Friday, September 22, 2023

EXIT兼近は芸能界に必要か? 2度の逮捕、強盗犯ルフィとの接点発覚も擁護の声が多いワケ

お笑いコンビ「EXIT」兼近大樹(31)が、広域強盗事件の指示役「ルフィ」こと渡辺優樹容疑者(38)と過去に知り合いだったと認め、異例の事態に芸能界に激震が走っている。

兼近は1日、ライブ配信した自身のYouTubeチャンネルで「今も仲がいいということは一切ない」と、10年超にわたり絶交しており、今回の一連の強盗事件とは「一切関係ない」と説明したが、1日に出演する予定だった『イヴ・サンローラン・ボーテ』のイベントが中止になるなど、余波が出始めている。

■松本人志、谷原章介…擁護派が次々と

これを受け、芸能界ではダウンタウンの松本人志(59)が自身のツイッターで「兼近に頑張ってほしいなー」と投稿。俳優の谷原章介(50)も、自らがMCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」で「まだまだ更生の途上だと自覚して努力しよう、これからもっと良くしようとしていく兼近さんのことを信じて応援していきたいなと、僕はとても強く思っています」と発言するなど、擁護の声が次々に上がっている。

ネットでも、《罪を犯した人が更生出来る社会づくりは絶対に必要だが、華やかで子供たちがテレビをつければいつでも見れるような芸能界では難しいよね》《やってしまった事はどうにも変えようがないし、償ったのならそれでいいけど、やってしまった以上は道が狭まるのもしょうがない事と受け入れる必要もあると思う》

と、一方的に兼近を批判するのではなく、冷静な意見が目立った。

中には《闇営業しただけの宮迫博之が許されなくて、兼近が擁護されてるのがウケる》と、宮迫をチャカしつつも兼近擁護の基準に疑問を抱く声も上がっている。

■「芸人として笑えない」と思う人も

「兼近さんは極貧で高校を辞め、家族のために働き、ベビーシッターをしていたという、売れた過程でこれまでについた“根は良い人”のイメージに救われている部分が大きいと思います。彼の場合、生い立ちを考えたら仕方がなかったと言いたくなるところが擁護の理由になっていると思いますが、『闇社会の人間と関わっていた芸人では笑えない』と思う人がいることも、仕方がないといえます」(情報番組制作スタッフ)

兼近が芸人という立場だからこそ、「過去に犯罪を犯した人で笑うべきか?」と無意識に制御してしまう視聴者がいてもおかしくはない。お笑い芸人という役割と過去の犯罪歴との相性は悪く、そうなると、いずれ「お笑い芸人としての兼近は、芸能界に本当に必要か?」という流れになったとしても不思議ではない。

「犯歴がある人を善悪の二元論で語ると、決着がつかないでしょう。人それぞれの判断ですからね。ですが、今回の一件で兼近さんのことを『良い人』と見ているとしても、『芸人として面白い』と心から思っている人はさほど多くなかったことが露呈しつつあるように思います」(同)

人の良さだけでなく、芸人として唯一無二感があれば、兼近も芸能界不要論を跳ね返すことができるだろう。こんな時こそ地道に芸を磨くしかなさそうだ。

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