Friday, December 8, 2023

ソフトバンク球団史上初の「屈辱」回避なるか…「2桁勝利なし&規定投球回到達ゼロ」の危機

ソフトバンク・有原 ソフトバンクが球団初となる「2桁勝利なし&規定投球回到達ゼロ」の危機に直面している。シーズン残り20試合となった状況でチームの勝ち頭は7勝を挙げている有原、最多投球回は石川の113イニング。ともにシーズン残りの登板機会は多くても3~4度ほどで、2桁勝利か規定投球回到達をクリアするには高いハードルを越えなければならない。 13日の西武戦に先発予定の有原はシーズン序盤はファームで調整。今季初登板は6月6日のDeNA戦だった。そこから13試合登板でここまで7勝4敗。残りの登板機会を考えると、今後は白星を逃すわけにはいかない。メジャー挑戦前の日本ハムでの6シーズンで3度の2桁勝利を挙げた右腕が本領を発揮できるか。 チームで最多の投球回をマークしている石川は規定の143イニングまでは残り30イニング。残りの登板数でのクリアは現実的に厳しい数字と言える。8月18日の西武戦でノーヒットノーランを達成したときのような快投を続けられるか注目だ。 ホークスで2桁勝利投手が不在だったのはダイエー時代の2000年までさかのぼる。当時は永井、若田部、リリーフだった篠原、吉田の4人が9勝を挙げ、チームはリーグ連覇を達成した。一方、規定投球回到達者ゼロは18年が最後。チーム最多の投球回は千賀の141イニングで、規定到達にあと2イニング足りなかった。ただ、2桁勝利なしかつ規定投球回到達ゼロとなれば、球団では過去にない。 現在パ・リーグはトップの14勝を挙げているオリックス・山本を筆頭に、2桁勝利到達は5人(同・宮城、西武・高橋、同・平良、ロッテ・種市)。規定投球回到達もトップの158回1/3を投げている日本ハムの上沢を含め4人がクリアしている(同・加藤貴150回1/3、西武・高橋148イニング、オリックス・山本143イニング)。ソフトバンクの先発投手陣は意地を見せられるか。

子どもの車内放置死防ぐために 専門家が勧める貴重品の置き場所

 岡山県津山市で9日、2歳児が車内で約9時間半、置き去りにされ、死亡する事故が起きた。同様のケースは各地で後を絶たない。予防に取り組むグループは、子どものそばに貴重品を置くといった防止策を呼びかけている。  8月26日、北九州市の商業施設の屋外駐車場に駐車中の車内で生後10カ月の男児が置き去りにされ死亡した。車内はエンジンが切られ、窓を閉め切った状態だった。両親は別々に車を降り、ともに「相手が連れて降りたと思っていた」と説明していたという。警察の検証では、車内温度が約50度に達した可能性がある。  2022年11月には、大阪府岸和田市で乗用車に女児(当時2歳)が約9時間取り残され、熱中症で死亡した。父親が保育所に車で送り届けたと思い込んだまま帰宅して自宅駐車場に駐車し、車を離れたという。  福岡県中間市の保育園や、静岡県牧之原市の認定こども園でも、それぞれ園児が送迎バスに取り残されて死亡した。  NPO法人「セーフ・キッズ・ジャパン」(東京)は「人は誰でも間違える」「間違えたり忘れたりしても、重症度が高い事故にならないような仕掛けが必要」とし、▽子どもがチャイルドシートを降りたらぬいぐるみを置き、座ったらぬいぐるみを助手席に置く▽後部座席にスマートフォンや財布、バッグなどの貴重品を置く――といった防止策を提案している。【菅沼舞、井手千夏】

DJ SODAさん性被害 男性2人出頭 動画で謝罪「若いノリで」

 韓国の女性DJ「DJ SODA」さんが音楽イベントで観客3人から体を触られたとして、主催会社が大阪府警に不同意わいせつ容疑などで告発した事件で、大阪府阪南市と北九州市のいずれも20歳の男性2人が21日、府警に出頭したことが捜査関係者への取材で判明した。3人のうちの2人の可能性があり、府警が当時の状況などを慎重に聴いている。  SODAさんは13日に大阪府泉南市であった「MUSIC CIRCUS’23」に出演。告発状によると、SODAさんがパフォーマンス中に観客席に近づいた際、男女2人に胸を触られたり、別の男性に腕をつかまれたりしたという。  2人とみられる男性らが出頭前に動画投稿サイト「ユーチューブ」に出演していたことも判明。番組内でSODAさんの体に触れたことを認めて謝罪し、「テンションが上がっていた。今日はうたげやという若いノリで酒もけっこう飲んでいて、軽い気持ちでやってしまった」と釈明している。【郡悠介、洪玟香】

