Saturday, March 25, 2023

2億のタワマンに住み、別荘も買った同級生…その不幸を願ってしまう33歳男性に、林真理子が一発逆転の策を伝授する《成熟スイッチ相談室》

共感を集め14万部を突破した林真理子さんの話題の新書『成熟スイッチ』。

同書には「成熟」へと向かうためのヒント=「小さなスイッチ」が、林さんの豊富なエピソードとともに書かれています。

この「成熟スイッチ相談室」では、林さんに、さまざまな世代の「お悩み」にアドバイスしてもらいます。

『成熟スイッチ』には「運」の不思議についても書かれていますが、今回は裕福な親を持つ友人に嫉妬するお悩みに林さんが答えます。

●お悩み:タワマンに住み、別荘まで買った友人の不幸を願ってしまう

同じ中学・高校・大学で同級生だった友人がいます。彼は大学卒業後、某有名商社に入社、25歳で結婚し、開業医の親から結婚祝いに新居を用意してもらいました。現在の価格は優に2億を超える高層階のタワーマンションです。

その彼が、やはり親の援助を受け、今度は那須に別荘を買ったと聞きました。ちなみに私はそれなりに名の知れた企業には勤めていますが、いまだ独身、狭い賃貸マンション住まいで、貯金だってタワマンの頭金にもなりません。

同じような成績で同じ学校を出たのに、親の財力の差で、どうしてこんなにも人生が違ってしまうのか。友人をうらやむあまり、彼の不幸を願ってしまうほどです。こんな暗い気持ちをどうしたらいいでしょうか。(33歳・男性)

●林さんの回答

これはいわゆる「親ガチャ」のお悩みってことですね。ちなみに、肝心なことが書かれていなくて、この友人と貴方の「男ぶり」はどうなんでしょう……。まあ、それは置いておくとして、貴方にも起死回生のチャンスがありますよ。

貴方はまだ独身ということですから、「妻になる女性」で頑張ればいいじゃないですか。「妻ガチャ」で勝利するのです。

いまの世の中には、稼ぐことができる女性がたくさんいます。貴方一人の力では無理なことでも、妻と一緒にならできるかもしれない。

私だって、夫は普通のサラリーマンでしたよ。私のように、「太客」ならぬ「太妻」(笑)を見つければいいんです。たとえば弁護士とか医者とか、たくさん稼いでくれる女性と夫婦になれば、タワマンにだって住めるでしょう。

金銭的なことだけじゃありません。別荘なんか持てなくたって、貯めたお金でたまに一緒に旅行に行くだけで、幸せを噛み締めることができるような、本当に素晴らしい女性と結婚すればいいんです。長い目で見れば、「親ガチャ」よりもずっと大切なことです。

ただし、そうした「配偶者ガチャ」の勝者となるには、当然ながら本人の魅力や能力が秀でていなければなりません。すでにおわかりかと思いますが、良き配偶者に恵まれるか否かは「ガチャ」ではなく、自分自身の実力にかかっているからです。

「親ガチャ」に悩むのはせいぜい大学まで。親ガチャで負け組だと思ったなら、それを逆転するぐらい魅力的な人間になるべく努力しましょう。もう他人をうらやんでいるヒマなどありません。

それに、中学高校大学の同級生がそのように裕福な家庭の出身なら、貴方だって少なからず恵まれた境遇で育った方だと私は推測します。親御さんに感謝しながら自分を磨いて、良き伴侶と出会えるよう頑張ってください。

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