Friday, December 8, 2023

【台風情報】台風13号は関東直撃か 日本の南を時速25キロで北北東へ進む【最新進路・雨風シミュレーション】

台風13号は、日本の南を1時間におよそ25キロの速さで北北東へ進んでいます。 台風13号は、7日正午には日本の南にあって、1時間におよそ25キロの速さで北北東へ進んでいます。中心の気圧は998ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心の南東側220キロ以内と北西側165キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。 台風の中心は、8日午前0時には日本の南にあり、中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されます。 予報円の中心を進むと8日の正午には、東海道沖に達し、中心の気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルが予想されます。 今後の台風情報にご注意ください。

「どんどん出荷するはずが余っていく」中国輸入停止でクロマグロの取引“全面ストップ” 打つ手なし…業界から悲鳴の声

東京電力・福島第1原発の処理水の海洋放出に伴い、中国が日本からの水産物の輸入を全面的に停止しました。この影響は広がりをみせていて、特に水産業界から悲鳴の声があがっています。 投資24億円…輸出拡大視野に新工場の建設に着手した矢先 中国への水産物の輸出はここ数年で一気に拡大しています。大分県内では2019年度、3500万円だった輸出額が、わずか3年で2億円に達しています。輸出で大きなシェアを占めているのは養殖クロマグロ。全体の75%に上る年間1億5000万円の取引がありました。 兵殖 中迫猛社長: 「どんどん出荷するはずだったものが余っていくわけで、余った魚をどうするんだとなると今の時点では手の打ちようがない」 津久見市で養殖業を手がけている「兵殖」では3年ほど前から中国向けにクロマグロの輸出を開始。右肩上がりで需要が伸び、国内向けを上回る勢いでしたが、7月10日から注文がストップしています。養殖ブリの輸出も拡大していた矢先でした。 兵殖 中迫猛社長: 「ブリは売れるサイズが決まっているので売れないからとずっと置いておくわけにはいかない。生産コストが下がらない中で相場が下がるとダメージが大きい」 今後30年続くとされる処理水の放出。反対の姿勢を示してきた県漁協では、影響の拡大や長期化を懸念しています。 県漁業共同組合 中根隆文組合長: 「風評被害は絶対的に心配です。漁業、水産業は孫の代まで盛んであるべきだし我々もそれを願っているので」 県漁協では中国への輸出拡大を視野に入れ、養殖ブリの新たな加工場の建設に着手したばかりでした。およそ24億円をかけた大型投資は先行き不透明となっています。 県漁業共同組合 中根隆文組合長: 「処理水の放出で今、中国とはなかなか前向きな話しができない。他の国に輸出するというのが一番いいが、実際に今から探すとなるとここ1年でできるわけではない」 旅行控え、酒の輸出ストップ…影響広がる 一方、中国人観光客の回復に期待を寄せていた旅行会社にも影響が出始めています。大分市にある旅行会社「中和国際」では、中国向けに観光情報を発信していて、コロナ禍前は団体客の受け入れも実施していました。 中和国際 先山武志さん: 「団体旅行が8月中旬に解禁になってこれから旅行が増えるんじゃないかなとは思いましたが、また以前に戻った感じに見える」 禁輸措置の発表以降、中国国内で日本への“旅行控え”が起きているとみられ、現段階では団体客に回復の兆しはなく、合わせて手がけている酒の輸出にもストップがかかっているといいます。 中和国際 先山武志さん: 「日本の酒がなかなか集まらないとバイヤーから聞いているのでやっぱり影響はあると思う」 佐藤知事は影響の広がりを懸念した上で、新たな販路開拓を支援する考えを示しました。 佐藤知事: 「食品全般にわたっていろんな検査が行われていると聞いているのでそういう意味では非常に影響が出てくることを懸念している。中国に売っていた物が他のところに売れるような販路を開拓するための費用の支援をしていく」 処理水放出に伴う中国の対応がいつまで続くのか。先行きが見えない中で輸出の構造を含めた経済面での対中戦略の見直しが喫緊の課題といえます。

