2台を押収しました。 梅田航平リポ 磐田警察署 午前10時前:「磐田署では事件に関係しているとみられ押収されていた容疑者、そして被害者の車の鑑識の準備が進められています。シャッターの中に車があるとみられています」 警察は、2台の鑑識作業を行っています。 捜査は、警察署だけではなく、容疑者の自宅でも…。 白鳥衛記者(沼津市真砂町 24日午前11時ごろ):「午前11時すぎです。容疑者の自宅の3階、ベランダ部分では鑑識作業が行われています。」 容疑者の自宅のベランダでは、捜査員がメジャーを使って距離を測る様子が…。捜査関係者によりますと、女性の遺体は、切断された状態で、ベランダなどから見つかったということです。 死体遺棄事件に、近隣住民は…。 容疑者を知る近所の人:「ただただ、えっと思って、びっくりしました。何が起きたのかと思って。」 容疑者の同級生「人当たりも良く野球もうまかった」 容疑者は、どんな人物だったのでしょうか。幼稚園から中学まで同級生だったという男性は…。 幼稚園から中学まで同級生:「素直に驚いた。よく仲良くしていたので、そういった形で名前を聞くことになるとは思いもよらなかった。人当たりも良くて勉強もそこそこできて野球もうまかった。比較的物知りだった」 また、高齢の父親と、妻と、幼い子ども2人の5人で暮らしていたという容疑者…。 容疑者を知る近所の人 Q.息子(容疑者)の印象は? A.「何か暗い。なんか神経質みたいな青白い顔の息子さんですよ」 Q.息子と最後に会ったのはいつ? A.「きのう(22日)。見たのは。だから白いTシャツの半袖で、ここズボンもこうピタッとして、ここから(足を指して)素足。そこのシャッターあけて。長いこといなかったですね。」 一方、被害女性を知る人は…。 女性を知る人 Q.お子さんは? A.「小学校の子がいると思うんですけど、多分、男2人」 沼津市に住む容疑者と磐田市に住む女性、2人の間に、一体何があったのでしょうか…。捜査関係者によりますと、容疑者は、死体遺棄について容疑を認めているということです。 警察は、容疑者が女性の殺害にも関与したとみて、捜査を進める方針です。

切断され…一部はベランダにも 子どもも暮らす自宅に女性の“遺体遺棄” 静岡・沼津市

静岡・沼津市の自宅に女性の遺体を遺棄した疑いで男が逮捕された事件で、新たな事実がわかりました。男が家族と暮らす家から見つかった遺体は切断され、その一部はベランダにも置いてあったということです。     ◇ 静岡・沼津市の閑静な住宅街の一角には、24日も多くの捜査員の姿が見られました。 23日に発覚した死体遺棄事件では、遺体が見つかった家の住人、土屋勇貴容疑者(31)が逮捕されました。24日、その身柄が検察に送られました。 近所の人によると、土屋容疑者は遺体が見つかった住宅で5人暮らしをしていたといいます。 近所の人 「お父さんがいらして、若夫婦とお子さん。(土屋容疑者が)子どもさんたちと遊んでいるところは、見かけました」 「休みの日はね、娘と息子と奥さんと4人で出掛けていく」 土屋容疑者と家族は、仲むつまじい様子だったといいます。実の父親と妻、そして幼い2人の子どもと暮らす家の中に女性の遺体を遺棄したとみられています。     ◇ 遺体で見つかったのは、会社員の伊藤亜佑美さん(33)です。小学生の子ども2人を育てる母親だったといいます。 警察によると、伊藤さんは21日に行方不明となり、22日に家族から「行方不明者届」が出されていました。警察が捜査を進めた結果、土屋容疑者の自宅で23日、遺体で見つかったということです。     ◇ そして24日、新たな事実が明らかになりました。 捜査関係者によると、伊藤さんの遺体は切断されていて、その一部がベランダに置いてあったというのです。そのベランダでは、捜査員が窓の大きさをはかったり、足元を凝視したりする様子が見られました。子どものおもちゃのようなものも置かれていました。     ◇ 逮捕された土屋容疑者と遺体で見つかった伊藤さんは、“知人関係”にあったといいますが、伊藤さんが住んでいたのは、遺体が見つかった土屋容疑者の自宅から直線距離で約100キロも離れた静岡・磐田市でした。2人に何があったのでしょうか。 警察は23日夜、土屋容疑者の車と、そこから300メートルほど離れたコインパーキングに止めてあった伊藤さんの車を押収しました。車内の状況などを詳しく調べています。 警察は、土屋容疑者が伊藤さんの殺害にも関与している可能性があるとみて、捜査を進めています。

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