【動画】本当に初めて⁉プロも驚く豪速球 槙野智章さんがソフトバンク柳田悠岐、板東湧梧らに教え受け108キロ「育成からやろうかな」

セレモニアルピッチを務めた槙野智章さん(撮影・栗木一考) ◆ソフトバンク3―9楽天(8日、ペイペイドーム) セレモニアルピッチを務めた元サッカー日本代表の槙野智章さんの密着動画をYouTubeチャンネル「福岡ソフトバンクホークス公式」が8日、公開した。 「福岡のスポーツを盛り上げる」という企画でペイペイドームに現れた槙野さん。自身が着用するソフトバンクのユニホームを見た瞬間「かっこいい‼」を何度も繰り返した。J1アビスパ福岡のユニホームとともにプレゼントされることが分かると「やった‼ めちゃめちゃ犬の散歩で着ちゃおうかな」と喜んだ。 もちろん、ブルペンを訪れるのも初めてで「すごっ」を連発。同郷の広島県出身の柳田悠岐が激励に現れると「でけー、かっけー」とまた大喜び。柳田から投球に大事なのは「まずは気持ちです。120キロ出したいなら、135キロを出すつもりで」とアドバイスを受けた。 実際に投球を指導したのは又吉克樹と板東湧梧。槙野さんは数球投げただけでストライクが入るようになり、ボールを受けた板東は「手が痛い。アスリートの球は違う。びっくりした」と感心した様子だった。又吉が「野球やりましょうよ」と呼びかけると「育成からやろうかな」と、まんざらでもない様子だった。 いざ本番を迎え、槙野さんは108キロを記録したが、勢い余って本塁のかなり手前でワンバウンド。「もう1回投げたい」とさらなる意欲を見せていた。 ファンからは「槙野野球はじめる?w おいでw」「もう試合に出る勢いで準備してくださる槙野さん笑」「投げ方のギータ理論全然わかんないけどそれがかわいすぎるし、又吉広報教えるの上手すぎるし、板東くんも槙野さんも格好良すぎる!」などのコメントが寄せられた。

