キャンプ場にテント残し行方不明…民間捜索会社が北ア西穂高岳で左足の骨を発見 愛知県の74歳男性と判明
2022年5月に上高地周辺で行方不明になっていた男性の遺体の一部が発見されました。 警察によりますと、7月10日、行方不明になっていた男性の家族から依頼を受けた民間捜索会社から北アルプス西穂高岳の善六沢(標高約1730メートル付近)で白骨化した遺体の一部を発見したと通報がありました。 見つかったのは左足の骨で、DNA鑑定や遺留物など周辺の状況を調べた結果、身元は愛知県西尾市の74歳男性と判明しました。 男性は2022年5月2日に上高地に入り、5日に帰宅する予定でしたが帰ってこず、行方がわからなくなっていました。 河童橋に近いキャンプ場に一人で宿泊していて、テントが残されたままでした。 遺体の一部はキャンプ場から北西に標高が200メートルほど高い場所で見つかったということです。 警察は男性が登山中に遭難したとみて調べています。