Tuesday, June 6, 2023

交通違反の女性に“パトカーで準強制わいせつ”か 20代警察官書類送検 所持品検査として体触る

石川県警は津幡警察署に勤務する20代の男性巡査長を準強制わいせつなどの疑いで書類送検するとともに、停職6カ月の懲戒処分にしたと発表しました。 準強制わいせつと特別公務員暴行陵虐の疑いで2日に書類送検されたのは、石川県警津幡警察署に勤務する20代の男性巡査長です。 警察によりますと、この巡査長は今年4月13日の午前8時20分頃、交通違反の取り締まり中に交通違反をした30代の女性に対しパトカー内で所持品検査を行うとして、服の上から体を触るわいせつな行為をした疑いです。 また警察情報の取り扱いに不適切な点があったということです。 これを受け、石川県警監察課は巡査長を停職6カ月の懲戒処分としました。 石川県警の久田悦弘首席監察官は「警察官がこのような事案を発生させたことは、警察への信頼を著しく損ねる行為であり、被害者をはじめ関係者及び県民の皆様に深くお詫びを申し上げます。今後は、より一層、職員に対する指導監督や職務倫理教養を徹底し、再発防止と信頼回復に取り組んで参ります」とコメントしています。

信号無視の車に男性はねられ死亡…指摘された『悪質性』運転手に懲役8年,助手席の男に10年求刑

去年6月、金沢市内の交差点で横断中の男性が信号無視の車にはねられ死亡した事件。検察は運転していた女に懲役8年、助手席で信号無視を指示したとされる男に懲役10年を求刑しました。 去年6月、金沢市内の交差点で男性をはねて死亡させたとして、危険運転致死の罪に問われている2人の被告。これまでの裁判で車を運転していた長谷川玲子被告、助手席で信号無視を指示したとされる寺崎太尊被告共に無罪を主張しています。 1日の裁判で検察側は、寺崎被告から信号無視を指示され混乱し赤信号だと分からなかったとする長谷川被告に対し、「長谷川被告は現場となった交差点の信号が赤だと認識し一度減速している。寺崎被告との『止まらんでいいから』『無理無理無理』などというやり取りも赤信号を前提としたものである」と指摘。 さらに事故直後の取り調べに「ブレーキを踏まずに、赤だと分かっていながら交差点に進入した」と答えていることなどを挙げ、懲役8年を求刑しました。 一方、事件当時の記憶がないとする寺崎被告に対しては「捜査の初期段階では酔っていて車で寝ていたとしていたが、裁判では覚えていないと責任逃れの虚偽の発言をしている。事件後の行動も仕事に向かうために別の車を迎えに来させるなど記憶がないとは思えないほどの合理的である」と述べ、寺崎被告の主張は信用できないと非難しました。 また、信号無視の指示を長谷川被告が一度拒否したにもかかわらず、執拗に明確な言葉で繰り返していることから、信号が赤だったことを寺崎被告は認識しており、長谷川被告との共謀が成立すると主張しました。 その上で、「朝まで酒を飲んでいて仕事に遅れたくないという極めて身勝手な理由で事件発生の原因を作っていて、長谷川被告より重い責任を負うべきだ」として懲役10年を求刑しました。 これに対し2人の被告の弁護側は改めて無罪を主張。中でも寺崎被告の弁護人は、シートを倒して携帯を触っていたため赤信号が視界に入っていた可能性は低く、共謀は成立しないと主張しました。 裁判の最後、証言台の前に立った2人の被告。 <長谷川被告> 「あの…大切な命を奪ったことに変わりはないので、厳しい責任を取らないとと思います。亡くなった被害者の方・遺族に申し訳ない」 <寺崎被告> 「自分が乗車していた車で事故が起きたのに、被害者の安否確認をしなかった。西川さんとご遺族に本当に本当に申し訳ない。赤信号を無視するよう指示したと言われていますが、自分はそのような恐ろしい発言は絶対にしません」 裁判は1日で結審し、6月21日に判決が言い渡されます。

