「日本大相撲トーナメント」(5日、両国国技館)
初場所で十両優勝した元大関の朝乃山は、十両トーナメント2回戦で敗れた。1回戦で武将山を寄り切り。2回戦で北の若に寄り切られた。「ケガなく終われたが、ファンの方には申し訳ない気持ち」と無念の表情。それでも「来年のトーナメントは幕内で出たいし、その時は優勝を狙っていきたい」と前向きに語った。
春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けては、出稽古にも意欲的。「部屋の子とやるより、他の部屋の関取衆と肌を合わせることが大事。機会があれば行きたい」と話した。
今月中旬には、故郷の富山で激励会も開催される予定。ひさびさとなる本格的な里帰りに「富山県の応援は力になる。しっかりとあいさつしたい」と地元への感謝の思いをにじませた。