Friday, December 8, 2023

【速報】イオンリテールがビッグモーターの店舗と土地賃貸借契約の解約を発表

全国にあるビッグモーターの店舗前で街路樹などが枯れているのが見つかった問題。 このうち石川県かほく市にある「ビッグモーター イオンモールかほく店」前の植栽がコンクリートで舗装されていた件について、土地を管理するイオンリテールは10月31日付で土地賃貸借契約を解約することを発表した。 解約の理由についてイオンリテールは「ビッグモーター社に対して聞き取り調査を行った結果、弊社の承諾を得ずに木を伐採し、コンクリート舗装した」ことを挙げた。 植栽部分はイオンモールかほくが進出した2008年からイオンが環境整備の一環で植樹を進めていた。

川の水がしょっぱい… 田んぼから通常の7倍の塩分検出 イネが枯れる被害に農家は落胆 《新潟》

新潟市北区の田んぼで通常の7倍にもなる塩分が検出されました。イネは茶色く枯れてしまい、田んぼを所有する農家は落胆しています。塩水が流れ込んだ理由とは… (リポート) 「今、新潟市北区の阿賀野川近くの田んぼでは異変が起きています。一面茶色く枯れてしまった田んぼが広がっています」 一面に広がる茶色く枯れたイネ… 本来であれば収穫の時期を迎えていたコシヒカリです。 農家の古沼光雄さん。阿賀野川の河川敷でコメ作りをしてきました。 異変があったのは8月上旬のこと。 猛烈な暑さが予想されていたことから阿賀野川から水を引き田んぼにためたところ思わぬ事態となりました。 〈農家 古沼光雄さん〉 「青かった稲がだんだん赤くなっていくんです。そして黒くなっていく。(川の)水を飲んだら、ものすごいしょっぱかったんです。(農家を)55年やっていますが初めてです」 コメが枯れてしまった原因は塩水でした。 8月25日、新潟大学農学部の三ツ井敏明教授が土壌調査をしたところ田んぼから通常の7倍の塩分が検出されました。 連日の雨不足により阿賀野川の水位が下がり、海水が逆流してきたとみられています。 JA新潟市によると、こうした塩害は約11ヘクタールの田んぼで確認されています。 〈農家 古沼光雄さん〉 「実はついたけれど塩水で実がなる前に枯れてしまった。ことしは完全に赤字ですね。つらいです。本当に」 古沼さんは塩害が来年のコメ作りにも影響を及ぼすのではないかと不安を募らせています。 〈農家 古沼光雄さん〉 「来年の春、たぶんこのまま作ると塩が残っていると来年も満足なコメができない」 広がる猛暑と雨不足の影響。 新潟大学の三ツ井教授は雨や雪で塩分は自然に流れていくとみていて引き続き調査を続けるとしています。

空港に着いた中国人観光客「今回は日本の海産物を食べる勇気はない」中国政府が処理水に反発強めるなか来日

東京電力福島第一原発の処理水放出に中国政府が反発を強める中、富山空港に到着した中国人観光客からは日本で海産物を食べるのを控えるという声が多く聞かれました。 富山と上海を結ぶ定期便は週2往復で運航されていて9日午後2時前、富山空港に到着しました。 団体客を始め多くの中国人観光客が降り立ち、東京や大阪に向かう前に日本への観光について聞きました。 *中国人観光客は 「日本に来るのはドキドキした。」 Q日本に来るのは迷わなかった? 「迷った」 「日本に行くのを止める友人もいた」 「今回は日本の海産物を食べる勇気はない」 「飛行機の席は半分以上埋まっていた。処理水はイメージ的に健康に悪いものなので日本政府はもっと慎重に、みんなの意見を聞いたうえで処理した方がいいのではないか」

