イギリス『ガーディアン』は、ボーンマス戦で決勝点を奪ったブライトンMF三笘薫を称賛した。
レスター戦(2-2)では見事なミドルシュートを沈め、リヴァプールとのFAカップ4回戦(2-1)では芸術的なタッチから後半アディショナルタイムに決勝点を奪っていた三笘。絶好調の日本代表ウインガーは、4日に行われたボーンマス戦でも先発入り。するとスコアレスで迎えた87分、ジェレミ・サルトミエントのクロスを頭で押し込み、これが決勝点に。ブライトンに1-0の勝利をもたらしている。
これで公式戦では3試合連続ゴール、さらに2試合連続で劇的な決勝点を奪った三笘。地元メディアでもチーム最高評価を得るなど絶賛が相次いでいるが、『ガーディアン』もそのパフォーマンスを称えている。
「三笘薫は、終盤に決勝点を挙げるのが十八番になっているようだ。素晴らしいゴールでリヴァプールをFAカップ敗退に追いやってから6日後、この日本代表ウインガーは再びやってのけた。ブライトンは残留争い中のボーンマスの執拗な攻撃をしのぎ、ヨーロッパ大会への挑戦を続けることとなった」
「三笘の最近の活躍から見ると、この試合は最後の5分間まで比較的静かなものであった。しかし直近7試合で5ゴールを奪い、ドリブルの技術について大学の卒業論文を書いていた25歳は、5位トッテナムに2ポイント差に迫ったブライトンにとって大きな違いをもたらす存在だ」
これで直近公式戦6試合で5勝目(1分け)を挙げたブライトン。1試合消化の多い5位トッテナムとは2ポイント差に迫っている。