石川で震度4、M5.0 震源は能登半島沖 気象庁

 10日午前7時15分ごろ、石川県で震度4を観測する地震があった。気象庁によると、震源は能登半島沖で震源の深さは10キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5・0と推定される。【森口沙織】  各地の主な震度は次の通り。  震度4=石川県珠洲市▽震度3=石川県輪島市、能登町、新潟県上越市、佐渡市

【速報】石川県能登で震度6強 ヤマト運輸、珠洲市などで配達見合わせ

石川県で起きた震度6強の地震を受け、ヤマト運輸は午後8時現在、石川県珠洲市や輪島市、能登町、穴水町で集荷と配達を見合わせている。6日には再開する予定だとしている。 一方、日本郵便は配達への影響はないとしている。

岸田首相「強い余震や土砂災害に注意を」

石川県で大きな地震が相次いでいることを受け、岸田首相は今後も強い余震や土砂災害に十分、注意するよう、呼びかけました。 岸田首相「住民の皆様におかれては、引き続き強い余震や土砂災害の発生に十分注意していただきたいと思います」 岸田首相は5日夜、アフリカなどへの歴訪から帰国した後、官邸で報告を受けました。政府は対策室を立ち上げ、災害への対応に当たっていて、岸田首相は引き続き、被害状況の確認や被害者の救命・救助に万全を期すよう指示しました。 7日から予定している韓国訪問については、「被害状況などをみながら、適切に判断しなければならない」と述べました。

意識戻るも会話できず…小6男の子が横断歩道で車にはねられた事故 運転の女は“ノーブレーキ”か

27日、石川県白山市で横断歩道を渡っていた小学生が車にはねられ、意識不明の重体となった事故で、男の子の意識が戻りました。また、車を運転していた女は小学生をはねた後にブレーキを踏んでいた可能性の高いことも新たにわかりました。 この事故は27日、白山市中町の県道で横断歩道を渡っていた市内の小学6年生の男の子が、車にはねられ意識不明の重体となったものです。 警察によりますと、男の子の意識が戻り会話はまだできないものの、呼びかけには応じるようになっていると言うことです。 一方、この事故で男の子をはねたとして逮捕された白山市の保育士の女は、男の子をはねた後にブレーキを踏んでいた可能性の高いことが警察への取材で新たにわかりました。 また道路は制限速度が30キロでしたが、女の車は制限速度を超えていたとみられています。 このため警察は午後5時から事故のあった現場の道路でスピード違反の取り締まりを始めました。 白山警察署 泉卓志交通第二課長: 「春から新しい新入学の児童の方が道路を利用されますので、交通事故が発生しないように前もって今から交通事故抑止対策を強化して取り締まりも強化していきたいと考えています」 白山警察署では30日も教育委員会などと現場の道路状況などを点検し、新学期が始まるころまで取締りを続ける予定です。

石川・白山市の山田憲昭市長死去 71歳

石川県白山市の山田憲昭市長が、10日朝亡くなりました。71歳でした。 山田市長は2月28日、市議会の本会議中に体調不良を訴え、職員の手助けを受けながら途中退席していました。 6日午前には市役所内の廊下で倒れ、頭を強く打ったことによる脳挫傷で意識混濁の状態が続いていました。 山田市長は白山市の旧吉野谷村の出身。金沢工業大学を卒業後、旧吉野谷村の村議会議員を経て、1988年から村長を2期務めました。 1995年の県議選で当時の石川郡東南部選挙区から立候補して初当選し、県議を5期務めました。 2014年の白山市長選で当時の作野広昭市長との一騎打ちを制し初当選。2018年と2022年の市長選では無投票で再選を果たし、3期目でした。 一方、去年8月には炎症を起こした胆のうを摘出する手術を受け、その後も胆管炎や黄だんの症状で入退院を繰り返していました。

石川県18市町 大雪で臨時休校「子どもの安全確保できない」

大雪の影響で、石川県内では25日、学校の臨時休校が相次いでいます。 教育委員会などによりますと、25日は珠洲市を除く18市町の公立小中学校で通学の安全が確保できないとして、すでに臨時休校が決まっています。 全日制の公立高校では29校が休校、私立では始業時間を繰り下げる七尾市の鵬学園高校を除いて、11校の小中高校で臨時休校します。

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