Wednesday, March 29, 2023

【巨人】横川凱、190センチの長身生かす豪快新フォームは「固まっている、精度を上げていきたい」

 巨人の横川凱投手が7日、宮崎春季キャンプでブルペン入りした。

 第2クール初日を迎えたこの日は雨天のため、木の花ドームのブルペンで投球練習。5日に1軍に合流した左腕は、「アピールするしかないので、とにかくブルペンだったり色んなところでアピールできるようにしっかり準備しました」とここまでを振り返った。

 高卒4年目の昨季は育成契約スタートながら、4月に支配下に返り咲いた。5月29日・日本ハム戦(札幌D)では先発登板したが、4回途中5失点でKOで与えられたチャンスをモノに出来ず。シーズン終了後に自由契約を通知され、今季は再び育成スタートとなった。早期の支配下へ、昨年の秋季練習でフォームを変更。「秋季練習で久保コーチと桑田さんと杉内さんと4人で話し合いながら、右手を高く上げようという話になったんですけど、それがうまく今のところハマっている」。グラブをはめる右腕を高々と上げることによって、その反動を利用して上から左腕を振り下ろす豪快なフォームになり、「これまでとは出力やスピード感というのは全然自分で投げていても違う」と確かな手応えを口にした。

 第1クール最終日の5日には原監督が見守る中、97球の熱投を披露。指揮官は「迫力が出たね。タワーマン(ビルのような男)ピッチャーがまた増えたね」とご満悦だった。「あとは打者に対しての反応だったり、コントロールや精度というのをしっかりとゲームメイクする上でつめていけるように練習ではやっています。バッターとの勝負に集中できるように精度を上げていきたい段階」と横川。第3クールからは紅白戦など、実戦も控えているが「自分も(フォームには)手応えを感じているので、ゲームの中で出せるようにやっていきたい。ブルペンだけではなくて試合で投げてナンボだと思うので、試合でしっかりと投げられるように頑張りたい」と前を見据えた。自らのピッチングをブラッシュアップして、今年こそは飛躍の年にしてみせる。

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