「ティラノもどき」見つけた 福井の羽毛恐竜化石、新種と認定

 福井県立恐竜博物館は8日、同県勝山市にある白亜紀前期(約1億2000万年前)の地層で発見された恐竜化石が新属新種と認められたと発表した。「オルニトミモサウルス類」に属する羽毛恐竜で、国内での同類の新種確認は初という。骨盤にある腸骨の特徴がティラノサウルスに似ていることから、学名は「ティラノミムス・フクイエンシス」(福井産のティラノもどき)と命名された。 足速く草食か  オルニトミモサウルス類は獣脚類に属する恐竜の一群。「ダチョウ恐竜」の名でも知られ、草食や雑食で一般的に体は羽毛に覆われている。小さい頭や細長い後ろ脚を持ち、速く走ることが得意だったとされる。同館によると、アジアやアメリカなどでは約20種が確認されている。  新種と確認された化石は1998~2019年に「手取(てどり)層群北谷層」と呼ばれる地層で発掘された頭骨や脊椎(せきつい)など計55点。複数個体の化石だが、平均して体長約2メートル、体重20キロ程度だったとみられる。18年に28点の化石が出たことで研究が加速した。  当初は腸骨にある特徴的な隆起から肉食のティラノサウルス類と考えられていたが、恥骨も含めた構造からオルニトミモサウルス類と判断。さらに、上腕骨に他のオルニトミモサウルス類には無い直径約1ミリの穴があり、新種と分かった。穴は骨内に入る血管の通り道の可能性が高いという。恐竜の新種確認は国内11例目で、同県では6例目となる。  同館の研究者6人が執筆した論文が7日、オンラインの国際学術誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。筆頭著者の服部創紀研究員(35)は「最初の発見から約20年後に分類の決め手となる化石が発見された。継続した調査の成果だ」と喜んだ。  また「肉食恐竜が主流だった獣脚類に、いつどのように草食や雑食のグループが出現したかはっきりしておらず、その手がかりにもなり得る」とした上で、「歯は未発見で何を食べていたか分からないので、今後の調査でさらに生態を明らかにしていきたい」と意気込みを語った。【国本ようこ】

トラックの運転席部分押し潰される…路線バスと正面衝突したトラックの運転手が死亡 バスの2人もケガ

6日午前6時半ごろ、南砺市の県道で路線バスとトラックが正面衝突する事故があり、トラックの運転手が死亡しました。 6日午前6時半ごろ、南砺市北市の片側1車線の県道で、井波発金沢西口行の加越能バスとトラックが正面衝突しました。 この事故でトラックの運転席部分が押しつぶされ、福井県鯖江市のトラックを運転していた会社員、清水遼さん(26)が病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。 また路線バスに乗っていた高校生と見られる乗客1人とバスの運転手も病院に運ばれ手当てを受けていますが軽傷と見られています。 事故があった県道は、南砺市と金沢市を結ぶ幹線道路で交通量が多く、警察が事故の原因を調べています。

パトカー追跡の2人乗りオートバイが衝突事故 10代の男性が重体の模様 オートバイ運転の人物は逃走

1日午前、山梨県都留市で交通違反でパトカーが追跡した2人乗りのオートバイが乗用車と衝突しました。この事故で後部座席に乗っていた男性が重体となり、運転していた者はその場から走り去りました。 2人乗りのオートバイが通過したおよそ10秒後、1台のパトカーが追跡。 この先の路上では… 雨宮恭太記者: 事故の衝撃でオートバイや乗用車が大破しています。 1日午前11時前、都留市つる1丁目の市道で、2人乗りのオートバイが乗用車と衝突しました。 この事故でオートバイの後部座席に乗っていた10代の男性が重体の模様です。 運転していた人物はその場から走り去りました。 警察によりますと、赤信号で停止していたパトカーが後部座席でヘルメットを首にかけていた2人乗りのオートバイを発見し、交通違反でサイレンを鳴らし追跡したということです。