ホテル客室のユニットバスの天井裏で電気工事中の男性が死亡 大分・別府市

5日午後、大分県別府市のホテルの客室でユニットバス内の天井裏で電気工事にあたっていた男性が亡くなり、警察が死因などを調べています。 5日、午後1時過ぎ、別府市野口元町にあるホテルで、客室のユニットバス内の天井裏で1人で電気工事にあたっていた男性が倒れていると同僚から消防に通報がありました。 男性は意識不明の重体で、病院で手当てを受けていましたが、午後2時16分死亡が確認されました。 警察によりますと、男性には目立った外傷はなく、現在、警察が身元の確認を急ぐとともに死因を調べています。

台風12号に発達の見込み 24時間以内に発生へ 台風11号の進路予想

トラック諸島近海にある熱帯低気圧について、31日午前9時までに台風になる見通しで、4日午前9時には日本の南の海上まで進む見通しです。 熱帯低気圧は30日午前9時、トラック諸島近海にあって時速10キロの速さで西北西に進んでいます。中心の気圧は1004ヘクトパスカル、最大瞬間風速は23メートルとなっています。その後、24時間以内に台風へと発達し、日本の南の海上に接近する見通しです。4日午前9時には日本の南の海上まで進みますが、熱帯低気圧になる予報となっています。 一方、台風11号は30日午前9時には沖ノ鳥島近海をゆっくりした速さで西北西へ進んでいます。中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心から半径55キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。 台風11号は9月1日頃にかけて強い勢力で沖縄地方に接近するおそれがあります。1日午前9時の予報では中心気圧が975ヘクトパスカル、最大瞬間風速50メートルとなっています。 今後の台風情報に注意してください。

足を引きずっていた行方不明の12歳男児 女性2人がとっさの判断で無事保護 警察から感謝状

大分市で7月、登校前に行方がわからなくなっていた12歳の男の子を保護した女性2人に警察から感謝状が贈られました。 大分東警察署から感謝状が贈られたのは大分市在住の田仲亜衣さん(41)と高橋梨紗さん(36)です。2人は大分市横尾で7月、それぞれの車で走行中にランドセルを手に持ち、足を引きずったり座り込んだりしている男の子(12)を発見しました。 警察によりますと、男の子の母親から「登校前にいなくなった」と朝に連絡があり、警察が捜索していた最中でした。そして午前9時半前、付近を通りかかった田仲さんは男の子を車内から見守りながら交番に連絡。高橋さんは車を停めて男の子に声をかけ、警察が到着するのを一緒に待ちました。 (高橋梨紗さん)「大丈夫だからねと男の子が安心できるよう声かけをした」 (田仲亜衣さん)「保護されて安心した。見て見ぬふりをしなくてよかった」 大分東警察署の梶原正勝署長は「非常に素早く対応し、男の子を守ってくれて感謝しています」と話し、2人の行動をたたえました。

「なぜ見抜けなかった」 旧県立高校の跡地めぐる問題で市が住民説明会 複合施設オープン半年で撤退 厳しい意見相次ぐ

旧大分県立野津高校の跡地を活用する大分県臼杵市の事業をめぐり、運営会社がわずか半年で撤退した問題を受け、市は27日、住民向けの説明会を開きました。参加者からは市の一連の対応について厳しい意見が相次ぎました。 臼杵市が27日に開いた旧県立野津高校の跡地活用事業をめぐる住民説明会には、市民らおよそ80人が出席しました。 この問題は、市がおよそ4億円を投じた事業で、公募で選んだ野津町の農業法人「ネクストファーム」がわずか半年で事業を停止、その後、経営破たんしたものです。 説明会では、市が「公募の審査の仕組みに最大の問題があった」などとする、市役所内部で作った委員会の検証結果を報告。 一方、住民側からは「事業者に問題があると、審査の段階でなぜ見抜けなかったのか」、「公募に関する市からの情報が市報とホームページのみで、周知が徹底できていなかったのでは」、「市役所の内部だけで検証するのではなく、第三者委員会を設置して徹底的に調べるべき」などといった意見が相次ぎました。 市は27日に出た意見を取りまとめ、「今後の対応を検討していきたい」としています。

