現地2月6日にトルコ南東部で起こった大地震のあと、震源地に近いハタイの女子バレーボールチームの14選手が瓦礫の下敷きとなり、連絡がつかなくなっていると判明した。一連の状況をトルコ・メディア『kazete』などが報じている。
記事によると、同女子バレーボールチームの滞在していた建物が崩壊。14人が瓦礫の下に閉じ込められ、いまだ安否が不明の状況が続いているという。
SNSでも情報が共有されているものの、詳報は分かってはいない。そうしたなかで、同メディアはクラブの会長メフメト・エルケン氏の涙の叫びも紹介している。
「私たちの心はいまにも壊れそうだ。瓦礫の下にいる人々ができるだけ早く救出されることを願っています。私たちのアスリートができるだけ早く戻ってくることを祈っています。亡くなられた国民のご家族に哀悼の意を表します」
今回の地震では、隣国シリアと合わせてこれまでに4300人以上が死亡、1万6000人以上が負傷と深刻な被害が出ている。今でも大勢の人が倒壊した建物などの下に取り残されていると見られており、ひとりでも多くの生存者が救出されることを願う。
構成●THE DIGEST編集部