あす10(金)は南岸低気圧の影響で、
関東甲信の内陸や東北の太平洋側では
警報級の大雪となる恐れがあります。
太平洋側の雪の予想は
直前までブレ幅があり難しいですが、
最新の見解をまとめてみました。
・降り始め
通勤通学の時間帯は内陸中心
午前10時頃から雪エリア拡大
これまでの予想だと低気圧が近づく前
明け方にも雪エリアが広がる予想でしたが
その表現が弱まっていて、
降り始めが少し遅くなりました。
・大雪エリア
東北の太平洋側
(福島や仙台など都市部もまとまった雪に)
関東甲信は内陸中心
(多摩西部、秩父、箱根、富士五湖周辺など)
東京都心は昼過ぎには
雨やみぞれとなる見込みですが
うっすら積雪となり、
東京23区の中でも練馬などは
夕方まで雪が続く可能性があります。
■交通への影響注意
雪に慣れていない地域は
数cmの雪でも交通の乱れが考えられるため
最新の情報に注意が必要です。
今回の雪の場合、通勤通学の時間帯より
帰宅時間の交通情報にお気を付けください。
■個人でできる対策は
10(金)はハイヒールを避けたり、
両手があけられるリュックにしたりなど
雪が降ることを想定した格好が
おすすめです。
また11(土)朝も油断は禁物…
雪や雨はやんでいる予想ですが
路面凍結のリスクがあるため、車の運転や
地下鉄などの出入り口付近、
横断歩道など滑りやすい場所の歩行は
慎重にお願いします。
2月は関東の平野部でも
雪が降りやすいシーズンです。
雪に弱い地域だからこそ万全な対策をしましょう!
テレビ朝日気象デスク 久能木百香