Tuesday, June 6, 2023

ラリードライバー鎌田卓麻さんが重傷 同乗者重体 サーキットで事故

 5月31日午後0時10分ごろ、群馬県みなかみ町新巻の群馬サイクルスポーツセンターのサーキットコース(全長6キロ)で、北海道旭川市のラリードライバー、鎌田卓麻さん(48)が運転するラリーカーが、コースを外れて立ち木に衝突した。助手席に乗っていた横浜市戸塚区の自動車部品メーカー社員、山田歩さん(37)がドクターヘリで前橋市内の病院に搬送されたが、外傷性くも膜下出血で意識不明の重体。鎌田さんは腰椎(ようつい)圧迫骨折の重傷を負った。  沼田署や同センターによると、鎌田さんらは6月に京都で開催される大会に向けて、午前9時ごろからラリー専用自動車のテスト走行をしていたという。事故はコントロールタワーから約3・5キロ地点のガードレールのない右カーブで発生。コースから約3メートル離れた左側の立ち木に衝突し、運転席側を下にして横転し、大破した。当時鎌田さんの運転車以外は走っていなかった。  自身のホームページによると、鎌田さんは全日本ラリー選手権や全日本ダートトライアル選手権に参戦。2014年の全日本ラリー選手権ではJN5クラスでシリーズチャンピオンを獲得した。【西本龍太朗】

トラックで高校生をひき逃げの疑い 運転手を逮捕 ツイッターで話題

 大型トラックで高校生をはねて逃げたとして、群馬県警高崎署などは17日、高崎市上大類町、会社員、馬場英樹容疑者(58)を自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)と道交法違反(救護義務違反など)の疑いで逮捕した。「事故を起こしたことには気づかなかった」と容疑を否認している。  逮捕容疑は、12日午前7時40分ごろ、同市矢中町の市道交差点で、自転車で通学途中の男子高校生(15)を大型トラックではねて胸椎(きょうつい)骨折などの重傷を負わせ、そのまま逃走したとしている。同署によると、馬場容疑者は同市内に営業所がある運送会社の運転手で、事故当時は業務中だった。目撃者の証言などから容疑者を特定したという。  この事故を巡っては、高校生の親とみられるツイッターアカウントで情報提供が呼びかけられており、容疑者が逮捕される17日までにリツイート(拡散)件数が26万を超えていた。同署は「ツイートは把握している」としつつ、ツイッター経由で容疑者特定の手がかりになる情報が得られたかどうかは明らかにしていない。【西本龍太朗】

群馬・高崎出身の後藤氏が6月に社長就任 ピーバンドットコム

 プリント基板の設計製造を手がけるピーバンドットコム(東京都千代田区)は28日、新社長に群馬県高崎市出身で取締役の後藤康進氏(46)が就く人事を発表した。同日開催の取締役会で内定した。6月開催の株主総会と取締役会を経て正式決定する。  後藤氏は高崎北高―明海大卒。2004年に入社し、15年から取締役、21年から取締役兼営業事業部長。  現社長の田坂正樹氏は代表権のない会長に就く。

公立高校・後期選抜の合格発表 5478人に喜びの春/群馬県

群馬県内の公立高校で後期選抜の合格発表が行われあわせて5478人が合格しました。 学校別で最も倍率が高かった高崎北高校では、午前10時、校舎の壁に合格者の番号が掲示されました。受験生は自分の番号を見つけると家族や友達と合格の喜びを分かちあっていました。 16日は、県内の公立高校の全日制過程とフレックススクール合わせて64校で合格発表が行われ、5478人が合格しました。定員に満たなかった榛名高校や吉井高校など30校では再募集が行われます。入学願書の受付は、今月20日と22日で試験は24日に実施されます。 なお来年度から前期・後期の選抜試験は一本化されます。

群馬県の魅力を発信「ぐんま特使」に俳優・手島実優さんら18人を新たに委嘱

群馬県の魅力を広く発信する「ぐんま特使」に新たに18人が委嘱され、県庁で抱負を語りました。 新たにぐんま特使に任命されたのは高崎市出身のタレント・ジョナサン・シガーさんや、前橋市出身の俳優・手島実優さんら18人です。この日は委嘱式が行われ、大久保聡産業経済部長とぐんまちゃんから委嘱状とPR用の名刺が手渡されました。 「ぐんま特使」は、県内の観光資源や魅力を広く発信してもらおうと、県が、群馬県にゆかりのある著名人などに委嘱する制度です。「ぐんま特使」の任期は2年間で、それぞれが違う立場で群馬の魅力を伝えます。

