Saturday, March 25, 2023

アメリカの農場に変なネコが…なんとアフリカンサーバルだった!

これが農園を歩いてたらオーマイガッ!ってなりますよね。

「めちゃくちゃ変なネコだなぁ」とここ半年ほど、何度か見かけた見たことないネコについてこう思っていたミズーリ州の農家さん。しばらくすると、藁小屋の近くで羽や骨の残骸を見つけるようになった農家さんは、食べ散らかす良くない動物がいると思って捕獲を決行。12時間後、檻の中に入ってのはその変わったネコでした。餌と水をあげて、獣医さんにも連れて行きました、すると、メス・3歳くらい、追跡チップはナシとわかったのです。そしてもうひとつわかったことは、そのネコ、アフリカンサーバルだったのです。

アフリカ生息種なのに

現在は野生動物保護地区に引き取られて安全に暮らしているそうですが、アフリカに生息するアフリカンサーバルが、なんでミズーリの農園にいたかは謎です。トラやライオンなどとは少し種が違いますが、それでも普通のネコよりは大きく、大人になると10〜18kg、体長は60cmの大きさに成長します。一般的なネコは4〜5kgで33cmくらいなので、倍くらいの大きさですね。

保護地区によると、おそらく素人ブリーダーなどに飼われていたのが逃げ出したか、意図的に放たれたかだろうとのこと。悲しいことですが、こういった珍しい動物を売買目的で繁殖させて、手に負えずに逃してしまう素人ブリーダーが結構多いのです。このようなことがないように、去年12月、ライオンなどの大型のネコ科動物を飼うことを禁止する「大型ネコ科公衆安全法(Big Cat Public Safety Act)」が成立しました。

アフリカンサーバルちゃん、いつからいたかはわからないですが、農家さんに見つけられて保護地区に行けたのは良かったですよね。

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