「寝耳に水」東京との直通は“7往復”だけ 新幹線誘致の市長「金沢と格差があってはいけない」

JR西日本と東日本は30日、北陸新幹線の敦賀延伸について、2024年3月16日に開業すると発表しました。加賀温泉駅がある石川県加賀市の宮元陸市長は30日午後、報道陣の取材に応じ「非常に感慨深いものがある。このチャンスを次なる飛躍に向けて生かしていきたい」と語りました。 一方、30日に発表された運行計画では、加賀温泉駅には、東京を直通で結ぶ速達型の「かがやき」が2往復、緩行型の「はくたか」は5往復停車することになりました。 宮元市長は「きょうの発表を聞いて、ある意味青天の霹靂、寝耳に水だった」と切り出し、「はくたかはこれまで金沢に15本ほど止まっていたが、乗り換えなしのはくたかが敦賀までの間に5本だけになった。我々がずっと期待していたはくたかが、金沢に止まっていた本数の3分の1になってしまった。非常に驚いている」と述べました。 速達型の「かがやき」も2往復停車することについては「かがやきが2本止まってもらえることは非常にありがたい」としたうえで「かがやきの話がよくクローズアップされたが、はくたかが標準装備ということが前提だった。あとは地域の努力で観光客を増やしていくと思っていたが、ファンダメンタルの部分が圧倒的に少なくなってしまうとなかなか大変だ」と話しました。 JRの判断については「企業としての立場があると思うが、金沢と南加賀で新幹線における輸送手段の格差はあってはいけない」とし、今後も停車する列車の本数を増やすよう、要請していく考えを示しました。 「加賀に新幹線を止めるんだ!」斬新なPR動画「まだ続きますよ」 加賀市は、市新幹線対策室の「加賀停太郎(かがとめたろう)室長」が、新幹線誘致に向けて奮闘する姿を描いたPR動画を制作してきました。ときには「兼七園」や「22世紀美術館」など金沢市への嫉妬心をあらわにし、隣町の小松市への強烈なライバル視も辞さない姿は、2017年のプロジェクト発足以来、大きな話題を呼びました。 今年5月にはを制作しています。 宮元市長は30日、動画の効果について報道陣に問われると「動画の目的は達成していますよ。新幹線を止めましょうということですから『かがやき』にしろ『はくたか』にしろ、止まることは間違いないので、そういう意味では成功です」と述べました。 今後については「まだ続いていきますよ、停太郎は。新幹線の開業はスタートで、決して終点ではないので、バージョンアップしていきます。もうすぐ発表しますから、また楽しみにしていてください」と笑顔で明言しました。

輸入停止措置で“ナマコ”ピンチ!? 中国で人気の高級食材「どうしても依存するしか…」【新潟・佐渡市】

福島第一原発の処理水海洋放出を受け、中国が日本の水産物の輸入を停止したことに新潟県佐渡市でナマコの養殖を行う企業が危機感を募らせています。 【浦島三和 須藤由彦 社長】 「佐渡のナマコは肉厚なので、中国で人気がある。99%ぐらいは中国に行くので、中国の市場というのは、どうしてもなくては困る」 中国の企業と協力し、去年5月に本格稼働させたばかりのナマコの養殖施設。 中国の輸入停止措置で現在養殖している約2億匹のナマコが行き先を失い兼ねない事態となっています。 【浦島三和 須藤由彦 社長】 「ナマコだけはどうしても中国に依存するしかないというところ」 中国では「海の黒いダイヤ」とも呼ばれ、高級食として扱われるナマコ。ホタテなどとは異なり、国内での消費は限られているため、中国への輸出が頼みの綱となっています。 7月も中国を訪れていたという須藤社長。期待も込めて「輸入停止は長引かない」と話しながらも… 【浦島三和 須藤由彦 社長】 「いま、別にアワビを養殖し始めている」 他国との関係に影響されない国内での消費を目的としたアワビの養殖も始めたと言います。 ただ、中国の需要拡大を見越してナマコの養殖施設の増設も行っていたため、願うは早期の輸出再開です。 【浦島三和 須藤由彦 社長】 「政治的にうまく解決できるように、(中国も)いいものというのは分かっているので、安全なものというのは分かっているので、一刻も早く流通ができるようになってもらいたい」