「050」にご用心 見破れサポート詐欺 大分県警が手口解説の動画

 「このパソコンはウイルスに感染しています」など偽の警告をパソコンなどの画面上に表示して、その復旧名目で金銭を要求する「サポート詐欺」への警戒を呼び掛けようと、大分県警は具体的な手口をまとめた動画を製作し、動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」などで公開している。実際の手口を視聴者に疑似体験してもらうことで、詐欺を見破る力をつけてもらうのが狙いだ。【井土映美】  県警生活安全企画課によると、架空料金請求詐欺は今年上半期(1~6月)78件発生し、被害総額は約1億3200万円。うちサポート詐欺は32件で、被害額は657万円だった。件数での割合は全体の約4割だが、全国的にはさらに増えている。警察庁のまとめによると、同時期に起きた架空料金請求詐欺2549件(暫定値)のうち47・6%がサポート詐欺だった。  多くの手口では、まずウイルス感染を装った警報音をパソコンなどから鳴らし、利用者を驚かせたうえで「050」で始まるサポート先の電話番号を画面に表示する。動転して電話してしまうと復旧の対価を支払う方法として、コンビニエンスストアに行って電子マネーカードを買うよう指示され、その番号を相手に教えることでお金が詐取される。  この「050」で始まる電話番号は、契約の際に利用者本人の確認を通信事業者に義務づけていなかったため、特殊詐欺に悪用されることが多く、社会問題となっていた。実際に県警が特殊詐欺に使われたと確認、あるいは疑いがあると認定した337回線のうち、7割以上が050で始まっていた。  こうした事態を重く見た国は6月、本人確認を義務づけることを決め、省令改正の準備を進めるが、実施は来年度以降を予定するため、当面は特殊詐欺への悪用が続く可能性が高いとみられる。  県警の高橋直樹安全・安心まちづくり推進室長は「動画で実際の手口を知ってもらうことで防犯意識を高め、被害に遭わないよう気をつけてもらいたい」と話した。動画は、短文投稿サイト「X(エックス)」(ツイッター)でも閲覧可能。

【台風6号】9日には九州に最接近 「線状降水帯」発生し大雨災害の危険度が急激に高まる可能性も【雨風シミュレーション】

台風6号は、8日午前11時には奄美市の東北東にあって、ゆっくりした速さで北へ進んでいます。台風は勢力を維持したまま北よりに進み、9日には九州にかなり接近する見込みです。奄美地方や九州南部では引き続き9日夜にかけて、九州北部地方では8日夜から9日夜にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。 台風6号は、8日午前11時には奄美市の東北東約160キロにあって、ゆっくりした速さで北へ進んでいます。中心の気圧は970ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心から半径165キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。また、中心から半径390キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。 台風は勢力を維持したまま北よりに進み、9日には九州にかなり接近するおそれがあります。この台風は、本体の発達した雨雲が中心付近よりもやや離れた所に位置しており、中心からやや離れたところで猛烈な風が吹き、非常に激しい雨が降っています。このため、台風の中心が九州の西の海上を進む場合でも猛烈な風が吹き、非常に激しい雨が降るおそれがあります。また、台風の速度が遅いため、台風の影響が長引くおそれがあります。 台風が予報円の中心を進みますと、9日昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて大分県に最も接近する見込みです。 一方、8日午前9時に日本の南の海上で熱帯低気圧が台風7号になりました。台風はほとんど停滞していて、中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル、中心の東側390キロ以内と西側280キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。今後、北西に進み、東日本に近づく見込みです。 <風の予想> 8日に予想される最大風速(最大瞬間風速) 九州南部、奄美地方 30メートル(40メートル) 九州北部地方 25メートル(35メートル) 四国地方 20メートル(30メートル) 9日に予想される最大風速(最大瞬間風速) 九州北部地方、九州南部、奄美地方 30メートル(40メートル) 四国地方 23メートル(35メートル) 10日に予想される最大風速(最大瞬間風速) 九州北部地方 25から29メートル(35から45メートル) 四国地方 20から24メートル(25から35メートル) <雨の予想> 9日正午までの24時間に予想される雨量 九州南部 400ミリ 九州北部、奄美地方 300ミリ 四国地方 250ミリ 東海地方 200ミリ 近畿地方 150ミリ 10日正午までの24時間に予想される雨量 四国地方、九州北部地方、九州南部 300から400ミリ 東海地方 200から300ミリ 奄美地方、近畿地方 100から200ミリ 11日正午までの24時間に予想される雨量 東海地方、近畿地方、四国地方 100から200ミリ 九州北部、九州南部 100から150ミリ

