5日に放送されたNHK大河ドラマ「どうする家康」では、服部半蔵(山田孝之)が登場。半蔵が仲間の忍を集める様子が「ピタゴラスイッチ」とネットで話題となった。
この日の「どうする家康」は、今川にとらわれている元康(のちの家康=松本潤)が、“ニセ本多”などと悪口を言われている本多正信(松山ケンイチ)の策を採用。正信は服部半蔵に働きかけるも、かつて松平に仕えた服部一党はすでにバラバラ。「服部家は武家」などと言いだし、正信の申し出を断ろうとするも、正信はわざと金をちらつかせ、達者な口でいいくるめてしまう。
半蔵は炭の中に隠した穴に小さな鉄球を落とすとカラカラと音を立て、地下の皿に当たって音が鳴る。するとつるしてあった竹鈴がカランコロンとなり、それに気づいた一党の残党が「ウォーン!」と犬の遠ぼえのような声を出す。これを聞いた半蔵は自宅の床を外し、その中へ。遠ぼえは遥か遠くまで響き渡り、一党28人が半蔵のもとに集結する。
この仕掛けが、NHKEテレの「ピタゴラスイッチ」のようだとネットで話題に。「今日の家康、途中ピタゴラスイッチ出てなかった?」「ピタゴラスイッチで集まる服部党見てアベンジャーズを感じた」「ピタゴラスイッチ招集」の声が。
また、元康からの「忍びが助ける」という内緒の手紙を受け取った瀬名(有村架純)が両親にこのことを伝え、瀬名の母・巴が、瀬名の幼なじみ・田鶴に「お別れを言いたかった」とこのことを伝え、田鶴がこれまたよかれと思って今川方にこれを伝え、瀬名の奪還が失敗するという展開にも、ピタゴラスイッチを連想する声が。「善意から始まる地獄のピタゴラスイッチの再来」「瀬名、巴、田鶴…の死のピタゴラスイッチは勘弁…」の声も上がっていた。