NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第90話が9日、放送され、望月久留美(乃木坂46・山下美月)と椿山さくら(長濱ねる)が抱き合うシーンに坂道グループファンがこぞって反応した。
大阪府東大阪市と長崎県の五島列島などを舞台に、主人公の岩倉舞(福原遥)がさまざまな人たちと出会い、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生の物語。ドラマは、第19週「告白」(第87~91話)が放送中で、大阪市内の百貨店で、舞の祖母らが住む五島の名物をPRする物産展が開かれることになり、この日、島民たちが来阪し、岩倉家の隣にあるお好み焼き屋「うめづ」で宴会が開かれた。
久留美は舞の幼なじみで、さくらは舞が小学生時代のひと夏を過ごした五島でカフェを営んでいる。久留美は、第33話(昨年11月16日放送)で失踪した幼なじみの梅津貴司(赤楚衛二)を舞と一緒に捜しに行った際に五島を訪れていたものの、舞の祖母、才津祥子(高畑淳子)以外の五島の登場人物と交流する場面はなく、2人の対面はこの日が初めてになった。
山下はアイドルグループ、乃木坂46の現役メンバーで、ねるも2019年まで欅坂46(現・櫻坂46)に在籍。2人の出演が発表された当時から、ネットでは、坂道グループのファンたちから「共演」を楽しみにする声があがっていた。この日の放送で、久留美はうめづに遅れて合流。舞が紹介すると久留美は「はじめまして」とあいさつ。さくらは久留美に飛びつき、「はえー!やっと会えた!」と感激。船大工の木戸豪(哀川翔)から「しっかりもんの看護師さんやろ?」とほめられると久留美は「いやいやいやいや」と謙遜した。
2人の邂逅にファンは大喜びで「ついに坂道共演!」「長濱ねると山下美月が同じ画面にいる」「この時を待っていた!」「同じ画面にねると美月はレア」「東大阪と五島のスーパーアイドルの夢の共演」「本当に尊い」といったコメントがズラリと並んだ。
朝ドラという大舞台でハグというインパクトある展開に「朝ドラで共演は感慨深いわ~」「山下美月と長濱ねるのハグが見られるとは!」などと胸を熱くした書き込みもあった
ドラマの公式ツイッターでは、放送直後に2人のオフショットを公開。こちらにも「このオフショットは貴重よね」「これはアツい写真!」「坂道の現役とOGのツーショットは激エモ」といったリプライが続々と寄せられている。