大学生死亡ひき逃げ事件 指名手配の八田與一容疑者が事件後、自宅に立ち寄った形跡なし 防犯カメラの映像も再検証へ

大分県別府市で大学生2人が死傷したひき逃げ事件。捜査関係者によりますと、公開手配されている八田與一容疑者が事件後、自宅に立ち寄った形跡はないことが分かりました。また、広い範囲で改めて防犯カメラの映像を検証し、真っ暗で何も映っていないような映像も解析を進めているということです。 この事件は2022年6月29日、別府市の県道で軽乗用車がバイク2台に衝突し、大学生2人が死傷したものです。警察は車を運転し、事件後に現場から逃走した八田與一容疑者をひき逃げの疑いで公開手配しています。 事件当日、八田容疑者は職場に出勤したものの体調不良を理由に午前中で早退し、午後4時に商業施設でコップを購入。この施設の駐車場で死亡した大学生とトラブルになったとみられています。 そして午後7時45分ごろ、ひき逃げ事件が起きました。防犯カメラの映像には被害者2人がバイクで通り過ぎた30秒後に同じ方向に向かう八田容疑者の車が確認。事故の状況や証拠からバイクに追突した時、八田容疑者の車は少なくとも制限速度の2倍にあたる80キロ以上出ていたとみられています。さらに現場にはブレーキ痕や避けようとした形跡がないことなどから死亡した大学生の原付バイクをめがけて追突した可能性があることがわかっています。 その後、八田容疑者は車を乗り捨て、海の方向に裸足で逃走。14分後には、2キロ離れた北浜のヨットハーバー近くにいたことがわかっていますが、そこで足取りが途絶えています。 捜査関係者によりますと、発生後すぐに車の所有者が八田容疑者とわかり、捜査員が自宅に張り込んでいましたが、帰って来ませんでした。その後も自宅に立ち寄った形跡はないということです。また、警察は広い範囲で改めて防犯カメラの映像を検証し、真っ暗で何も映っていないような映像も解析するなど八田容疑者の行方を追っています。 事件発生から1年、別府警察署の警察官がJR別府駅前など市内3か所でチラシを配布して、改めて情報提供を呼びかけました。 情報提供先:【大分県別府警察署】0977-21-2131

「候補者としてふさわしくない事案があった」立憲民主党県連 衆院選候補者の内定取り消し 報道陣に吉田代表が怒号も 大分

立憲民主党県連が次の衆院選大分3区の立候補予定者に選出した古城正信さんについて、県連は公認の内定を取り消すと発表しました。 立憲民主党県連は20日、緊急の常任幹事会を開き、古城正信さんが公認候補に内定している衆院選大分3区について協議しました。候補者選定をめぐっては公募を経て県連が6月10日に審査会を開き、大分市出身で元県職員の古城正信さんを内定。党本部に公認を申請していました。 協議の結果、県連は一転、古城さんの公認の内定を取り消すことを決定しました。その理由について、吉田代表は「古城さんに候補者としてふさわしくない事案があったとみられ、このままでは選挙を戦えないという結論に至った」と説明しました。 (立憲民主県連・吉田忠智代表)「内定する段階では諸般の事情が明らかになっていなかったので、その後の事情の変化によってこういう決定をせざるを得なかった」「県連と古城さんとの間の信頼関係について、崩れたとは思っていない。誠意をもって古城さんと話をしてきた」 一方、会議を終えた古城さんは報道陣に対し「勝手に話すのは難しい」と答えましたが、取材中に吉田代表が「先にされたら困るよ!」と声を荒らげて質問を制止する場面もありました。 県連によりますと、古城さんは指摘された事案については認めていませんが、「党の決定に従う」と話しているということです。県連は今後、党本部に申請していた公認申請を取り消し、改めて候補者選定を進める方針です。

Would you like to receive notifications on latest updates? No Yes