Saturday, March 25, 2023

水中ドローンが撮影した南極の海の中

南極のフジテレビ取材班から、冷たい海の底に広がるサンゴの花畑の映像が届いた。

氷に閉ざされた南極の海。

フジテレビ取材班の水中ドローンは、水深30メートルの海底へ。

水温が低く、深海のような過酷な環境の海底にも、色とりどりのサンゴや海綿が生息し、花畑のような光景が広がっていた。

南極の海の生物にくわしい、東京家政学院大学の岩見哲夫教授によると。

岩見教授「大きい海綿だと、100年以上たっているのも見つかっています。低温ですからゆっくり成長していくので、長生きっていうのが多い」

さらに、岩見教授が標本ではなく、生きている姿を初めて見たという珍しい魚も。

岩見教授「メガネカモグチウオってやつですね。腹びれで体を支えているところなんか、本当に生きていないとわからないですよね。非常に貴重な情報だと思う」

水中ドローンが捉えたありのままの姿は、海水温の変化などがもたらす影響を調べるうえでも、貴重な映像だという。

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