宮崎駿監督の愛車、ジブリパークで展示計画 大村知事が明かす
愛知県の大村秀章知事は10日、スタジオジブリの宮崎駿監督(82)の愛車シトロエンを譲ってもらい、ジブリ映画の世界観を体験できる「ジブリパーク」で展示する計画があることを明らかにした。 大村氏によると、監督は昨年、運転免許を自主返納したという。名古屋市内で開かれた高齢者の事故防止を呼びかけるイベントで「毎日愛車を運転していたけど、残念ながら危ないからと。息子の宮崎吾朗監督と鈴木敏夫プロデューサー2人で取り上げたそうです。実はジブリパークがもらうことになっています」と話した。 駿監督は「シトロエニスト」として知られ、劇場映画初監督作品「ルパン三世 カリオストロの城」(1979年)にはシトロエン2CVが登場する。【酒井志帆】