アメリカのIT大手のマイクロソフトは7日、検索エンジン「Bing」に対話のできる自動応答機能を搭載したと発表しました。
この機能は、人工知能=AIを検索エンジンに組み合わせることで、知りたい内容を自然な文章で回答するものです。利用者が急拡大している「チャットGPT」を開発したオープンAIの技術を使い、文章の要約やメールの文面作成、旅行の計画立案などもできるということです。
マイクロソフトの発表では、「記念日の旅行として、9月にロンドンから飛行機で3時間以内で行ける目的地」を尋ねたところ、好みにあわせて複数の候補を回答している画面が例示されています。
マイクロソフトは7日から順次、利用できる人を拡大させ、モバイル版も導入することにしています。
対話のできるAIをめぐっては、グーグルも6日、数週間以内の一般公開を発表していて、開発競争が激しくなっています。