「阪神春季キャンプ」(7日、宜野座)
阪神の岡田彰布監督(65)が存在感を示す板山祐太郎外野手(28)を高く評価し、今キャンプで初めて個別指導も行った。
板山はシート打撃で1打席目に村上から三遊間を破る左前打。指揮官は「去年のキャンプからもっともっと力があると思ったし、このキャンプも順調に(きている)。オフも過ごして、全然チャンスあるんじゃないかな」と期待を寄せた。
シート打撃後の特打中には打撃ケージ横から、自ら身ぶり手ぶり交えてアドバイスを送った。板山は「右足の着き方と軸足(左足)の向きというか、膝の向きというか、そこをちょっと指摘してもらいました」と明かした。
これまでは21年の43試合出場が自己最多。8年目に勝負をかける28歳は「(監督に)見られているっていうのは当然感じている。アピールしていきたい中で、指摘していただいて、自分のものにしていけるように、しっかりやっていこうと思います」。技術だけでなく、モチベーションも高めた様子だった。