【独自】ビッグモーター前副社長が就任し…「“除草剤”考え始めた」「歯向かったら降格」 現役店長が証言

保険金不正請求や街路樹の伐採・除草剤散布の問題をめぐり、関係者の目撃証言などが次々と報道されている中古車販売大手「ビッグモーター」。 新たに現役の店長がテレビ西日本の取材に応じ、異常な会社の実態を明らかにしました。 ◆ビッグモーター現役店長 「5年ぐらい前からじゃないですか。(前)副社長が来たタイミングじゃないかなと思います。除草剤とかその辺も考え始めたのはだいたいそのぐらいです」 こう話すのは、ビッグモーターの現役店長。 TNCの取材に、街路樹への除草剤の散布は前副社長の就任をきっかけに始まったと証言しました。 福岡県内のビッグモーター11店舗のうち6店舗では、店舗前の街路樹を「環境整備」と称して除草剤を撒くなどして枯らしたり伐採したりした疑惑が持たれています。 これまでのところ、ビッグモーターは県内の店舗での除草剤の使用を認め、春日店の件だけ謝罪しています。 その原因とみられているのが兼重宏行前社長の長男、宏一前副社長です。 「ビッグモーター」の現役店長は- ◆ビッグモーター現役店長 「前副社長がやっぱり利益を求めていったので、(売り上げ)成績も上げないといけないし、歯向かったらすぐ降格になりますし」 現役店長によると、ビッグモーターでは無料通信アプリLINEのグループが約30存在。 着信音がひっきりなしに鳴り続け、宏一前副社長ら経営幹部が店長らを罵倒するパワハラが行われていたといいます。 Q.(宏一前副社長からのLINEにあった)あの『死刑死刑…』とか? ◆ビッグモーター現役店長 「あれは結構日常的に出ることが。(私は)向いてないって言われて。次の日に転勤になりましたけど」 Q.そこに理不尽さは感じなかった? ◆ビッグモーター現役店長 「感覚が麻痺してる。言われたら仕方ないかみたいな感じですかね。毎日人事異動が流れていました」 経営幹部の独断による異常な人事やパワハラが横行していたというビッグモーター、さらに店舗内では転売による利益追求も行われていたといいます。 ◆ビッグモーター現役店長 「お客様から車を買い取ったときに(客から)『スタッドレスタイヤがあるけど、使わないので入れときます』っていわれて、『捨てるものが売れるなら売ろう』みたいな。『メルカリとかヤフオクに出して1円でも利益にしましょう 』って、ビッグモーターという名前で売ってました。東北とか北海道なら1か月で(売上が)50万円くらいになります」 その利益追求による歪みなのでしょうか。 別の元従業員によると、福岡県内の店舗では整備士による車検での不正が起きていたといいます。 ◆ビッグモーター元従業員(電話取材) 「車検とかで見積りをとって『この部品買いますよ』と。実際は交換せずにお客様に『車検終わりました』と。まさかお客さんも疑って、車検から帰ってきたその場でちゃんと契約通りの部品が全部変えられているかなんてチェックする方はまずいない。絶対わからないんですよ」 元従業員によると、その整備士は車検の見積もりに交換の必要がない部品を計上。 整備士は発注した新品の部品が店舗に届いているにも関わらず、部品を交換せずに客に車を返却していたということです。 その狙いとはー ◆ビッグモーター元従業員 「部品書に発注さえすれば、その部品が新品のまま余りますよね。他に転売することも可能なので、整備士が小遣い稼ぎにポケットに入れるのは聞いたことがあります」 客の金で買った新品部品を転売していたという整備士。 ビッグモーター側は不正に気づき、この整備士を解雇したといいます。 ◆ビッグモーター元従業員 「さすがにその人は即日解雇ということでクビになりました」 Q.刑事告発とかされた? ◆ビッグモーター元従業員 「警察とかは来てなかった。おそらくそこまで大事にしたくはなかったんじゃないかなと思います。背景としてはやっぱり、会社のパワハラ体質があると思う。現場のスタッフからしたら、会社に対する愛はない。こんな会社潰れてしまえばいい。どう思われようが、どうなろうが知ったことじゃない。お客さんに対してもそういった対応になりますので、“自分がお金をいくらもらえるのか”しか関心が向かない。それでやっぱり会社からの給料だけじゃなくて、プラスアルファで転売に至るのも、許されることはないけど、そういう心理状態になるのはあり得るかなとは思います」 関係者たちの証言で明らかになる、ゆがんだビッグモーターの実態。 渦中の兼重宏一前副社長は今後、公の場に姿を現すことはないのでしょうか。

福岡・寺内ダム 9:51から緊急放流を開始(10:00発表)

【緊急放流】 筑後川水系・佐田川、寺内ダム 緊急のダム操作開始の通知 筑後川水系・佐田川、寺内ダム(福岡県朝倉市)では、計画規模を超える洪水のため、7月10日9時51分に緊急放流(異常洪水時防災操作)を開始しました。

「車内に刃物を持った人がいる」身柄確保も…実は“料理人” 違法性ないと判断、15分後運転再開 福岡市地下鉄

福岡市地下鉄の駅で、「車内に刃物を持った人がいる」と客から職員に伝えられ、駆けつけた警察がその人物の身柄を確保した。 19日、福岡市地下鉄の駅に警察官が駆けつけた。 コンコースには、避難してきた客の姿。19日、客がホームにいた職員に、こう伝えてきた。 「車内に刃物を持った人がいる」 その人物と同じ電車に乗っていたという人は、当時の様子についてこう話す。 車内で目撃した人: ナイフを持った男が3号車にいるので、「しばらくお待ちください」ということで、駅員が防護シールドみたいなものを持って走ってきた。 男性の職業は“料理人” 車両を次の駅で停車させると、警察が男性の身柄を確保した。 列車は、15分ほどで運転を再開した。 警察はその後、男性に違法性はないと判断した。 その理由は、男性の職業が料理人だったからだ。持っていたのは、仕事で使う包丁だったということだ。 (「イット!」 6月20日放送より)

車“窃盗”で男4人逮捕 福岡県で同様の被害数十件 余罪調べ

乗用車などを盗んだとして、男4人が逮捕されました。福岡県内では同様の被害が数十件相次いでいて、警察が関連を調べています。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、福岡県直方市の町田力容疑者(40)、藤田琢磨容疑者(41)、白石幸二容疑者(39)、永末尚行容疑者(41)の男4人です。 4人はそれぞれ、ことし2月から3月にかけて、福岡県内の駐車場などで乗用車など5台を盗んだ疑いなどが持たれています。 警察によりますと、4人は車からレアメタルが多く含まれる部品を取り出し、インターネットで販売するなどしていました。 車の解体作業は、町田容疑者が勤めていた中古車販売店で行われていたとみられています。 福岡県内では、去年ごろから筑豊地区を中心に同様の被害が数十件相次いでいて、警察は余罪があるとみて調べています。

