日本ではダメで、他の国でも法律次第ではってことだけど。
ゴツゴツのタイヤを履いたスクランブラースタイルな電動バイクの「District Scrambler」。大容量のバッテリー交換式で、予備があれば充電の待ち時間なく長時間走れるのがいいところ。ミニマルなデザインで、ステキカフェまでの足としても良さそうじゃない。
走行モードを選べる機能がある
さらに「District Scrambler」には面白い機能が搭載されています。それは走行モード選択機能。普通の電動バイクにもついているありがちなものだとは思ってはいけません。
なんてったって「District Scrambler」の走行モードには、最高速度を27マイル(約43km/h)に制限するeバイク(電動自転車/電動アシスト自転車)モードがあるんですよ。
「どんなメーカーのEVバイクよりも、合法的に走れる場所が多い」というだけあって、公式サイトでは歩道をノーヘルで走っている動画が公開されています。このモデルが製造されたオハイオ州クリーブランドでは、それでOK、ということなんでしょうね。
フルパワーなモードの最高速は70マイル以上(約113km/h以上)。ピークパワーは17kW、最大トルクは280Nm。数値上の話ですが、このトルクは2011年のインプレッサWRXや、2020年のスカイラインハイブリッド級。負荷の高い場所でも難なく走れるんでしょう。とはいえ電動バイクで川を渡るというのはとてつもなくチャレンジャーだ。
気になるお値段は7,800ドル(約102万円)です。日本の歩道走行可能ルールとはマッチしないけど、いち充電で最高120マイル(約192km)走れるバッテリー性能は、車道&山道用バイクとして求める声が多そうですよね。
Source: Land