群馬パース大学 卒業生409人が新たな一歩

医療・福祉関係の人材を育てる学校法人群馬パース大学の卒業式が高崎市内で行われ、409人が新たな一歩を踏み出しました。 卒業を迎えたのは群馬パース大学と大学院、それに、福祉専門学校の合わせて409人です。 式ではまず一人一人の名前が呼ばれ、それぞれの学校の代表者に卒業証書や学位記が手渡されました。 式は新型コロナ対策で卒業生と教職員のみで行い、保護者向けに式の様子をインターネットなどで配信しました。マスクの着用は各自に判断を任せましたが、ほとんどの卒業生がマスクを着用して臨みました。 栗田昌裕学長は「これからが人生の表舞台です。明るい夢を描き、勇気と責任感を持って前進し続けてください」とエールを贈りました。 卒業生を代表して看護学科の吉岡沙紀さんは、学生生活を振り返り決意を新たにしました。 「一生一緒にいたいと思える最高の仲間と出会えたことが大学生活で一番の収穫です。医療従事者としての自覚を持って人を思いやる気持ちを忘れず社会に貢献できるよう精進します。」 卒業生は4月から医療現場などで社会人としての一歩を踏み出します。

“群馬のシンデレラ城” 衝撃…炎につつまれる

激しく噴き出す、真っ赤な炎。 大量の煙が渦を巻き、夜空にのぼっていく。 人々がまだ寝静まっている午前3時過ぎ。 群馬・高崎市の国道沿いで火の手が上がった。 燃えていたのは、とがった塔がそびえ立つ、おとぎ話の「シンデレラ城」のような建物。 動画を撮影した人「バチバチ音を上げるくらい激しく燃えていて、隣がガソリンスタンドということで、1歩間違えれば大火災になっていた」 およそ3時間後に、火は消し止められ、4階建ての2階と3階部分が焼けた。 近所の人によると、この建物は、数十年前に廃業したサウナ施設。 以前にも、ボヤ騒ぎなどがあったという。 隣のガソリンスタンド店員「放置状態で誰でも出入りができる。不審者とかいる感じ」 この火事による、けが人はおらず、警察や消防は出火の原因などを調べている。

【動画】国道17号沿いで建物火災 群馬・高崎市

 3日午前3時15分ごろ、群馬県高崎市中尾町の国道17号沿いの建物で火災が発生した。高崎市等広域消防局によると、けが人の情報はない。火は約3時間後の同6時に鎮火した。  近くに住む40代男性は「無人のはずなのに、何が原因なのだろう」と首をかしげた。10代男性は「サイレンの音で目が覚め、見に行ったら煙が上がっていて驚いた」と話した。

「あっ!」 それは何のため? 群馬・前橋市の市道に登場

 群馬県前橋市小相木町の市道十字路に今月上旬、見慣れない路面標示がお目見えした。ずばり「あっ!」それだけ。だが、目を引く文字は安全運転の啓発に一役買っている。  標示が設けられたのは西部環状線近くの住宅街にある十字路で、南側の同環状線や商業施設から来る車に対して注意を促す狙いがある。  設置した市道路管理課によると、この十字路はどの方向からも抜け道として利用されている。東西に指導停止線はあるものの、いずれの場所にも一時停止の標識はない。  2021年7月に商業施設がオープンし交通量が増えたことや十字路の角に住宅が建ち見通しがきかなくなったことから、地元自治会が市に対応を要望。同年3月に北西に公園が新設されたこともあり、市は見えづらくなっていた指導停止線を引き直した。  歩行者や通行車両のさらなる安全確保のため、この路面標示を市内で初めて導入した。群馬県内ではなじみはないが、神奈川県や大阪府などで採用例があるという。  「見たことがない」と口をそろえる近隣住民たち。女性(29)は「2歳の息子の近くを車が飛ばして危ないと思っていたので、ありがたい」と感謝し、工事のために周辺を出入りする市内の男性(60)は「大きな文字でインパクトがあり、ゆっくりと走らなければと思った」と話した。  同課の担当者は「この先に何かがあるのではと緊張感を持ちながら、減速の意識で通行してほしい」としている。

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