ロシア軍の占領下にあるウクライナ中南部ザポリージャ州メリトポリ市のイワン・フェドロフ市長は「ロシア軍が教師の家に押し入り、オンライン授業のための電子機器を奪っている」と述べた。
ウクライナのメディア「キーウ・インディペンデント」が6日、伝えた。
フェドロフ市長はロシア軍は「占領地にいる人々が、ウクライナのカリキュラムでオンライン授業を受けることを恐れている」とし、教師に対して「学校に来て、ロシアのカリキュラムに従って子どもに教えるよう強制している」とも述べた。
市長によると、22校のうちオンライン以外で授業をしているのは10校だけで、市教育局の職員約2900人のうち、ロシア軍への協力に同意したのは300人足らずだという。