サマージャンボ宝くじ1等5億円が出た売り場を発表 2023年は合計19本、東京や岡山で各2本誕生

 みずほ銀行は8月29日、2023年のサマージャンボ宝くじ(第970回全国自治宝くじ)で1等5億円が出た宝くじ売り場を発表した。東京都や神奈川県ではそれぞれ2本ずつ誕生。地方では岡山県でも2本が出たほか、徳島県や福島県内の売り場からも誕生した。合計19本の1等が出た売り場は次の通り。 福島県 南福島ヨークベニマルチャンスセンター(福島市) 群馬県 天川原(前橋市) 埼玉県 深谷アリオチャンスセンター(深谷市) 千葉県 西千葉駅前チャンスセンター(千葉市中央区) 東京都 西銀座チャンスセンター(中央区) 池袋東口西武線駅構内売場(豊島区) 神奈川県 カミオラッキースクエア(横浜市港南区) みずほ銀行青葉台支店(横浜市青葉区) 長野県 佐久平イオンチャンスセンター(佐久市) 兵庫県 特定できず 岡山県 チャンスセンターイオンモール岡山(岡山市北区) 岡大病院前チャンスセンター(岡山市北区) 徳島県 宝くじラッキー堂ゆめタウン徳島店(板野郡藍住町) 沖縄県 那覇メインプレイスチャンスセンター(那覇市) 宝くじ公式サイトからは1等が5本誕生 ※当せんが出た売り場はみずほ銀行が売り場へヒアリングした結果を基にしている 各都道府県の高額当選が出た宝くじ売り場(2012年~) 北海道・東北 北海道 / 青森県 / 秋田県 / 岩手県 / 山形県 / 宮城県 / 福島県 関東 東京都 / 神奈川県 / 千葉県 / 埼玉県 / 栃木県 / 群馬県 / 茨城県 / 山梨県 東海 愛知県 / 岐阜県 / 静岡県 / 三重県 信越 長野県 / 新潟県 北陸 石川県 / 富山県 / 福井県 近畿 大阪府 / 京都府 / 兵庫県 / 滋賀県 / 和歌山県 / 奈良県 中国 広島県 / 岡山県 / 鳥取県 / 島根県 / 山口県 四国 香川県 / 高知県 / 徳島県 / 愛媛県 九州・沖縄 福岡県 / 大分県 / 佐賀県 / 長崎県 / 熊本県 / 宮崎県 / 鹿児島県 / 沖縄県

まるで神殿に迷い込んだよう 新潟の山中にあるトンネルが話題に

 まるで神殿の回廊か遺跡―――。新潟県新発田市の県道335号にある、雪崩対策のために道路を覆うトンネル(スノーシェッド)が、SNS(ネット交流サービス)で写真映えするスポットとして注目されている。通称「東赤谷連続洞門」。幻想的と評判の洞門を見に、車を走らせた。【池田真由香】  短文投稿サイト「X」(ツイッター)に2020年9月、洞門内で撮影した3枚の写真が投稿された。「神秘的」「ファンタジーの世界」と話題になり、3・3万もの「いいね」が。徐々にドライブやツーリング先として、観光客が訪れるようになった。  新発田地域振興局によると、洞門は1941年に開通した鉄鉱石を運ぶ専用鉄道のなごり。日鉄鉱業赤谷鉱山から蒸気機関車が走っていたが、電化に伴い56年に廃線。現在は整備され、県道として使われている。  新潟市中心部から車で1時間ほど。ケータイの電波が入らない、青々とした山に囲まれたところにある。外からはごく普通のトンネルに見える。中に入ると昼間でも薄暗く、逆U字型の柱が続く。柱の間から光が差し込むものの、カーブしていて先が見通せず、どこまで続くかわからない。神殿に迷い込んだかのようだ。山あいで日陰の洞門内は、真夏でも涼しく感じた。  約900メートルほどの間に4つの洞門があり、門内は車がすれ違えないため相互通行だ。見通せない真ん中の2つの前には信号機がある。  数分で通りすぎてしまうが、抜けた先には加治川にかかる飯豊川橋梁が残っており、鉄道が走っていた名残を感じる。さらに車を走らせると加治川ダムにたどり着いた。  県によると、9月末まで午後8時から午前5時の間は洞門の補修工事のため通行不可。また例年11月下旬ごろからは積雪のため通行止めになるという。

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