BBQで学生死亡 「急に爆発音が…」現場にいた学生が当時の状況語る

福岡県の美容専門学校で、バーベキューの火が燃え移り、男子学生1人が死亡した事故で、60代の男性理事長が火おこしのために消毒用のアルコールを使い始めたことが新たにわかりました。    ◇ 事故は、福岡県柳川市の美容専門学校で5月24日に起きました。 現場にいた学生 「急に爆発音、大きな音が聞こえて。その音の方を向いたら、みんな騒いでいて、燃えていて…」 学校によると、バーベキューには学生と教員、約480人が参加していました。60代の男性理事長が火おこしのために消毒用のアルコールを使い始めたといいます。理事長は、アルコールの危険性を認識した上で、使用後に職員室にアルコールを戻すよう指示していましたが、その場に放置されていたということです。 その後、火が消えかかったドラム缶に教員が消毒用のアルコールを入れたところ、爆発的に炎上。火は近くにいた男子学生4人に燃え移りました。 現場にいた学生 「地面にぐるぐる。頑張って服を脱ごうとしていて、みんなぼう然…」 しかし、重症だった1人は事故から13日後に亡くなり、学校で、集まった学生にそのことが告げられました。 現場にいた学生 「(アルコールを使い始めた理事長には)もう…、怒りしかないです」 事故後、学校は保護者宛てにメールで事故を報告し、事故の発生を謝罪するとともに、不用意にSNSなどで発信しないよう求めていました。

「もう…怒りしかない」 事故があったBBQに参加した学生が証言 「パニックで叫んだり、みんな泣き始めた」

福岡県の専門学校でバーベキューの火が燃え移り、男子学生1人が死亡した事件。私たちは、当時現場にいた学生を取材。火をおこすために消毒用のアルコールを使い始めた理事長に対し「怒りしかない」と証言しました。    ◇ 先月、福岡県柳川市の専門学校で行われたバーベキューで火が燃え移り、18歳~20歳の学生4人がけがをし、そのうち18歳の男子学生が6日に亡くなりました。 事故があったバーベキューに参加していたという学生が、私たちの取材に“証言”してくれました。 バーベキューに参加 現場にいた学生 「急に爆発音…大きな音が聞こえて、その音の方を向いたら燃えていて」 「パニックになった子が叫んだりして、そのあとはみんな泣き始めて…」 今回の事故は、火の勢いを増すために消毒用のアルコールを入れたことで起きました。そして、火をおこすために消毒用のアルコールを使い始めたのは、60代の男性理事長だったことが学校への取材で新たにわかりました。理事長はその後、アルコールを職員室に戻すよう指示したものの、放置されていたといいます。それを教員が火の消えかかっていたドラム缶に入れたところ、一気に炎上。火が学生たちに燃え移ったというのです。 バーベキューに参加 現場にいた学生 「地面にぐるぐる(転がり)頑張って服を脱ごうとしていて、みんなぼう然。(搬送された学生が)早く回復して元の学校に戻ってほしい一心でした」 アルコールを使い始めた理事長に対しては―― バーベキューに参加 現場にいた学生 「もう…怒りしかないです」 事故後、学校は保護者にメールで謝罪する一方で、今回の件についてSNSで不用意に発信しないよう求めていました。    ◇ 火に近づけると危険な消毒用のアルコール。この事故を受けて、新たに実験を行い、SNSなどで注意を呼びかける消防局もありました。大阪・豊中市消防局はTwitterで「アルコールに引火すると炎は急激に拡大します。目的外の利用はやめましょう」と発信しています。    ◇ もし、服に火が燃え移ってしまったらどうすればよいのでしょうか。服を脱ぐことができず、また近くに水や消火器が無い場合、その場で地面に倒れ込み、燃えているところを地面に押しつけるようにしながら左右に転がることで火を消します。その際、両手で顔を覆うようにして、顔へのやけどを防ぐことが大事だといいます。 事故が起きた学校は、経緯や今後の対応についてまとめた報告書を県に提出しました。今月中旬をめどに第三者委員会を設置する方針です。 (『news zero』より)

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