Saturday, March 25, 2023

予報士のつぶやき 都心も積雪か 大雪の影響と対策は

あす10(金)は南岸低気圧の影響で、

関東甲信の内陸や東北の太平洋側では

警報級の大雪となる恐れがあります。

太平洋側の雪の予想は

直前までブレ幅があり難しいですが、

最新の見解をまとめてみました。

・降り始め

通勤通学の時間帯は内陸中心

午前10時頃から雪エリア拡大

これまでの予想だと低気圧が近づく前

明け方にも雪エリアが広がる予想でしたが

その表現が弱まっていて、

降り始めが少し遅くなりました。

・大雪エリア

東北の太平洋側

(福島や仙台など都市部もまとまった雪に)

関東甲信は内陸中心

(多摩西部、秩父、箱根、富士五湖周辺など)

東京都心は昼過ぎには

雨やみぞれとなる見込みですが

うっすら積雪となり、

東京23区の中でも練馬などは

夕方まで雪が続く可能性があります。

■交通への影響注意

雪に慣れていない地域は

数cmの雪でも交通の乱れが考えられるため

最新の情報に注意が必要です。

今回の雪の場合、通勤通学の時間帯より

帰宅時間の交通情報にお気を付けください。

■個人でできる対策は

10(金)はハイヒールを避けたり、

両手があけられるリュックにしたりなど

雪が降ることを想定した格好が

おすすめです。

また11(土)朝も油断は禁物…

雪や雨はやんでいる予想ですが

路面凍結のリスクがあるため、車の運転や

地下鉄などの出入り口付近、

横断歩道など滑りやすい場所の歩行は

慎重にお願いします。

2月は関東の平野部でも

雪が降りやすいシーズンです。

雪に弱い地域だからこそ万全な対策をしましょう!

テレビ朝日気象デスク 久能木百香

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