中日のアリスティデス・アキーノ外野手が8日、アグレスタジアム北谷で行われた実戦を想定し、ランナーをつけたシートノックで、持ち前の強肩を披露。2度の“レーザービーム”でスタンドのファンを湧かせた。
無死二塁の想定で迎えた場面だった。右翼前に弾んだ打球にアキーノが猛チャージ。そのままホームにドンピシャのワンバウンド送球を見せ、俊足の二走・高松を悠々とアウトにした。さらに別の場面では、右翼線の打球を処理すると、反時計回りに回転してワンバウンドで二塁に送球。打者走者の星野を憤死させた。
アキーノは昨季メジャーの計測で送球の球速が100マイル(約161・9キロ)台をマークするなど強肩も武器だ。