国際スケート連盟(ISU)は5日、フィギュアスケートの「ISUスケーティング・アワード」を開催し、「最優秀選手賞」は昨年の北京五輪男子金メダルのネーサン・チェン(米国)が選ばれた。
2021年のGPシリーズや22年の大会が選考対象で、アイスダンスのガブリエラ・パパダキス、ギヨーム・シゼロン組(フランス)、女子のアンナ・シェルバコワ(ロシア)の、いずれも北京五輪金メダリストが最終候補者に名を連ねていた。
初代最優秀選手で昨年7月にプロ転向した2014年ソチ、18年平昌五輪連覇の羽生結弦さんは21~22年シーズンのショートプログラム「序奏とロンド・カプリチオーソ」で「最優秀衣装賞」、「最優秀プログラム賞」にノミネートされていた。「最優秀衣装賞」はアイスダンスのマディソン・チョック、エバン・ベーツ組(米国)、「最優秀プログラム賞」はガブリエラ・パパダキス、ギヨーム・シゼロン組に決まった。
女子の渡辺倫果(TOKIOインカラミ・法大)が最終候補者になっていた「最優秀新人賞」はイザボー・レビト(米国)が選ばれた。
以下、各賞の受賞者。
▼最優秀新人賞 イザボー・レビト(米国)
▼最優秀衣装賞 マディソン・チョック、エバン・ベーツ組(米国)
▼最優秀振り付け賞 シェイリーン・ボーン(カナダ)
▼最優秀コーチ賞 パトリス・ローゾン(カナダ)
▼特別功労賞 カタリナ・ビット(ドイツ)
▼特別賞 イリア・マリニン(米国)
▼最優秀選手賞 ネーサン・チェン(米国)
▼最優秀プログラム賞 ガブリエラ・パパダキス、ギヨーム・シゼロン組(フランス)